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日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(24):『脱力』とは何か①〜主動筋と拮抗筋を理解する

こんにちは!

今回は『脱力』と言う言葉について情報共有して行きましょう!

・力を抜いてプレーするんだよ
・力を入れちゃダメだよ
・一瞬力を入れるだけであとはリラックスだよ

こんな内容のアドバイスをもらった事はありませんか?

アドバイスをもらったは良いものの、感覚を掴めずに終わってしまった。。。

こう言う方は多いのでは無いでしょうか。

本コラムは『脱力』を筋肉の視点から深掘りして行きましょう。

1. 人間が身体を動かす時は必ず支点がある
→肘を曲げる、手首を回す、指を曲げる。全ての動作は必ず支点があります。ここがしっかりと『固定』されている事もとても重要です。


2. 主動筋、拮抗筋が作用する
→膝を例にしましょう。
膝を伸ばす時に使う筋肉は大腿四頭筋。
膝を曲げる時に使う筋肉はハムストリング。
この様に支点から逆の動きをする時に使う筋肉を主動筋と拮抗筋と呼びます。


3. 主動筋と拮抗筋の両方に力が入っている
→スポーツにおいては、主動筋に力が入る ➡︎ 拮抗筋に力が入る ➡︎ 最低限の動きに見える
これが
・流れる様プレー
・力が入っていない様に見えるプレー
の正体です。

『脱力』の感覚が掴めない人は入れるべき力の順番が間違っているのです。

主動筋と拮抗筋。同時に力が入ってしまっているパターンが多いです!全身に力が入ってる人ですね。

知識をつけて、どの拮抗筋に不要な力が入っているのか調べてみましょう。

バドミントンに特化した理学療法士や柔道整復師に聞いてみる事も良いかも知れませんね!

片山さんと五十嵐さん出番ですね!笑😆
いつもありがとうございます❗️

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