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「ハレ」と「ケ」~好きなものから抽出した気づき~

お久しぶりです。てえばくです。
突然ですが皆様!「ハレ」と「ケ」ってフレーズ、聞き覚えありますか?
自分は中学校の家庭科の授業で初めてこのワードを聞きました。なので意味はうろ覚えです(笑)
検索してみると、、
「古来より、日本人は、普段通りの日常を「ケ」の日、祭礼や年中行事などを行う日を「ハレ」の日と呼び、日常と非日常を使い分けていました。」
https://www.i-nekko.jp/nenchugyoji/haretoke/より)
だそうです。

何が言いたい?


前置きが長くなってしまいましたね。
何が言いたいかというと「日常の中にハレとケが潜んでいたんだ!」
と僕自身、好きなもの、コトを見つめていて発見したのでそれを書きたかったんです(笑)。
それでは本編スタート!↓

case1:洋服


さて以前も書いたかもですが、服が好きでして。
大学1年生の時に給料日の次の日に服を買いに行って残高を2桁にまで追い込んだこともありました。
そんな服を見に行っていると、当然おしゃれな人に目が行くようになるし、服スキの友達と服を見に行く、そんな機会が増えるわけでして。
ある日、一緒に服を見ていて、「刺し色」なる言葉を聞きました。(検索すると「差し色」でしたね、、!)
意味的にはポイントとなる色、というか、この一色のおかげでぐっと全体の雰囲気が良くなるスパイスみたいなもの。って感じで使っています。
この刺し色が絶妙で、全体を見るとなんだか統一感があるんだけど、どこかワンポイント(小物とか靴下とか)、ぱきっとした色を入れると、全体にメリハリがついてかっこいい。ってことが往々にしてあります。
例えば上下黒のセットアップのインナーに、オレンジのタートルネックを仕込んでみる、とか。めちゃくちゃかっこいいです。

ここなんです


そう、全体的に同じ雰囲気、のコーデこそ「ケ」(=日常)を、
どこかワンポイントのパキ色こそ「ハレ」(=祭(非日常))を表していたんだなあ!
って思ったワケです。
しかし「ハレ」と「ケ」のバランスもしっかり考えないといけないのが大変なところだなと思いました。

case2:音楽


さてさて、実はアタクシ2年ほど前にエレキギターを買いまして。そんなこんなでギターを弾いているわけでございます。
ギターでコピーを弾いているうちに自分でも曲が作ってみたい、と思い立ちまして。
コード理論なんかを少しだけかじったときに、なんだったかのコードの説明を見たんです。そしたら、、
「このコード(和音)は通常、気持ち悪く感じる響きを持っているのだけど、長調(明るい感じ)のコード進行の中に、ワンポイント短調(悲しい感じ)で使われる音の入ったコードを入れるといい感じに聞こえる」
って説明があったんです!
これも明るいコード進行が通常(ケ)の中で、何か所か、短調の混ざったコードを入れる異常(ハレ)がいいアクセントになって音楽を深めるんだなあと思ったことがあります(説明は深くないですが笑)
普段は使いにくい音でも使いようによっては全体をよく見せることが出来る。なんだかロマンがありますね。

case3:恋愛


さてさてさて、最後です。
恋愛においても、この「ハレ」と「ケ」が大事なんだなと思ったことがあるんです。というのも先月、付き合っていた方とお別れすることになってしまいまして。
その方に「ただ優しくするだけじゃあだめ」と言われてしまったんですね。
その時はなんだよチクショウ!なんて思いましたけども(笑)
今思えばこれも「ハレとケ」理論だったのかもしれません。優しくするってのは「ケ」の部分であって、「ハレ」の部分がなかったんだろうなって。
恋愛でいうとなんなんでしょうね、喧嘩したり、一見仲がいいとは反対のことをしてみたり、ってとこでしょうか。わからないけど。

最後に


色々書いたけど、これって結局メリハリをつけろって言葉に集約されるのかなと思いました。
日常のまんまだと飽き飽きしちゃうけど、毎日祭りでもそれはそれでしんどい。年一とかちょうどいいバランスで「祭り(=ハレ)」を日常(=ケ)の中に入れ込むことでいい気分転換になるし、どっちも頑張れる。
僕がまだ知らないだけで、料理とか美術とかの芸術分野もそのようなハレとケの関係がどこかにあるんだろうなと思った。
そして自分はしくったけど、恋愛にもハレとケ理論が通用しそうなのだから多分人間関係にもこの理論は使えるんじゃないかと思った。

結局ハレとケのバランス調整が難しいんですけどね。(笑)

皆さんも「あ、これってハレとケかも」ってところはありましたかね?
見直してみるとずいぶん当たり前なことを書いてますが、発見に感動したので許してください笑

それでは!

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