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大人も雪道歩けばすべってころぶ

僕はいわゆる大人だ。そのはずだ。40半ばの年齢的には立派な大人。だからって油断はいけないというどうでもいい話し。

鮮やかにすべってころんだ(たぶん10年ぶりくらい)

2022年1月6日、東京都内に雪か降った。雪国の人から見たらたいしたこと無いレベルの積雪6cmくらいだったか。

雪が降ったらすみやかに動くべき

会社では家が遠く路線が混雑、最悪運休って場合もある人から早退させて行った。
自分は地下鉄だし運休も無さそうなので平常通り仕事して、帰宅時間は結局終電ちかく。

しかし、この判断が甘かった…

夜遅く雪はとっくに降り止んでいて、路面は車や人に踏み締められてアイスバーンと化していた。
最寄りの駅に着いてから家までは徒歩15分くらいの道のり。通常ならば。
まあまあ急勾配の道が多く、どう迂回しても坂道は避けられない。
少し遠くはなるが隣り駅からの緩やかな坂道を選べば良かったのに。何故か行けると思い込んでいた。

大人だからって何も大丈夫じゃない

路面は凍結している。しかも坂道。
今考えたら、それただの滑り台でしょ。っていうのに何故かこのルートを選んでしまう。
「40越えたいい大人がころんだりしないさ。雪道なんて初めてじゃないんだから慎重に行けば大丈夫。」
という謎の自信…バカめ。

ひどいありさま

寒いし身体と手を暖めるのを兼ねてペットボトルのコーヒーを持ち坂道へ。
次の瞬間、坂道の先を見下ろしていたはずの視界が急に夜空に変わる。
「?」
あまりにも一瞬で状況が飲み込めない。一瞬、息止まったし。
サーッって音とともに持っていたコーヒーのペットボトルが坂を下って
「お先ですー!」
って感じで10数メートル先に行ってしまった。

遠のいて行ったペットボトルの音でやっと状況が飲み込めた。
すべってころんだのだ。
唯一、仕事カバンをたすき掛けして背中に回しておいたのは正解だった。
これがクッションになって助かった。
でもこれで終わりではない。ここは坂道。
今度は目の前の夜空が視界の上の方へ流れて行く。もうただの滑り台…

滑り台が終わってやっと立ち上がったところで手の痛みに気付いた。左手の小指と薬指が血まみれ…
だいぶ先を越されてしまったペットボトルのコーヒーを拾って帰った。

今タイピングしてるのもちょっと痛い。

あなどってはいけない

「雪道をあなどってはいけない。」んなこと言われなくてもわかってますよね。普通。
大人だから大丈夫とか自然の前では通用しないのです。自然なめんなって怒られた気がする。

結局、夜道ですべってころんでノコノコみたいに坂道をすべり落ちていっただけのバカな40代男性の話しでした。

深夜だったので誰にも見られてなかったけど絵面的には笑っちゃうような出来事だったんだろうな…

皆さんもお気を付けて。
「今夜も油断できませんよ。」って自分に言っています。
というくだらないお話しでした。

すみません…

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