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#B級桃鉄感想戦~美声・悲鳴・圧倒・ラーメン一丁~

本記事は、2021年5月27日の20時から始まった、とある配信についての感想記事になります。ネタバレもありますので、未試聴の方は出来れば先に本編を視聴してください。誇張無しで全編取れ高です。

簡単な概要

今回集まったのは、『にじさんじのB級バラエティ(仮)』のレギュラーを務めるにじさんじライバーの3人、そしてナレーションを務める「謎のお姉さん」の計4名。

イブラヒム(イブさま社長)
早瀬走(はやちぇ社長)
でびでび・でびる(でびる社長)
謎のお姉さん(☆☆☆☆社長)

遊ぶゲームは、2020年11月にSwitchで発売された『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』。
ルールはコラボ配信でもよく使われる3年決戦。
今回は、各社長の手の良し悪しではなく、「どれだけ面白いムーブが出来たか」という視点で振り返ろうと思う。

※以下ネタバレ注意

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イブさま社長⇒ラーメン王以外に特に語ることなし 

3年間、非常に安定した動きを見せたイブさま社長。
それは言い換えると、ほとんど見せ場がなかったということである。
もちろん、そのことは本人が一番分かっていたみたいだが・・・(配信終了間際の一言より)

全くトラブルらしいトラブルもなく、総資産は順調そのもの。
ゲームの上手い彼らしく、急行系を常に持ち続けて貧乏神の攻撃をかわし続けた。
しかし悲しいかな、目的地への到着は0回。
常に優勝を狙える順位にいただけに、3年目以降の他の3人の躍進に飲み込まれたのは惜しいところ。

物件を堅実に買い続け、さらには守り続けた結果、年末のラーメン日本一のイベントを3年連続で制したのは好ポイント。
名実ともにラーメン王となった。
・・・うん、もう、これくらいしかもう話すことがないんだ。
目的地手前で、ボタン連打によって誤って北海道に飛んでしまったが、それすらもそつなくリカバリーできてしまった。
彼に関しては、もうこれくらいにしておこう。
今回の配信、他の3人が凄すぎたのである

イブさま社長:最終4位

はやちぇ社長⇒サイコロ運に愛された目的地荒らし

桃鉄をある程度やりこんだ人間は、決まってこのゲームを「カードゲーム」と表現する。
いかに足(=急行系カード)を切らさずに、貧乏神を他プレイヤーに押し付けつつ立ち回れるか・・・これが勝利への基本である。
そして、今回最も急行系を使ったのは、間違いなくはやちぇ社長である。
カード駅を多く踏んだのもあるが、何よりカード売り場で補充し続けたのが非常によかった。
その結果として、やはり貧乏神の被害をほとんど受けず、物件を購入し続けられた。

それでもどうしてもサイコロを素振りしないといけない場面が出てくる。
特に目的地周辺。
今回のはやちぇ社長は、とにかく詰めのサイコロ運が強かった。
1/6で到着という場面で3度の一発ツモ。
本人の言葉を借りれば、今日の彼女はなんかヤバかった。

最終的には目的地(3年間で計8ヶ所)に6回到着し、うち4回は連続によるものであった。
圧倒的・・・完全に、はやちぇ社長が勝つ流れであった。
これで優勝できねぇんだから桃鉄は面白れぇんだよ!!!
余談だが、後ほど触れる惨劇の数々に対して、あまりにも楽しそうにケタケタ笑うもんだから、こっちも楽しくなってな・・・

はやちぇ社長:最終2位

でびる社長⇒悲劇の主人公

本日の主役。
あまりにも取れ高が多すぎたため、一旦リストアップする。

・最初から最後まで煽られ続ける
・「貧乏神はお役立ちキャラ」と騙される
・本来3年決戦で出てこないはずのキングボンビー(キングに!カードが使用され、1/2を引き当て変身した)から猛攻撃を食らい、結果的に38億円の借金を抱える
・デビル派遣カードを使われる(イブさま社長曰く「モンストしてんじゃんでび様」)
・4体のデビルを消すためにおはらいカードを手に入れたターンに3体が自然消滅
・借金を0にできる徳政令カードの存在に気付いた次のターンに刀狩りで奪われる
・ミカエル(エンジェルカードの進化版)を刀狩りで奪われる

あまりにもむごい・・・今年一番の「でび虐」であった。
しかし、これだけいじめ抜かれたでびる社長ではあったが、3年目にエンジェルカードを引き当て、逆転の可能性が見えた(その後すぐにミカエルに進化)。
さらには、苦戦を見かねて運命の女神様が舞い降り、借金返済の上、のぞみカード×2を手に入れ、一気に流れを手繰り寄せた。

その後ミカエルの恩恵により、定位置の最下位から一瞬でトップの所持金になったでびる社長。
地獄からの奇跡の大逆転・・・そんなうまい展開、あるはずもなく。

でびる社長:最終3位

☆☆☆☆社長⇒鬼の所業、謎の豪運

本配信における全ての流れを作り、最後に全て持っていった謎のお姉さん。
にじバラ(仮)でおなじみの美しい声と、そこから放たれる煽りの数々
芸術的なでび虐は、こうして作るのだと言わんばかりの徹底的な妨害。
これだけやっておいて、3年目3月にはまさかの資産100億円到達
終わってみれば圧勝・・・はやちぇ社長も運が良かったが、☆☆☆☆社長はそれ以上に運が良かった。
以下はそのまとめである。

・スリの銀次に所持金を全て奪われるも、翌月にプラス駅で即回収
・キングボンビーのなすりつけに失敗するも、そのターンに変身解除
・慢性的にカード不足に陥るも、要所要所でキーカードが手に入る(進行形、デビル派遣、キングに!、刀狩りなど)
・最下位になった瞬間に運命の女神様が舞い降り、エンジェルカード×2をもらう(うち1枚はミカエルに進化)
・刀狩りでミカエルを奪われるピンチに陥るも、1/2に勝ってミカエルを保持する

そう、☆☆☆☆社長は何度もピンチを迎えていたにもかかわらず、その全てを豪運でねじ伏せたのである。
そして、桃鉄最新作が「ミカエルゲー」であることを証明した。
ラスト半年で100億円を稼ぐのは、もはや犯罪ムーブである。

それと、もう一つ触れなければならない話題がある。
今回、一体誰がでび虐を遂行したか
つまり、そういうことである。

・最初から最後まで煽られ続ける⇐煽り続けたのは☆☆☆☆社長
・貧乏神はお役立ちキャラと騙される⇐騙したのは☆☆☆☆社長
・本来3年決戦で出てこないはずのキングボンビー(キングに!カードが使用され、1/2を引き当て変身した)から猛攻撃を食らい、結果的に38億円の借金を抱える⇐使ったのは☆☆☆☆社長
・デビル派遣カードを使われる(イブさま社長曰く「モンストしてんじゃんでび様」)⇐使ったのは☆☆☆☆社長
・4体のデビルを消すためにおはらいカードを手に入れたターンに3体が自然消滅⇐誘導したのは☆☆☆☆社長
・借金を0にできる徳政令カードの存在に気付いた次のターンに刀狩りで奪われる⇐奪ったのは☆☆☆☆社長
・ミカエル(エンジェルカードの進化版)を刀狩りで奪われる⇐奪ったのは☆☆☆☆社長

あまりにもむごい・・・もう一度言うが、今年一番の「でび虐」であった。
ここまで一貫していると、普通はどうしても自分の資産がおろそかになるものである。
実際、目的地には1回も到着できなかった。
しかしながら、結果は大勝。
運命の女神様が本当に微笑んだのは、でびる社長ではなく☆☆☆☆社長であった

☆☆☆☆社長:最終1位

まとめ

☆☆☆☆社長:最終1位
はやちぇ社長:最終2位
でびる社長:最終3位
イブさま社長:最終4位

今回の企画においては、非常に良質なでび虐を見ることができた。
もしかしたら「でび虐オブザイヤー」筆頭かもしれない。

そして、謎のお姉さんが全てをかっさらっていった。
あの美しい声であれだけ滑らかに煽れるのは、もうひたすらに脱帽である。
それでもって、キリよく100億円達成というのは、あまりにも分かりやすい決着であった。
謎のお姉さんの正体は、もしかしたら取れ高の女神様だったのかもしれない。

鬼・・・?何を言っているんだ・・・?

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