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【第4回マリカにじさんじ杯】本戦の考察・予想をしてみた

2021年12月22日深夜、にじさんじ所属の剣持刀也氏のチャンネルにて、マリカにじさんじ杯の第4回大会の本戦説明と準々決勝の抽選が行われました。

本記事では、抽選を元に準決勝進出者~決勝順位までを予想していこうと思います。

準々決勝〜準決勝〜決勝

準々決勝は42名、4リーグで行われます。
(A・Dリーグ:11名、B・Cリーグ:10名)
各リーグから上位6名、計24名が準決勝に進出します。

準決勝は、2つのリーグで行います。
(便宜上①、②とします)
①はA・Cリーグの1位、3位、5位、B・Dリーグの2位、4位、6位の12名で構成されます。
逆に、②はA・Cリーグの2位、4位、6位、B・Dリーグの1位、3位、5位の12名で構成されます。

準決勝リーグは準々決勝の結果を元に作られます。
そのため、準決勝が強豪同士のつぶし合いになることも予想されます。
ただし、そもそもにじさんじの「24強」の時点で、すでに相当のレベルなのは間違いありません。

よって、準決勝の両リーグとも「魔境」になることは避けられないでしょう。
テクニック、知識、判断力、ひらめき、運…
全てを上手く使い、見事に地獄を越えた12名だけが、決勝に辿り着けるのです。

準々決勝Aリーグ概略

愛園愛美(予選Aリーグ5位)
安土桃(予選Aリーグ3位)
天宮こころ(予選Bリーグ2位)
アクシア・クローネ(予選Fリーグ1位)
弦月藤士郎(予選Dリーグ5位)
笹木咲(予選Cリーグ2位)
椎名唯華(予選Eリーグ同率4位)
シェリン・バーガンディ(予選Gリーグ2位)
春崎エアル(シード枠)
ベルモンド・バンデラス(予選Fリーグ3位)
ローレン・イロアス(予選Dリーグ4位)

そこそこ強いメンツが揃いましたね。
シード枠こそ王子のみですが…
今大会優勝候補筆頭のシェリンに、第2回大会決勝3位の笹木。
更にはスローンズの2人、逆襲に燃える桃ちゃんや弦月、あまみゃなどなど…。

正直、Aリーグはかなりシビアな争いになることが予想されます。
マリカ杯だけでなく、数々の大会で実績を残してきた猛者による戦いなのです。
激戦は必至です。
それでも、次のBリーグと比較したら、まだ良心的でしょうか。

準決勝進出者予想

①アクシア・クローネ
②笹木咲
③シェリン・バーガンディ
④春崎エアル
⑤天宮こころ
⑥安土桃

準々決勝Bリーグ概略

イブラヒム(シード枠)
叶(シード枠)
葛葉(予選Dリーグ1位)
渋谷ハジメ(予選Aリーグ2位)
葉加瀬冬雪(予選Fリーグ5位)
不破湊(シード枠)
星川サラ(予選Bリーグ1位)
社築(シード枠)
雪城眞尋(予選Dリーグ2位)
竜胆尊(予選Eリーグ同率4位)

やはり今年も出来上がってしました。
伝統の「魔境リーグ」です。
準々決勝の時点で、すでに第2回大会の決勝レベルと言っても遜色ないでしょう。
第3回大会のファイナリストが5人に、第2回のチャンピオンまで。
準々決勝の中で最も厳しい戦いが予想されます。

葛葉、叶、ふわっち、星川、イブラヒム、やしきずの「シード経験組」が抜けるのが第一感。
ですが、前例を考えるとどうにもそんな綺麗にはいかないような気がするんですよねぇ…

第2回大会《本戦Cリーグ》。
前回王者の鳴くんを差し置いて勝ち抜けたのは、むしろ初心者寄りだったアンジュでした。
また、第3回大会《準々決勝Bリーグ》。
優勝候補に押し出され、予選TOPの成績であったあまみゃ、ヒスピが敗退しました。
そして、第3回大会《準決勝Aリーグ》。
敗れたのは、第2回大会の覇者であり準々決勝でも2位を取っていた葛葉でした。

このように、本命や予選好成績者が綺麗に抜けるとは言い切れないのがマリカ杯なのです。
考えたくない!でも、やっぱりあり得るのです。
優勝候補の、準々決勝敗退も…

準決勝進出者予想

①不破湊
②叶
③葛葉
④イブラヒム
⑤星川サラ
⑥社築

準々決勝Cリーグ概略

卯月コウ(予選Eリーグ2位)
加賀美ハヤト(予選Aリーグ4位)
三枝明那(予選Eリーグ1位)
奈羅花(予選Bリーグ4位)⇒怪我により辞退
アンジュ・カトリーナ(予選Eリーグ6位)⇒奈羅花のリザーバー
伏見ガク(予選Fリーグ2位)
フミ(予選Gリーグ5位)
フレン・E・ルスタリオ(予選Bリーグ3位)
魔界ノりりむ(予選Cリーグ4位)
夜見れな(予選Gリーグ4位)
レオス・ヴィンセント(予選Cリーグ1位)

若干失礼な物言いにはなってしまいますが…
Bリーグからは一転、比較的穏やかなリーグとなりました。
シード枠は不在、前回の決勝進出者がまさかの明那のみ。
(準決勝敗退がコウ、にゃらか、ガッくん、フレンの4名)

明那、レオスが頭一つ分抜けているでしょうか。
実績や可能練習量、センスなどを考慮すると、フレンが次点…?
何にせよ、全員にチャンスがありそうです。

これは私の考え方ですが。
より楽なリーグに入れるのも、好成績を残す資質だと思っています。
つまり、「運」もまた実力なのです。
ただしそれが通用するのは準々決勝まで。
にじさんじのマリカ杯は、もはや準決勝ですら「鬼の巣窟」なのです。
それほどまでに、この大会はハイレベルなものになりました。

準決勝進出者予想

①三枝明那
②レオス・ヴィンセント
③卯月コウ
④フレン・E・ルスタリオ
⑤伏見ガク
⑥フミ

準々決勝Dリーグ概略

アルス・アルマル(予選Aリーグ1位)
える(予選Bリーグ5位)
甲斐田晴(予選Cリーグ3位)
神田笑一(予選Dリーグ3位)
剣持刀也(予選Gリーグ3位)
空星きらめ(予選Eリーグ3位)
月ノ美兎(予選Fリーグ4位)
長尾景(予選Gリーグ1位)
成瀬鳴(シード枠)
本間ひまわり(シード枠)
リゼ・ヘルエスタ(予選Cリーグ5位)

Bリーグほどではないですが、こちらもやや厳しめのリーグとなっております。
大会決勝常連の鳴くん、神田君、アルスはもちろんのこと。
第3回大会ファイナリストのほんひま、剣持。
前回準決勝で敗れるも優勝候補に挙げられるまでに注目され、今大会の予選でもシェリンを抑えて1位で抜けた長尾。
正直、かなりしんどいメンツで走るリーグとなっております。

綺麗に抜けるとしたら上記6名でしょう。
ですが、先述した通り波乱は普通に起こるものなので、まだ全然分かりません。
個人的には、きらめちゃんと甲斐田君は怖いなぁ…と。

準決勝進出者予想

①長尾景
②成瀬鳴
③アルス・アルマル
④本間ひまわり
⑤神田笑一
⑥剣持刀也

準決勝

準決勝は、先述した通り準々決勝の順位によって、12人が2つのリーグに振り分けられます。
よって、誰と誰がマッチアップする…といった予想はほぼ立てられません。
若干の偏りは予想されますが、1つ言えるのは「すでに決勝レベル」ということです。
もちろん、3年前の第1回大会の決勝とは比べ物にならないでしょう。
下手したら、両リーグとも第2回大会の決勝よりもハイレベルになるかもしれません。

準決勝を突破したら、そのまま決勝です。
そのため、今回は決勝の順位も包含して予想してみました。
私の本命は…不破湊!
シルバーコレクターが、ついに念願の個人タイトルを手にすると予想しました。

シェリンに関しては、地力なら間違いなくにじさんじ最高のレーサーでしょう。
練度、知識、判断力の全てが一級品です。
ですが、大舞台での「慣れ」を考慮すると、どうしても1位予想は出来ませんでした。
同じ理由でアクシア君も今大会は厳しいかなぁと。
また、長尾はやや知識面に不安があり、鳴くんは前回王者ということもあって猛マークされると予想しました。

元ゲマズや決勝経験組などの古豪もメチャクチャ気になりました。
特にクロノワの2人は大舞台に強く、時として信じられない集中力を発揮します。
ですが、元来の多忙さ故の準備不足がたたって、表彰台圏外になると読みました。
というか、古参組は揃って忙しいので、多分準備が間に合わないでしょう!
練習時間の確保も、優勝には欠かせない要素かと。
じゃあふわっちは?
とか考え始めると、もう訳が分からなくなってきます。
もう全員優勝でいいよ(諦め)

決勝進出者予想(=決勝順位予想)

①不破湊
②シェリン・バーガンディ
③成瀬鳴
④叶
⑤長尾景
⑥葛葉
⑦アクシア・クローネ
⑧三枝明那
⑨アルス・アルマル
⑩笹木咲
⑪星川サラ
⑫本間ひまわり

「にじさんじ」という組織について

本大会でのレート1万超え達成者は、私が知る限りでは12月21日時点で5名います。
(シェリン、鳴くん、笹木、長尾、明那)
実際は、もう何人かいるかもしれません。
そして、レートに潜ってないだけで1万相当の実力を持つ人はもっといるかもしれません。

そう考えると、にじさんじとは恐ろしい組織だなぁ…と。
APEXや雀魂やスプラなどの大会のときも、毎回同じことを考えるのですが。
やはり一組織としては異様なほど、多岐にわたって高レベルな人間が多いのです。
だからこそ、そんな彼らが優勝トロフィーを奪い合う大規模大会は、ド派手に盛り上がるのです。

まとめ

準々決勝4リーグの予想までは楽しかったです。
ですが、準決勝2リーグの予想は、正直本当に苦しみました。
3年前なら優勝すら狙えたレーサーが、準々決勝時点で20人近くもいるんですよ!
こんな残酷なことあります!?

第4回大会の本戦は、12月26日(日)に行われます。
この日、第4代王者が決まるのです。
2021年最後の戦い!
皆様、お見逃しなく。

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