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「月まで届け、月から届け」(2024/05/07の日記)

バンド「石鹸屋」が先日リリースした東方ボーカルアレンジアルバム『永夜程度』が届いた。新作東方アレンジアルバムとしては、2018年の『命路回遊』より6年ぶりとなる。


御影漠氏の美麗なイラストが飾るジャケットから見て取れるように、藤原妹紅と蓬莱山輝夜の楽曲をそれぞれアレンジした2曲『またReset』『何を言っても足りない』を中心とし、サポートGt.を担当する小林ヒロト氏が編曲を手掛けた『ケニヤサハナム』『The Digger's Dinner』『ヴワルアイデンティティ』、コンピレーションアルバム参加楽曲(カバー楽曲)である『黄昏のイドラデウス』『嫉妬はSHITチルノのパーフェクトさんすう教室』、先日の超東方LIVEステージにおいて初公開ながら会場(と神主)を沸かせたキラーチューン『武装忠義』の計8曲で構成されたアルバムとなっている。

早速聴いたんですが、めっっっちゃめちゃ良い……!!!
熱量・勢いは相変わらず、それでいて配信先行シングルや4thオリジナルアルバム『Yellow Geranium』などを経由した"今の石鹸屋"が繰り出す東方ボーカルアレンジはこうなるぞ!!! というような新しさもまざまざと感じられた。
個人的にかなり刺さった曲である『The Digger's Dinner』はその点で象徴的だ。Bメロの怪しさ漂うフレーズに、秀三氏が紡ぐキャラクターへの解像度の高いリリックが乗り、唯一無二な雰囲気を醸し出している。それでいてサビには曲名を叫ぶパートがあり、「石鹸屋らしさ」ともいえるようなポイントも押さえている。ライブで映える楽曲という実感を受けたので、6月1日より大阪からスタートするライブツアーでの披露がとても楽しみだ。


共に不老不死の存在である妹紅と輝夜の関係性を歌い上げた2曲はセットで聴いていただきたい。『東方永夜抄』発売から20周年を迎えた2024年におけるかぐもこ最前線が、ここにはある。下記リンクの石鹸屋公式BOOTHにて購入できますので是非!!!


ちなみに、『嫉妬はSHITチルノのパーフェクトさんすう教室』はかの『チルノのパーフェクトさんすう教室』(2008年)のカバーとして2019年発売のコンピレーションアルバムで発表されているので、歌詞が「早くも気付いて11年」となっている。16年になっちゃったね……。時の早さったら最速ね!


爽みたいなスフレケーキがあったので買った。バニラ味でシャリシャリクリーム、言いたいことは分かるけど事前情報なしで爽にたどり着くかと言われると……?


ズルじゃねぇそれ!!!???


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