債務整理とは何?会社バレへの不安を抱えながら、債務整理に向けた準備をスタートさせた50代会社員

1.債務整理に関するパートナーの提案

債務整理を考える前は、自分で作った借金なので

『とにかく返さなくては!』

としか考えていませんでした。

パートナーに多額の借金がバレてすぐさま

『債務整理を考えてみたら?』

こんな提案をされました。

ただ、どちらも聞いたことのある言葉ではありましたが、
『自分には関係ない』
と思っていたこともあり、詳しくは全く知りませんでした。

この記事を読んでくださっている方の多くは、債務整理についてある程度の知識がある方とは思いますが、債務整理は大きく分けて

①任意整理
②個人再生
③自己破産

があります。

私の場合、額が額なので、パートナーが言うには個人再生か自己破産でもしない限り解決できないのではないかという話でした。

パートナーはそれをたまたま私よりは知っていただけであって、パートナーの職業は金融業でも法律家でもありません。

結論としてはすぐに弁護士に相談するのが良いだろうということになりました。


2.債務整理と同時に取りかかったこと(マンション売却)

法律事務所を探しつつ、前回の記事でも少し触れましたが、マンションの売却についても一向に話が進んでいなかったため、思い切って仲介業者を変更することにしました。

当初は地元密着型の仲介業者に任せていましたが、大手に変更してみたら、3か月程度で売りきることができました。

築25年のマンションなので、大した金額にはなりませんでしたし、全て借金返済に回しましたが、本当に売れて良かったです。

今後、持ち家を手にするつもりはありませんが(そもそも無理ですし)、物件の売却を考えている方は、仲介業者も慎重に選んだ方が良いと思います。

売却が進まない場合は、思い切って仲介業者を変えるのも売却に向けたきっかけになるかもしれません。


3.債務整理は会社にバレないのか

自分自身の債務整理が現実となるかもしれないとなった時、真っ先に不安に思ったのが

『会社にバレないのか』

ということでした。

『会社にばれたら、社内で肩身の狭い立場に置かれるかもしれない。もしかしたら降格も…』

『自分が破綻してるくせに、顧客の与信状況なんてよく言えるよな』

なんて声が聞こえてきそうで不安でたまりませんでした。

自分で作り上げた借金ですから、そういう目に遭っても仕方ないと思われる方もいると思います。

おっしゃるとおりです。

ですが、長年勤めてきた会社で急に居心地が悪くなってしまうことを想像すると、債務整理に尻込みしてしまう自分がいました。

ネットで調べてみましたが、個人再生や自己破産で会社にバレない方法を明記している記事を見つけることはできませんでした。

逆に、バレる可能性を指摘した記事は度々見かけたものです。

不安は募るばかりでした。

ですが、

『自業自得なんだからそこは腹を括って早く弁護士探さなきゃ!じゃないと一生返済に追われる日々が待ってるよ!』

とパートナーは全く引かず、不安を抱えながらの弁護士事務所探しがスタートしたのでした。

本当に情けない話です。

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