着ぐるみでバスケは可能なのか?
こちらはふなっしーシリーズの記事になります。
↓ 前回の記事はこちらです。
着ぐるみを作成してから数ヶ月が経過した頃、社内イベント開催の通達がありました。
着ぐるみを社内に披露し、笑いを届けられるチャンスです。
夏なので、バーベキューかな?と思い、通達を開きました。
バスケットボール
まさかのスポーツでした。
テレビでゆるキャラがスポーツしている姿なんてみたことがありません。
しかし、挑戦してみる価値はあります。
(…スッ)
早速、自社社員しか参加しないバスケイベントに潜入しました。
練習参加風景です ↓
こう見ると、本家ふなっしー様のほうが身体がふっくらしてることがわかりますよね。
過去のテレビ番組で、草野仁さんが設計書を見ながらふなっしーの着ぐるみ作成に挑戦する企画をやっていました。
その番組によると本家ふなっしー様は全身にスポンジを使っているようでした。
フォルムがふっくらしているのは材料の違いかもしれませんね。
練習時間が終わり、練習試合をすることになりました。
(ピピーッ!)
ジャンプボールで試合開始です!
味方がボールを取りました!
(ヒュッ!)
パスが偽ふなっしーにきました!
(ドスッ!)
にぶい音と共に、お腹に痛みを感じました。
練習の時からある程度気付いてはいましたが、
手が短すぎますね
試合中はパスの速さも上がりますので、キャッチすることすら難易度Sです。
ただ、手の部分に摩擦を上げられるシリコンのようなものを装着すれば気合いでボールは取れるかもしれません。
しかし、問題点は他にもありました。
遠くが見えないです
以前、友人達とトランプをやった時の光景です。
視力が0.1以下しかないと思われます。
バスケをする際は、体育館の照明と相まって、ほとんど遠くが見えませんでした。
着ぐるみに入っていると、視界の端もなく、着ぐるみの目から見える光景からしか状況がわかりません。
結局、なにが起きているのかわからないまま、
勝ってました
どうやら相手チームが笑いすぎてシュートを外しすぎていたそうです笑
ただ、着ぐるみでバスケができるのか?という疑問については、無理であることがわかりました。
ガチャピンがスキーなどのスポーツをしているのはすごいことなんだと実感しましたね。
この日を境に、社内で偽ふなっしーの認知度が一気に上がりました。
そんなある日、世間を賑わす事件が発生します。
偽ふなっしー、兵庫のイベント会場で警察沙汰になる ↓
当時はふなっしー全盛期の時代です。
あらゆるテレビ局でこの報道が流れます。
そして、私の元にたくさんの連絡がきました。
「お前じゃないよな?」
同じ質問が10通近くもきましたね笑
もちろん、私ではありません。
写真を見比べると着ぐるみの材質や目の形が違うのがわかると思います。
トラブルを避けるため面識のない人が集うイベントには行かないようにしていましたが、まさか警察沙汰にまでなるとは思ってはいませんでしたので、当時驚いたのを覚えています。
また、商用目的も罰せられることがありますので偽着ぐるみで遊ぶには注意が必要です。
別の機会がありましたら、ふなっしーの着ぐるみを使って遊んだエピソードをご紹介したいと思います。
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