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中世武士「ひろゆき」の生態

1.西村巴里守博之 「ひろゆき」こと西村博之氏とは、皆様ご存知の通り、日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」の創設者であり、「論破王」として一部界隈に名を馳せる人物である。 その一方で、民事訴訟における累計30億以上の賠償金を踏み倒し、国家権力からの追及を逃れるためにパリに移住するその姿。 まるで、鈎の陣において室町将軍足利義尚の征討を甲賀の山中に逃れて生き延びた六角行高のようではないか。 そう、彼は現代に生きる中世武士なのだ。 本稿では、西村博之氏のメンタリティを中

    • 二郎系人類〜ただの食レポ〜

      だいぶ前、おおかた9ヶ月前くらいであろうか、友達と近くの二郎系ラーメン店に行った。 二郎系ラーメンの特徴は、 麺の上には野菜(モヤシとキャベツ)と「ぶた」とよばれるチャーシューが載せられる[12][13]。豚肉を主な材料とした出汁に、チャーシューの煮汁をベースにしたタレを加えて調整する[12]。三田本店を含めた殆どの店舗で自家製麺[12]を行い、原材料として日清製粉の強力粉「オーション」[14]を使用している。出来上がった麺は基本的に比較的太く、ごわごわした平打ち麺と

      • 「壁のバカ」〜「バカの壁」批判〜

        自分が養老孟司氏の文章と出会ったのは、確か中学1年生かそこらであったと思う。 国語の教材に香山リカ氏の評論文や志賀直哉氏の『小僧の神様』、そして養老孟司氏の『バカの壁』が取り上げられていた。筆者の言いたいことを30字〜とか、この時の少年の気持ちを50字〜といった、定型問題文に辟易しながら解いていた記憶がある。 その当時からどうしても、『バカの壁』の文章が気に食わなかった。中学生の自分にはそれを言語化するスキルもなく、「大きくなったら好きになるかも」という気持ちで、我慢して

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