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【キャリア形成】ワーママは自分のキャリアを横に展開するのがおすすめ

今、3人目の育休復帰から3年経ちました。

今年から異動になり、周りからは出世コースと思われています。私自身は上に上がるのがすごく嫌で内示の日は泣いて非常に落ち込みましたが、逆にキャリアアップを図りたいという方には参考になるかもしれません。

私がやったこと。
それは1人目育休の時期から、仕事をいつか辞めたいと思っていたので、自分のキャリアに掛け算要素を作ったことです。

具体的には、英語を使う業務なので
ある程度英語に磨きをかけつつ、中国語をできるようにしたことです。

それが結果的に
英語も中国語もできる人
という市場価値に結びつきました。

人のキャリア構築の観点は、いくつもあると思いますが、大きく分けて3タイプあると言われます。

①スキルベース
その専門分野で縦軸にキャリアを展開します。上位5%くらいの人になり、その業界のスペシャリストとして市場価値が高まります

②コミュニケーションベース
人間関係でキャリアアップを図るタイプ。調整役に長けており、上役に重宝がられます。本人がそれを望んでいる場合はいいですが、時として自分の存在価値に悩み、無意識にやっていることでも職場環境次第では嫉妬もされるタイプです。

③ポジショニングベース
◯◯✖️△△というように異分野同士の掛け算でキャリアアップを図り、希少性で市場価値が高まるタイプ。一つの分野で上位1%の100分の1になるより10分の1✖️10分の1で結果100分の1の存在になるイメージです。ちなみに私はこのタイプに近いと思います。このタイプの悩みは、専門分野をある程度は極めていないと、中途半端感が抜けないことです。

私に限らず育休などで一時キャリア中断、もしくはキャリアダウンを図る人には、③ポジショニングベースでキャリア構築を図るのがいいのではと個人的に思います。

①は、男性や中断せずに働き続ける人達と同じ土俵で勝負しないといけませんし、②は異動のある流動性の高い職場だと人の入れ替わりが激しく、自分のコミュ力が発揮できない場合もあります。

その点③は保険がききやすく、自分にしかできないニッチな部署に配属される可能性が高まりますし、職場としても、再び同じような人材を確保するのは難しいとなれば、ある程度のわがままを聞いてもらえたりします。特に、上司にも同じような存在がいないと、自分の裁量が大きくなります。

女性が持続可能な形で自分の裁量権を持てるキャリアアップを目指せるよう、私も世の女性と共に努力したいと思います。

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