全部の○○○○って一緒にしていいのだろうか?
こちらはタリーズでのアルバイトシリーズの記事になります。
↓ 前回の記事はこちらです。
みなさんは飲食店で働いた経験はありますか?
飲食店にはさまざまな衛生面に関するマニュアルがあります。
タリーズでもしっかりとしたマニュアルがありました。
例えば、コーヒー抽出後の賞味期限です。
コーヒーというのは酸化しやすい飲み物でして、豆から抽出された後に空気に触れると、どんどん酸っぱくなっていきます。
さらに香りも抜けていきます。
そのため、コーヒーに関しては抽出後に規定時間のタイマーをかけておき、時間が経つとすべて破棄するマニュアルとされています。
お客様がコーヒー以外のカフェラテ等のご注文を続けてされる場合は、1杯だけ売った後に全部破棄することもありました。
SDGsじゃないですね。
ただ、破棄するコーヒーに関しては店員の勉強材料となっていました。
定期的に豆の新商品が販売されますので、お客様にオススメするために店員は味を勉強しなければいけません。
この破棄するコーヒーを利用して店員は味を勉強することもありましたので、何度か助けられた制度でもありました。
4時間以上働くと1杯だけ無料で飲むことのできる店員専用の特典があるのですが、立ちっぱなしで働いて喉がカラカラなので、冷たい飲み物にしがちでコーヒーを選ぶことはないですね笑
他にも、ダスター(ぞうきん)の交換についてルールがありました。
必ず、規定の時間を超えた場合に交換しなければいけないというルールです。
交換の際は、ボロボロのダスターは捨てて、再利用できるダスターは消毒液に浸けます。
タリーズに行くとわかりますが、ダスターの色で用途を判別しています。
ホワイト:お客様の口に触れる器具などに利用します。
ピンク:お客様のテーブルなどや、厨房の台などに利用します。
グリーン:お手洗いの水道周りで利用します。
ただ、マニュアルには交換する際に「意思表明をすること」という記述はないのですが、3代目店長は意思表示を大声でやります。
正直、うるさいです!
というのも、この意思表示をお客様の注文オーダー中にやることもあるんです。
再現するとこんな感じですね。
レジ「コンブリオお願いします〜!」
厨房「コンブリオ〜!」
レジ「ショートラテ、トールラ…」
店長「ダスター交換はいりまーーーす」
レジ、厨房「…」
なので、オーダーが確認できず、カップ表面に書かれたアルファベットのオーダーメモや、レシートを頼りにドリンクを作ることになります。
しばらくすると、ダスター交換が終わったようで店長がダスターを手に持って帰ってきました。
全部のダスターって一緒にしていいのだろうか?
もちろん消毒しているので、すべて綺麗なのですが…
なんとなく、ホワイト、ピンク、グリーンのダスターをくっつけるのには抵抗がありました。
ちなみに消毒はホワイトとピンクは同じ容器で、グリーンだけ別の容器にて消毒します。
他の店員達も同じ感覚だったようで、いつも別々に交換をしていました。
やはりクセの強さが滲み出ています。
他の店舗ではどうだったのでしょうね。
もう一度タリーズでアルバイトすることができるのなら真相究明のために再度働かせていただきたいですね笑