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【第4回マリカにじさんじ杯】本戦予想の答え合わせと総評

※12月27日
2021年12月26日、第4回マリカにじさんじ杯の本戦が行われました。

前回の記事で、本戦各レースの勝利者予想をいたしました。

本記事では、実際に答え合わせをしていきます。

順位完全一致(同率→前後までOK):◎
予選進出予想の一致:○
予選進出予想の不一致:✖

準々決勝Aリーグ

愛園愛美(予選Aリーグ5位)
安土桃(予選Aリーグ3位)
天宮こころ(予選Bリーグ2位)
アクシア・クローネ(予選Fリーグ1位)
弦月藤士郎(予選Dリーグ5位)
笹木咲(予選Cリーグ2位)
椎名唯華(予選Eリーグ同率4位)
シェリン・バーガンディ(予選Gリーグ2位)
春崎エアル(シード枠)
ベルモンド・バンデラス(予選Fリーグ3位)
ローレン・イロアス(予選Dリーグ4位)

【準決勝進出者予想】
①アクシア・クローネ
②笹木咲
③シェリン・バーガンディ
④春崎エアル
⑤天宮こころ
⑥安土桃

【実際の結果】
○ ①シェリン・バーガンディ(50点)
◎ ②笹木咲(38点)
○ ③春崎エアル(29点)
○ ④アクシア・クローネ(28点)
◎ ⑤天宮こころ(22点)
✕ ⑥ローレン・イロアス(21点)

第1レース:サンシャインくうこう
第2レース:ビッグブルー
第3レース:DS ワリオスタジアム
第4レース:GC シャーベットランド

シェリンの強さが滲み出た4レース。
悪魔的な走りでぶっちぎりの1位通過。
昨年のリベンジに成功し、彼としてはとりあえず目標達成とのこと。
(曰く「あとはウィニングラン」)

笹木、王子といった古豪も地力を見せつけました。
次いでシード経験者の笹木、王子も無事に通過。
スローンズの2人とあまみゃが滑り込んで順位確定。
ちなみに、5~10位は5点以内の大混戦でした。
アイテム1つで進出者が変わっていてもおかしくない、非常にシビアなリーグでした。

弦月、桃ちゃん、愛園さん、ベルさん、しぃしぃはここで敗退。
僅差ゆえに、それこそ別のリーグに入っていれば…なんてことも考えてしまいます。
また次回以降に期待しましょう。

準々決勝Bリーグ

イブラヒム(シード枠)
叶(シード枠)
葛葉(予選Dリーグ1位)
渋谷ハジメ(予選Aリーグ2位)
葉加瀬冬雪(予選Fリーグ5位)
不破湊(シード枠)
星川サラ(予選Bリーグ1位)
社築(シード枠)
雪城眞尋(予選Dリーグ2位)
竜胆尊(予選Eリーグ同率4位)

【準決勝進出者予想】
①不破湊
②叶
③葛葉
④イブラヒム
⑤星川サラ
⑥社築

【実際の結果】
○ ①葛葉(35点)
○ ②(同率)イブラヒム(33点)
○ ②(同率)不破湊(33点)
◎ ④(同率)星川サラ(26点)
✕ ④(同率)竜胆尊(26点)
◎ ⑥社築(21点)

第1レース:3DS ミュージックパーク
第2レース:3DS ネオクッパシティ
第3レース:GC ベビィパーク
第4レース:GC シャーベットランド

大魔境Bリーグ。
やっぱり荒れたー!!!
Aリーグとは異なり、派手な打開による逆転劇の連続でした。

30点超えによる通過者は葛葉、ふわっち、イブちゃんの3人。
全レースで上位6位以内をキープし、「マリカ―はアベゲ(アベレージゲーム)」を体現しました。
次いで星川と尊様。
尊様は魔境を乗り越え、堂々の準決勝進出です。
やしきずは…初戦(1位)の貯金を使いギリギリセーフの6位抜け。

はじき出されたのはハジキとかなかな。
ハジキは1点差、かなかなは2点差での悔しい敗戦となりました。
特にかなかなは、やしきずとは対照的に初戦(10位)が最後まで響いてしまいました。
あとは、まひまひも十分にチャンスはあったように感じます。
はかちぇはぶっちぎりの最下位。

準々決勝Cリーグ

卯月コウ(予選Eリーグ2位)
加賀美ハヤト(予選Aリーグ4位)
三枝明那(予選Eリーグ1位)
奈羅花(予選Bリーグ4位)
伏見ガク(予選Fリーグ2位)
フミ(予選Gリーグ5位)
フレン・E・ルスタリオ(予選Bリーグ3位)
魔界ノりりむ(予選Cリーグ4位)
夜見れな(予選Gリーグ4位)
レオス・ヴィンセント(予選Cリーグ1位)

【準決勝進出者予想】
①三枝明那
②レオス・ヴィンセント
③卯月コウ
④フレン・E・ルスタリオ
⑤伏見ガク
⑥フミ

【実際の結果】
✕ ①アンジュ・カトリーナ(35点)
○ ②フレン・E・ルスタリオ(33点)
○ ③三枝明那(32点)
○ ④レオス・ヴィンセント(25点)
✕ ⑤(同率)魔界ノりりむ(21点)
○ ⑤(同率)フミ(21点)

第1レース:Wii モーモーカントリー
第2レース:レインボーロード
第3レース:マリオカートスタジアム
第4レース:ウォーターパーク

代走のアンジュが大健闘!!!
アンちゃんここにきて1位抜けは面白すぎやろそりゃモテるわ。
(繰り上がり組の次戦勝ち残りは初)

フレンと明那も順当に準決勝進出。
レオスは全てのレースで大苦戦をするも、ギリギリ勝ち残り。
そして、りりむとフミ様が下馬評を覆して同率5位!

最下位予想組が全員勝ち抜けるなど、このリーグも大混戦でした。
大会でもおなじみの顔であるガッくんやコウの敗退がそれを物語っています。
SMC組の夜見さんと社長は、仲良く9位・10位。
Bリーグ最下位のはかちぇと3人で最弱決定戦をやったそうです。

準々決勝Dリーグ

アルス・アルマル(予選Aリーグ1位)
える(予選Bリーグ5位)
甲斐田晴(予選Cリーグ3位)
神田笑一(予選Dリーグ3位)
剣持刀也(予選Gリーグ3位)
空星きらめ(予選Eリーグ3位)
月ノ美兎(予選Fリーグ4位)
長尾景(予選Gリーグ1位)
成瀬鳴(シード枠)
本間ひまわり(シード枠)
リゼ・ヘルエスタ(予選Cリーグ5位)

【準決勝進出者予想】
①長尾景
②成瀬鳴
③アルス・アルマル
④本間ひまわり
⑤神田笑一
⑥剣持刀也⇒レース開始直前に辞退

【実際の結果】
○ ①成瀬鳴(36点)
○ ②アルス・アルマル(33点)
○ ③本間ひまわり(30点)
○ ④長尾景(26点)
○ ⑤リゼ・ヘルエスタ(23点)
✕ ⑥空星きらめ(22点)

第1レース:GC ベビィパーク
第2レース:ワリオスノーマウンテン
第3レース:ワリオスノーマウンテン
第4レース:ドラゴンロード

Bリーグに負けない激戦区Dリーグ。
主催の剣持の辞退、初戦ベビィパーク、ワリスノ連戦と色んな意味で大波乱でした。
しかしそこは前回王者、鳴くんが圧巻の走りを見せました。
続いてアルス、ほんひまが経験値を見せつけ無事に勝ち抜け。

長尾が本当に苦しみましたが、2・4レースで高得点を獲りギリギリ突破。
そして、皇女殿下ときらめちゃんが決勝常連の神田君を降し準決勝進出。
これにより、4大会連続決勝進出の記録達成はなりませんでした(かなかな、神田君)。

先述した神田君の他、甲斐田君、委員長、えるさんが敗退。
5位の皇女殿下~7位神田君まではわずか2点差。
本当に苦しい戦いでした。
そして、このレースをもって24強が決まりました。

準決勝Aリーグ

シェリン・バーガンディ(準々決勝Aリーグ1位)
春崎エアル(準々決勝Aリーグ3位)
天宮こころ(準々決勝Aリーグ3位)
イブラヒム(準々決勝Bリーグ同率2位)
星川サラ(準々決勝Bリーグ同率4位)
社築(準々決勝Bリーグ6位)
アンジュ・カトリーナ(準々決勝Cリーグ1位)
三枝明那(準々決勝Cリーグ3位)
フミ(準々決勝Cリーグ同率5位)
アルス・アルマル(準々決勝Dリーグ2位)
長尾景(準々決勝Cリーグ4位)
空星きらめ(準々決勝Cリーグ6位)

第1レース:サンシャインくうこう
第2レース:マリオカートスタジアム
第3レース:GBA リボンロード
第4レース:マリオカートスタジアム

①三枝明那(44点)
②長尾景(43点)
③星川サラ(34点)
④アンジュ・カトリーナ(33点)
⑤社築(30点)
⑥空星きらめ(28点)

優勝候補シェリン、悪夢のマリオカートスタジアム・・・
全員が強者故に致し方ないところですが、勝負とは残酷ですね。
そして、アンちゃんときらめちゃんが勝ち残るという下剋上展開。
アンジュに至っては、大会史上初の《予選敗退⇒繰り上がり本戦⇒決勝進出》を果たしました。
多分1ヶ月はこの快挙をネタにすることでしょう!

上位2人は非常に安定していましたね。
星川は1レース目、きらめちゃんは2レース目の好成績が功を奏しました。
また、やしきずは勝負所の4レース目で1位を獲得し、首の皮一枚残りました。
ここはさすがに決勝常連、強いですね。

シェリンは本大会、最後までマリスタの神に見放され続けましたね。
アルスは4レースとも下位に沈み、辛い試合になりました。
また、イブちゃん、王子も奮わず上位6人には入れませんでした。
フミ様、あまみゃも一歩届かず、準決勝敗退。
上位候補がゴロゴロ負けてて震えが止まらん。

準決勝Bリーグ

笹木咲(準々決勝Aリーグ2位)
アクシア・クローネ(準々決勝Aリーグ4位)
ローレン・イロアス(準々決勝Aリーグ6位)
葛葉(準々決勝Bリーグ1位)
不破湊(準々決勝Bリーグ同率2位)
竜胆尊(準々決勝Bリーグ同率4位)
フレン・E・ルスタリオ(準々決勝Cリーグ2位)
レオス・ヴィンセント(準々決勝Cリーグ4位)
魔界ノりりむ(準々決勝Cリーグ同率5位)
成瀬鳴(準々決勝Dリーグ2位)
本間ひまわり(準々決勝Cリーグ4位)
リゼ・ヘルエスタ(準々決勝Cリーグ6位)

第1レース:Wii ワリオこうざん
第2レース:GC ヨッシーサーキット
第3レース:N64 キノピオハイウェイ
第4レース:GC シャーベットランド

①不破湊(47点)
②葛葉(40点)
③アクシア・クローネ(38点)
④竜胆尊(30点)
⑤笹木咲(29点)
⑥成瀬鳴(28点)

EXゲマズにエデン組、新旧勢揃いのBリーグ。
やはりふわっち・葛葉は強かった!
笹木・尊様も2大会ぶりの決勝進出。
鳴くんは薄氷の6位通過で連覇に繋げました。
そして、アクシア君が初参戦にして決勝進出を果たしました!

新戦法「アシストハイウェイ」を披露するも、レオス無念の最下位。
りりむ、皇女殿下、フレン、ローレンの躍進もここまで。
そして、今大会シードのほんひまがここで敗退。
本当にレベルが高い、いい意味でしんどい4レースでした。

これで前回決勝12人のうち、残ったのは明那、やしきず、星川、鳴くん、ふわっちの5人となりました。
1年前のファイナリストが半数以上敗れ去るという残酷さ…。
この結果は、今後の指標になりそうですね。

決勝進出者予想の正誤

【決勝順位予想】
①不破湊
②シェリン・バーガンディ
③成瀬鳴
④叶
⑤長尾景
⑥葛葉
⑦アクシア・クローネ
⑧三枝明那
⑨アルス・アルマル
⑩笹木咲
⑪星川サラ
⑫本間ひまわり

【実際の結果(決勝進出者)】
・予想正解
不破湊(3回目の出場/2大会連続2回目の決勝進出)
成瀬鳴(4回目の出場/2大会連続3回目の決勝進出)
長尾景(2回目の出場/初決勝)
葛葉(4回目の出場/2大会ぶり3回目の決勝進出)
アクシア・クローネ(初出場/初決勝)
三枝明那(3回目の出場/3大会連続3回目の決勝進出)
笹木咲(3回目の出場/2大会ぶり2回目の決勝進出)
星川サラ(3回目の出場/3大会連続3回目の決勝進出)
・OUT
叶(準々決勝敗退)
シェリン・バーガンディ(準決勝敗退) 
アルス・アルマル(準決勝敗退)
本間ひまわり(準決勝敗退)
・IN
アンジュ・カトリーナ(3回目の出場/2大会ぶり2回目の決勝進出)
社築(4回目の出場/3大会連続3回目の決勝進出)
空星きらめ(2回目の出場/初決勝)
竜胆尊(4回目の出場/3大会ぶり2回目の決勝進出)

決勝

三枝明那(準決勝Aリーグ1位)
長尾景(準決勝Aリーグ2位)
星川サラ(準決勝Aリーグ3位)
アンジュ・カトリーナ(準決勝Aリーグ4位)
社築(準決勝Aリーグ5位)
空星きらめ(準決勝Aリーグ6位)
不破湊(準決勝Bリーグ1位)
葛葉(準決勝Bリーグ2位)
アクシア・クローネ(準決勝Bリーグ3位)
竜胆尊(準決勝Bリーグ4位)
笹木咲(準決勝Bリーグ5位)
成瀬鳴(準決勝Bリーグ6位)

第1レース:マリオカートスタジアム
第2レース:3DS ミュージックパーク
第3レース:キノピオハーバー
第4レース:3DS ミュージックパーク
第5レース:GC シャーベットランド
第6レース:レインボーロード

①笹木咲(63点)
②長尾景(57点)
③不破湊(55点)
④成瀬鳴(48点)
⑤竜胆尊(43点)
⑥葛葉(39点)
⑦星川サラ(36点)
⑧(同率)三枝明那(34点)
⑧(同率)アンジュ・カトリーナ(34点)
⑩アクシア・クローネ(33点)
⑪社築(30点)
⑫空星きらめ(20点)

笹木、歓喜の初戴冠!!!
第1回に(色々あって)出場できなかった彼女が!
1レース目で最下位だった彼女が!
5レース目で進行方向が分からなくなり逆走してしまった彼女が!
第6戦を奇跡の青甲羅によって1位でゴールし、ついに初の女王となりました!
まさしく、走力や判断力、そして運!
全ての要素を兼ねそろえていたが故の優勝でした。

長尾、ふわっちはあと少しのところで優勝がスルリと…。
好走していただけに、本当に、本当に悔しい結果となってしまいました。
何か1つ違えば、トロフィーを手にしていたのは彼らだったかもしれません。
それでも表彰台ですので、次回以降も間違いなく存在感を見せつけてくれることでしょう。
歴代でも最高峰の走力は健在でした。

鳴くん・葛葉の元チャンピオン組や、尊様、星川も非常に惜しかったです。
上位3人とは点差こそついてしまいましたが、文字通りほんの少しの差でした。
(剣持の言葉を借りれば「勝負の妙」)
ちなみに、前回決勝3位のやしきず氏ですが、結局ここでも苦しい戦いを強いられました。
もはやシンプルに可哀想。

初出場初決勝の新星、アクシア君。
前回予選落ちながらも今回自力で決勝の舞台に駆け上がったきらめちゃん。
決勝では混戦に飲まれてしまいましたが、立派でした!
新たなるファイナリストの誕生は、また次回大会で波乱を呼び起こすことでしょう。

最後に8位の2人について。
そして明那、まさかの8位!
3大会連続8位は、もうミラクルエイトそのもの。
これで次回大会があったとして、またシード逃したら「呪い」認定あるぞ。
ついでにアンジュ、まさかの8位!
繰り上がり組としては、当然ながら過去最高の成績です。
ある意味、アンブレイカブルレコードかもしれません。
2人とも、大会を大いに盛り上げてくれました。

大会総評

信じられないくらいレベルの高い大会でした。
単純に走力が以前と比べ物にならないものになっていました。
下馬評ではシェリンが優勝候補かと言われていましたが。
そう簡単にいかないのが、リアルタイム1発勝負の面白いところですね。
ドキドキが止まらない、白熱のレースの連続でした。

笹木の優勝は、過去の大会を全て観てきた身としては、非常に感慨深いものがありました。
彼女には、にじさんじ唯一の「卒業からの復帰」という実績(?)があります。
その、ちょうどにじさんじを卒業していたタイミングなんですが。
運悪く、第1回のマリカにじさんじ杯が開催されたのです。
何と間の悪いことか…。

その後、にじさんじに復帰したため第2回大会は念願の出場を果たしました。
司会も任されつつ、決勝3位。
第3回大会では、優勝候補と目されながらも無念の準決勝敗退。
そして、第4回大会。
いや~なんかエモいわ!

以前、笹木はスマブラ大会(カジュアルつってんだろ)でも優勝を果たしましたが。
にじさんじマリカ杯は、全大会の中でも「ガチ度」が突出したタイトルとなります。
そこで結果を残せたことは、彼女にとっては非常に大きいようで…。
笹木「やり残したことねぇなって感じで、成仏できそう(笑)」
この言葉が全てですね。

6レース目。
不運に何度も打ちのめされてきた笹木に、最後の最後で幸運の女神が舞い降りました。
逆に言うと、優勝を狙う長尾・ふわっち両名にとっては非常に不運な一幕でした。
それもまたマリカなのです!

本大会も、無事に閉幕いたしました。
これで私も年を越せます。
剣持、笹木、それと…困ったときの農家のおじさん。
司会進行、本当にありがとう。
それからスタッフの皆さん。
長丁場、本当にお疲れ様でした。
そして、参加したすべてのライバーに。
熱い冬をありがとう。

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