コミュ障と仕事

皆さんこんにちは、最近は久しぶりの更新にならず1か月周期で書けるようになって進化しています☻
今回はコミュ障と仕事の関係性についてです。ゴリゴリに仕事の話なので苦手な方はフェードアウトしてください

まずはじめにコミュ障という言葉を聞いたことがあるでしょうか。コミュ障はコミュニケーション障害の略称なのですが、皆さんは何をもってコミュ障と認識していますか。多くの人が人に話しかけられない、会話が続かないという認識でいると思います。その定義ももちろん間違ってはいないし、当てはまると思いますが、私は単純にそれだけではないと思います。
私で言えば、初対面の人にも自分から話しかけることができるし、人見知りもしない。だけどコミュ障だと感じています。そう思ったのが働いている時でした。

私は現在販売職で接客をしているのですが、お客さんに商品を買ってもらうためにはお客さんの要望、趣味好みを自分の考えと照らし合わせて進めていく必要がある。そのためにはお客さんとの会話が不可欠で、その情報を聞き出してお客さんの頭の引き出しを開けていかなければならないのだ。しかし私はそれがとても苦手だということに最近気が付きました。
元々自分のことをコミュ障だとは思っていなかったのですが、会話が壊滅的に下手でした。特にお客さんに話しかけることができてもお客さんの頭の引き出しを開けるのがとても下手でした。
これまで私はライブ会場、居酒屋、街の喫煙所、マッチングアプリ、SNSなどで初対面の人でも特に難なく話しかけてライブ終わりにご飯に行ったり、連絡先を交換したりとすることができていました。それゆえに自分がコミュ障だと思ったことはほとんどありませんでした。ただそれは私生活の話で、仕事で対お客様となると話が別になる、ということを今更学んだのです。

コミュニケーションとは、相手の話を一方的に聞くだけでも自分が一方的にはなすだけでもなく、よく言われるようにキャッチボールをしなければなりません。つまり知らない人に話しかけることが出来ることでもなく、聞き上手なことでもない。接客業、特に販売職に求められるのは相手の話を聞いたうえでその話から相手の需要を聞き出すことです。そんな単純なコミュニケーションの違いをここ最近で今更気が付いたのです。
なぜ気が付いたかと言うと、職場で上司に指名のお客様が多いことからでした。私の職場は少し特殊でごく一般的な小売店ではあるのですが、お店に指名制度があり、私に良くしてくれる上司は特に指名のお客様も多く店舗で一番の売り上げを出しています。その上司からよく言われているのは、使用用途、私生活の過ごし方、など情報を聞き出すことが大事であるということでした。その時は私生活のことなどあまり関係ないのではと考えていたのですが、働いてみると使用用途と私生活は切っても切り離せないのです。仕事で使うならどんな仕事をしているのか、仕事以外で使うなら普段はどのように過ごしているか、全ては繋がっているのです。コミュ障でなくても仕事で使うコミュニケーションとは違っている、ということを今回実感しました。

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