見出し画像

完全通信制で野菜ソムリエをとってみた〜その6:ベジフル入門③

前回の投稿はこちらから
テストに向けて復習のつもりで各講座の要点をまとめていきたいと思います。

ベジフル入門③果物の知識のポイント

特に消費量の多い8品目(イチゴ、スイカ、ナシ、バナナ、ブドウ、ミカン、メロン、リンゴ)に関して、知らなかったことや、誰かに話したときにネタになりそうなことをまとめています。

イチゴ

・旬は5-6月。商業的には12月、Xmasシーズンに生産量最大。
・夏前にランナーを切り離して、冷蔵庫で花芽分化、秋に植え付けして、電照とハウスで春を再現するため、本来の旬ではない。
・種が本当の実。

スイカ

・アフリカ中央の砂漠地帯が原産。
・カットフルーツの代表。大型より小型が求められる。
・シャリ感があるものがよい。

ナシ

・中国ナシ、西洋ナシ、日本ナシの3種
・ヒマラヤ、チベットが原産で、そこから中国と西洋に伝わり、中国を通して日本に伝来。
・歴史は古く日本書紀に栽培について書いている
・日本ナシ(サンドペア)がシャリ感があるのに対し、西洋梨(バターペア)は無い
・日本では幸水と豊水で6割くらい
・皮のそばは甘く、種のそばはすっぱい

バナナ

・緑の状態で輸入し、エチレンガスで追熟する(デンプンの糖化)
・植物防疫法に基づき、緑色の未熟なバナナしか認められない
・常温で保存

ブドウ

・日本では生食が多いけど、海外だとワインかドライフルーツの消費量が多い。
・種無しブドウは数回ジベレリン処理して作られる。
・実につく白い粉(ブルーム)はキュウリと一緒。
・ヨーロッパ系は温暖で乾燥している地域で栽培。
・アメリカ系は高温多湿の地域でも大丈夫。
・日本はヨーロッパとアメリカ系の掛け合わせ品種が多い。

ミカン(温州ミカン)

・皮が柔らかく食べやすいものがミカンと呼ばれる。
・海外ではsatsumaorangeと呼ばれる。
・核家族化で箱買い需要が減っているため、全体として消費量が減っている。
・皮がふかふかしているものは「浮皮」と呼ばれ、実の生長が追いついていないもの。品質は悪い。
・腰高よりとんぺいのものがよい。
・隔年結花をする。一年置きに表年と裏年が来る。表年は美味しくて多収。裏年は大味で収穫量も少ない。
・ヘタが小さいと枝が細いため、美味しい(らしい)

メロン

・アンデスメロンは安心ですメロン。
・ネットメロンが主流だけど、最近はネットなしのものも増えてきている。
・追熟すると柔らかくはなるが、糖度は上がらない。

リンゴ

・落葉樹で、寒い地域に多い。
・極早生の旭は英語でmacintosh PCマックのリンゴ
・早生のつがる
・中手のジョナゴールドと紅玉
・晩生のふじ(ふくろがけ無しはサンフジ)、王林。
・ジョナのつるつるは、wax 油上がりすると食べ頃。
・ふじはブルームがでる。

所感

・野菜のほうは知っていることが多かったけど、果物については知らない情報が多かった。

次回に続く!

北海道で新規就農をしています。このシリーズはテストまで毎日更新予定!
野菜ソムリエの取得を検討したり、目指している方の参考になると嬉しいです。スキやフォローしていただけると励みになります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?