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12分の短編映画『愛してるって言っておくね』

今日も、短編映画を見ることにした。
少し不穏で気になるタイトルである『愛してるって言っておくね』という作品だ。
 学校で銃乱射事件があり、突然の悲劇で我が子を失った夫婦の悲しみと虚無を描くストーリー。

序盤の数分見た時に、言い合いや価値観のズレで喧嘩していた夫婦がサッカーボールがきっかけで思い出の音楽がかかり愛を取り戻すっていう感じかな?って思ったけど全然違った。
寧ろそこは前座であり、回想だったんだね。
 我が子が小学校で銃乱射事件の被害者となり、死ぬ直前に「愛してるって言っておくね」と。
鳥肌がたった。夫婦の問題ではなく、娘が言うんだ、、
 そして、その娘を影で学校に行かせないで引き止める夫婦。
事後のストーリーだったんだなって思うと全て納得がいき驚いた。 
たった12分でアメリカでの風刺、被害者の苦しみ、哀愁を感じさせられる監督は凄いとしか言いようがない。
当作品は、声優がいなくアニメーションのみで作られているのだが、声なしのアニメーションで12分でこれだけ伝えられるって素敵だなと。

気になった人はネトフリで観れるから是非みてほしい!

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