総理と短編文学賞と1通の封筒
先日、総裁選のニュースを見て、このようなネタを思いついて書いたのですが、合わせてもうひとつ思い出したことがありました。
去年の初めごろ、総理大臣がデモの首謀者を説教して闇に始末するという短編小説をある文学賞に応募しました。
文学賞の発表ってだいたい時間がかかるもので、忘れかけていたある日、ポストを開けたら、主催者から1通の封筒が届いていました。
「奥さん、○○社からこんなものが届いたんだが、何かと思うかね?」
妻はテンションが上がり
「え、マジで?なんか賞とったってこと?」
「そうかね?これ封筒パンパンやしね」
「賞金とかあるん?」
「確か10万から50万くらいやったような」
「10万でもデカイじゃん、開けてみて!」
「ようやく時代が俺に追いついたみたいやな、開けるぞ」
この度は、弊社主催の短編文学賞にご応募ありがとうございました。
つきましてはこの節目の回に応募してくださいました皆様にアンケートのご協力をお願いします。
がく~ん!
一気に冷める妻。
「そんな紛らわしい物送るな、どうしても送りたかったら、封筒にアンケート在中と表記しろって書いて送り返せ!」
と言われる始末。
よく読むと、皆様からいただいたアンケートは○○誌に掲載させていただく可能性があります。
掲載の可能性をチラつかされると・・・ちゃんと書きますがな。
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