今、改めて自分の家族の介護状況をまとめてみる
みなさん、こんにちは。
私は現在、要介護3の認知症家族と一緒に暮らしています。
今回の記事は、改めて介護が日常にある生活を振り返り、一度文章で整理してみたいと思います。
家族構成
伯母(母の実姉)←要介護3の認知症
母(私の実母)
私(独身)
介護体制
母と私のツーオペ、ただし母が8割ほどの割合で世話をしているので「老々介護」状態ともいえなくもない
私はフリーランスのため自宅で仕事、時々出張あり
ケアマネさんなど、先方とやりとりをするのは母担当
書類や役所関係、税金などのお金関係は私担当
二か月に一度、伯母の病院へ状況報告と薬を処方してもらうべく通院
デイの送りだけ母が車で、帰りは送っていただいている
認知症による伯母の状態
62~3歳頃に「若年性アルツハイマー型認知症」と診断を受け、今年で約12年
母と私のことを認識できない(ごくごくごくたまに、母のことはわかることがあったりする)
一人で食事ができない
食べ物が目の前にあると目の色を変えてすごい勢いと力で手づかみでいこうとする
異食してしまう(おむつや台所スポンジ、洗剤なども口にしてしまったこともある)
食べ物らしきものが出ていようものならすべて食べてしまう(オリゴ糖のボトル一本飲み干したのは信じられなかった)
自分が食事を済ませたことをすぐに忘れるので、まだ食べている私たちの食事までとろうとしてくる(なんでこんなにすごい力なの)
一人で排泄ができない
おむつも自分で脱いでしまうことが多々ある(朝には大しょんべん事件がほぼ毎日)
一人で着替えができない
ひとりで勝手に脱いだり、上着を足から履いていたりその逆をしていたり
一人で歯磨きができない、口をゆすげない
会話もできず意思疎通ができない
言葉ではない言葉を発する
大きな声で一日中、一人で誰かとしゃべり続けている(←記憶の中にいる為か、一人でしゃべっている時は日本語をちゃんと話している)
生まれつき片足の股関節に障害を持ち、歩行はできるがバランスを崩しやすい
上記のような足の状態だが、家の中を動き回る(外ではあまり動き回ることはない、というかむしろ支えがないと歩けないので、多分慣れた自宅だからだと思う)
壁・テーブル・トビラ・家具など、あらゆるものをトントン音を立ててまわる
家じゅうのモノがいろんなところへ動いていたり必要なものまで失くされやすい
朝起きると家中の電気がついている
お風呂に鍵がついていないので、入浴中に自分も服を脱いで入ってこようとすることや、私たちの着替え・タオルをどこかへ持って行ってしまったり、入浴中なのに電気を消されて真っ暗にされるなんてのは日常
布団を敷いておいてもすぐに起きて畳んでしまったり、また敷いたりの繰り返し。
部屋ではなく玄関に寝ていたり廊下にねていたり、キッチンの床に寝ていたりすることもある(布団なしで体ひとつ)
また気づいたことがあれば追記していきます。
要介護3認定から介護サービスの利用について
令和3年末ごろに要介護3の認定をいただき、ケアマネさんとも密に相談させていただき始め、サービスを使わずいろいろと頑張ってきたけどここにきてようやく様々なサービスを使わせていただく運びとなりました。
それが現在から遡ってまだ一年も経っていない昨年の令和5年2月ごろ。
そもそも、私と母は、いよいよ伯母が一人では生活できない、という近隣の親戚からの話も受け、二人で伯母の家(=母の実家でもある)に入って一緒に生活をしていこうと腹をくくった経緯があります。それが令和2年5月ごろ。
訪問看護サービス
まずは、伯母の便秘が続いて病院に駆け込んだり、座薬入れてその結果下のお世話がめちゃ大変になるとか、まぁ容易じゃないので、看護師さんを隔週でお願いして、摘便をお願いしよう、という目的でサービスを使いだしたのがキッカケでした。
摘便をする必要がなければ、ただ看護師さんと母がおしゃべりして、日頃の苦労などのお話を聞いてもらう、というかたちで時間が過ぎるのみなのですが、母の精神衛生上のことを考えると母にとってもサービスは助かっています。
話を聞いてもらえるわけですからね。
通所介護サービス(認知症対応のデイサービス)
それから8月ごろ、家に伯母がいない時間を作ろうということで、週1でデイサービスを利用することを検討し始めました。
ですが、伯母の状態は手がかかるので、受け入れていただくのがもしかしたら厳しいかも、でも受け入れることができるように頑張ります、とデイのスタッフの方がおっしゃってくださり、本当に感謝で、現在も継続して週1で通わせてもらってます。
それでも当初は、送迎は難しいのでご家族様の方で、ということだったのですが、最近から送りのみ家族が行い、帰りは事業所側がやってくださることになりました。
それだけ変わるだけでもだいぶ助かるんですよね。
送ったあとに数時間して、何時になったらまた迎えに行かなきゃってなるのでろくに家で休めない。
帰りが送ってもらえるのなら自宅で待ってればいいんですからね。
ただ・・・伯母は手がかかるタイプなので、先方の人手の関係でおそらく週2は無理かもね・・・と母と話しています。でも本当に必要な場合はケアマネさんに相談すればいいんですよ、どこか当たってくださるので!
ショートステイ(施設への短期入所)
週1だけ数時間家にいないだけでは、多少リラックスできるだけで、どこかへ出かけたりすることができないし、夕方には帰ってくるので夕食のツライ時間は変わらずです。
ということで次は、一泊だけショートステイを受け入れてくれるところがあるかどうかを当たっていただくことにしました。
最初のところは、お試しの結果受け入れられず。
先方の人出事情も大きいのですが、だからこそ、伯母に付きっきりで見ていただける状況がつくれないので、周りの利用者さんに迷惑をかけてしまうことが多々あり、しかもケガをしてしまうような行為(ベッドの上に立ったりしたそうです)、また、もともと伯母は股関節に障害があるので、施設側はケガをさせないようにというところにものすごく神経を使われていらっしゃるようでした。
これはもう仕方がありません。マンパワー問題と入所者数、入所者さんのQOLをはじめ、安全を守っていくためにも、伯母をねじ込んでもらうことなんてできません。
母は当初、とても期待してしまっていたところがあったため、受け入れ不可という返答にだいぶ意気消沈してしまってました。ですが、「次だよ次!ケアマネさんも根気よく対応してくれてるし、どこか見つかるよ!気長にさがそう!」とポジティブパワーを母に分け与え、現在次の候補先にお試し中です。
こちらは実は自宅に近いので、ここで決まったらうれしいよねー!と母と話していましたが、今度は母の方から「でも、期待しないで待ってないとね」と返ってきました。
母、しっかり学習しとるな^^
介護に関するお金情報
いずれにしても、介護に関するお金は大きいです。でも、実は知らないだけで条件を満たせばもらえるお金があるということを知りました。
その辺も並行していろいろ申請など進めていますが、後ほど個々に情報を記事にしていければと思います。
老後のお金、必要ですよ。
そして、高齢化社会がもっと加速し、もっと社会保障にお金が必要になってくる。
ということは、今後納める税金が増えるということは逃れられない未来なのです。
だから、情報を得て活用することは本当に重要。
使える制度は使わないと、税金納めるだけ納めてるのに、必要な時に保障として使えないのはもったいないです。
知ってる人は使ってます。お金を行政からもらってます。でも、知らないひとはもらえないのです。だって「ください」って申請をしないのですから。
お年寄りの方はこのnoteなども見ることはあまりないでしょうから、必要な方のご家族が目にしてサポートになるような情報があればいいなと思い、まとめていく予定です。
介護は頑張らなくていい!
ラクする方法を知っていきましょう。
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