見出し画像

高齢者の一人としての父の意見

もう高齢者の年齢になってしまった父。「まだまだ元気だと思ってたけど、体は少しずつ弱ってくんだな。ネット通販ができればいいなぁって思うことがよくあるよ」父は好奇心ある方だが、ことネットやスマホなどITに関しては、今更覚える気はない、とのこと。

ITを学んで活用するとこまでの時間を考えるとモチベーションは上がらないらしい。学ぶことについて、昔のようにはいかないことや、かなりの時間が必要なことを自分で理解してる。そして「そりゃ使いこなせれば便利になることくらいわかってるさ」と。

そんな父は運転スキルは高かったが、数年前に車を売り払い、現在は移動には自転車や電車を使っている。買物は大変だろう、近くにスーパーないから。そりゃ、通販できれば便利だって思うのも無理はない。

今は元気で、歩くのに全く支障がない。それが前提の話。そして父は一人暮らしで且つ私とは別に暮らしている。この先、歩くのがキツくなる時が来るだろう。そんなとき、家にいながらVRでショッピングができ、決済までできて、家まで届けれくれるシステムがあればなぁ、と想像が膨らんだ。

特に女性の高齢者なんか、子供に何作ろうかしらって、スーパーで材料を選びたいはず。私はそんなシステムを作ることはできないけど、そんなシステムがあれば、使う時のサポートだったりとかはできると思う。

便利なシステムだけあってもだめ。特に高齢者には、人による気持ちとか支えがあって初めて響くものになるんじゃないかな。これからの超高齢社会は、仕事をAIにとって代わられるものも確かにあると思うけど、人によるサービスの仕事の需要は絶対無くならないと思う。

こういうことを色々考えつつ、自分には何ができるかを考える日々です。とりあえず今、素人ながら介護職員初任者研修をとるべく受講している。それがとれたら旅行介護士を取りたいと思う。旅行会社の経験もいかせる。先日は自分史活用アドバイザーも勉強してきた。

あとは、バリアフリー情報のデータベースを作ったりしてみたいな、とか。やりたいことがどんどん湧き出てワクワクする。できるできないはとりあえず置いといて、やりたいことリストみたいにそれらをひとつづつ潰してく。

いやはやそれにしても、急ぎ、本日の新たな発想においては父に感謝🙏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?