これから山口ゼミを目指す未来のプロ作曲家へ

僕は作曲家を目指すサラリーマンだ。
大人になってから作曲の勉強を始め10年になる。
いまだ大物アーティストへの楽曲提供は無い。
くすぶっている。
音楽スクールで作曲を習ってみたりしたけれど、デビューにはつながらなかった。

そんな折、山口ゼミに出会った。
主催者の山口哲一さんの著書を読み、感銘を受け、名前を検索したら山口ゼミがヒットした。
ちょうど2021年10月からの34期生を募集中だったので、迷わず応募した。

山口ゼミは3つの意味で衝撃だった。
1つ目は「コライト」だ。
皆さんはコライトをご存知だろうか。
コライトとは、複数の作曲家やアーティストが集まって、協働で1つの楽曲を作ること。
山口哲一さんと、同じ山口ゼミの講師を務める伊藤涼さんが日本で最初にコライトを広めたと言われている。

コライトで作る楽曲はクオリティが高く、採用につながりやすく、何より協働作業が楽しく、作曲のモチベーションが上がり、長く作曲を続けられるのだと、山口ゼミの先輩が話してくれた。
皆んなで意見を出し合いながら作る過程で成長もできる。
『コーライティングの教科書』(著: 山口哲一、伊藤涼)を読むとコライトについてよく分かるので、ぜひご参照いただきたい。
山口ゼミと、その後に続くより実践的な山口ゼミextendedでコライトを学ぶことができる。
山口ゼミではぜひコライトを楽しみにしてほしい。

2つ目は、徹底的にプロクオリティにこだわっている点だ。
山口ゼミでは作曲した楽曲の公開添削の授業がある。
そこでは自分の楽曲がプロレベルに対して何が足りないかをじっくりアドバイスされる。
僕は自分の楽曲に多少の自信があったのだが、1回目の公開添削で自信が打ち砕かれた。
対象のアーティストが求める楽曲になっていない、
ボーカルの音質が悪い、
アレンジが古い(今っぽくない)、
そもそもバラードを作ってもあまり需要がない、
華やかな明るい楽曲の方が需要がある。
自分のレベル不足を初めて知り、ショックではあったが逆に嬉しかった。
プロレベルに対する自分の立ち位置が分かったし、課題が分かったからだ。

山口ゼミとその後のextendedで、もう5回楽曲を提出し、5回の評価を受けた。
5回目にして初めて「曲はすごく良い。日本人の心の琴線に触れる歌だ」と高評価をいただけた。
すごく嬉しくて、彼女にLINEした(笑)。
山口ゼミに入って成長したことを実感できた。
山口ゼミで毎回 楽曲を提出していれば必ず力が付く。
確実にプロに近づける。
ぜひ少しでも興味があったら、山口ゼミの門をたたいてほしい。

3つ目に、山口ゼミ卒業生でCo-Writing Farm所属の先輩が初の採用曲でレコード大賞の大賞を受賞したことだ。
皆さんはDa-iCEの「CITRUS」という楽曲をご存知だろうか。
これは山口ゼミの卒業生で構成されるCo-Writing Farmのメンバーが作曲した楽曲だ。
山口ゼミからレコード大賞を受賞した先輩が出たということは衝撃だった。
僕も先輩のようになりたい。
来週、ゼミでレコード大賞を受賞した先輩の講義が予定されている。
お話を聞くのがすごく楽しみだ。

山口ゼミ、そしてCo-Writing Farmでは作曲家どうしの横のつながりを大事にしている。
仲間になったメンバーどうしでコライトを行うことも日常茶飯事だ。
一人で作曲を続けるのはつらいけど、仲間がいれば頑張れる。
ぜひ山口ゼミの門をたたいて、山口ゼミのネットワークに参加してほしい。

僕は山口ゼミに入って、作曲家を目指すモチベーションが高まったし、努力の方向性も分かった。
山口ゼミに入って本当に良かった。
成長し、仲間と共に切磋琢磨しながら、未来のレコード大賞を目指したいと思う。
皆さんもぜひ山口ゼミに少しでも興味があったら参加してほしい。
皆さんのご参加を心よりお待ちしています。
一緒に頑張りましょう。

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