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【経営】 イーロン・マスク氏が特許を公開した「真の理由」

イーロン・マスクは、昔から狂っている。

2014年、テスラは電気自動車の作り方を公開した。つまり、ライバル企業に「真似したいならどうぞ」と最先端技術を公開したのだ。

全米が「何か裏があるはず」と疑った。

 
イーロン・マスクの「本当の狙い」を知れば、きっとあなたは驚くだろう。

 
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■ 転載
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テスラの実績は凄い。

・電気自動車の売り上げNo.1
・時価総額は約46兆円(トヨタは23兆)

テスラの電気自動車の作り方は公開されていて、ライバル企業はマネできてしまう。

なぜイーロンは、
そんなことをしているのだろうか?

 
その理由を見ていこう。
 

2014年、イーロンがテスラの特許を公開すると決めた時、社内では猛反発があった。テスラは2003年に創業し、電気自動車業界で圧倒的な先行者優位をとっていた。

その状況で「技術者の努力の結晶」
である特許を公開するのだ。

狂っている。
 

また「狂っている」と思っていたのは、テスラの社員だけではない。

アメリカ中が、イーロン・マスクを疑った。

 
・特許を公開することで、何かテスラに得があるんだろう
・そもそも、たいした特許じゃないのでは?
・ライバル企業にダメージを与えたいのでは?

世間のこんな疑いはなんのその、イーロンは自分の「ビジョン」に従って特許を公開していた。

イーロンが特許を公開した理由は
「人類への貢献」のため。

 
彼は言う。

『テスラ以外の企業がテスラより良い電気自動車を作れるなら、人類にとってそれは良いことだ。多分テスラは倒産するけどね』

 
待ってくれ、本当に本当に、こんなに美しい理由なのだろうか?
誰もがイーロンを信じていなかった。

「キレイごとで人をだまそうとするな」
「絶対に裏がある」
「特許の公開はテスラに利益があるに違いない」

それから月日が流れ、イーロンの「真の狙い」を人々が知ることになる。

それは、マジでイーロンに
「裏」はなかったってことだ。

 
イーロン・マスクは言う。

『私のビジョンは、クリーンエネルギーによる持続可能な交通手段の実現だ。このビジョンが達成できるなら、他の企業がそれをやってもいい』
 

イーロンは「アップル」と「サムスン」の特許を巡る争いを例に出した。

「アップルとサムスンの特許を巡る訴訟は、本当に無駄だった」と。
「巨額の費用」と「大量の時間」をかけて、結果は訴訟の取り消し。
訴訟で得をしたのは、弁護士だけ・・・

そしてアップルとサムスンのファンは、こう思ったはず。

「特許なんてどうでもいいから仕事しろよ」

 
テスラが特許の争いに巻き込まれるなんて、人類の損失だ。そして、テスラよりも良い電気自動車を作れる企業があるなら、僕は嬉しい。「企業の利益」よりも「ビジョン」が大事。

これが、イーロン・マスクの考えだ。
 

最後に。

イーロンは、つねに「ビジョン」を持って事業をしている。

・Twitterを買収したのは、言論の自由を守るため
・テスラを創ったのは、クリーンエネルギーで交通手段を実現するため
・スペースXを経営しているのは、地球に住めなくなった人類を火星に移住させて救うため

もしあなたがイーロンと同じ立場にいるなら、ビジョンと利益のどちらを大切にしますか??
 
自分の利益を危険にさらしてまで、ビジョンを追いかけられるだろうか?

 
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■ 投稿主さんより
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