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オタクにハリーポッターの舞台を見てほしい感想

オタク!ハリーポッター見よう!

こんにちは。普段はアイマスとかを追っているオタクです。
今回縁あって、ハリーポッターと呪いの子を見に行ってきました。

わいのハリーポッターの知識は
・なんとなく映画は当時見たけどほとんど忘れてる
・とりあえずさすがにメインキャラは覚えてる
・スネイプ先生はエモい
ぐらいのクソにわか知識だったので、正直見に行くまでは、お話そのものというよりかは舞台装置や体験を楽しめればいいかな、と思っていました。

全然違うは、これオタクが好きな話だったわ

オタクにすすめたいポイントその1:関係性がエモい

今回一番以外だったのが、ハリーポッターの続編だけどもハリーポッター達がメイン主人公、ではなく息子たちとW主人公のような扱いになっているとこ。

公式のキャラクター紹介だと、一発目に大人になったハリー達が出てきたり、公式の広告でも大人たちのほうが先行して出てくるけども、出番で言えば子供たちのほうが多いのでは...ってぐらいイメージと違った。

んでもってこの子供たちの関係性がやばい

アルバス・ポッター

ハリー・ポッターの次男アルバスは、ハリー・ポッターの息子であるプレッシャーに悩み、ホグワーツ魔法魔術学校でも周囲の期待に応えられません。予想していなかったスリザリンに入寮することになり、そこでドラコの息子であるスコーピウス・マルフォイと親友になります。

今回の主役の一人、アルバス。
偉大なる父を持って、お兄さんは期待に応えられている中で、自分は快活でもなくどっちかといえば陰キャ寄りの彼はポッターの息子!?と周囲に寄せられる期待に割とつぶれそうな少年です。

スコーピウス・マルフォイ

聡明で読書が好きなスコーピウスは、ホグワーツ魔法魔術学校での生活を待ち焦がれていますが、自分の出生に関わる噂を気にしています。

コラ画像で見た人が多そうなマルフォイの息子。
いやほんと彼がすごいの
自信家だった父親からめちゃくちゃクソオタクで空気読めない典型的陰キャの息子。

周囲の期待に応えられず孤立していくアルバス
周囲からそも嫌われていて、孤立しているスコーピウス

この二人の友情がもうねーーーーーーー、本当にねーーーー
ネタバレになるんでまったく書けないんですけど、こうして筆を取るぐらいには本当に良かったです。

孤独な二人同士の本当に純真な友情、そしてこれまた書けないんだけど各両親との感情、関係性がほーーーんとによかったので、ちょっとでも気になった人はぜひ見てください...

オタクにすすめたいポイントその2:舞台装置が素晴らしかった

今回赤坂アクトシアター周りをハリーポッター風味にするなど、かなりお金がかかっているので、なんていうか大がかりのすごい魔法を生み出すようなそういう舞台装置なんだろうなぁと思っていました。

が、実際は華美な装飾とかそういうことじゃなくて、とにかくハリーポッター魔法の世界を損なわせないよう舞台転換のひとつひとつを本当に丁寧に丁寧に作っていて、もう唸ってばかりでした。

それ以外のことはちょっとネタバレになっちゃうので言えないのですが、
とにかく派手にしよう、とかそういう意図は本当に感じず、丁寧に大切にこの世界観を作り上げようという意志と意図が感じられて、本当に素敵な舞台体験だったので、そういう裏の職人技が好きな方にもぜひ見てほしいです。

オタクにすすめたいポイントその3:演者と演技が素晴らしかった

今回もともと外人の方が演じられていたものを日本人がやっている、ということで、ビジュアル面とかで気になる方はいるかもしれません。

これはアイマスPをしていても思うのですが、どうしても演者さんの顔がキャラクターと違う、という忌避感から現地で見ないという方も多いと思いますが、気になるなら逆に現地で見たほうがいいです。
今回二階席の後ろのほうだったのですが、まぁそこまで遠いと演者さんの細かい表情までは常にはっきり見るのは難しいです。
が、それゆえにキャラクターと重なって見えることも多く、特に没入感を阻害することはありませんでした。

また演技が本当に素晴らしかった...
今回出ていらした演者さん全員に言えることなのですが、完成度の高い吹替の映画を見ているような感覚になっていました。
キャラクターの声として違和感なく聞ける、というかこういう発声をしてほしい、こういう思いを込めてほしいと思ったものがそのまま出てきて、ストレスなくどころか本当にのめりこんで楽しむことができました。
日本人だしなぁ、とちょっと敬遠してる人にもぜひ飛び込んでほしいです。

あと嘆きのマートルはマジでそのまんまで声でそうになりました。

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いやほんと現地で見て聞いてほしい、すんごい映画のまんまだった。


まとめ

あまり普段舞台を見ないので。休憩入れて約3時間半を超えるのはどうかなーと心配だったのですが、本当に話の構成と展開がうまく、全然長いなぁとかダレることがありませんでした。
本当はストーリーの感想とかスコーピウスの話をしたいんですけど、そうするとネタバレになるわけですよ、
なので、話したいのでぜひまだ見てない人は観劇しにいってくれたらうれしいです...

もしこれ見て見に行ったよ、って人がいたら感想待ってます。

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