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【健康】 松果体と「方法序説」

『第3の目と呼ばれる松果体』
 

■ 参照:松果体とは

【抜粋】
松果体は脳内の奥深くにあることから、哲学者は松果体には重要な機能があると考えていた。松果体の存在は神秘なものとされた。
ルネ・デカルトは、この世界には「物質」と「精神」という根本的に異なる2つの実体があるとし(現代の哲学者達の間では、こうした考え方は「実体二元論」と呼ばれている)その両者が松果体を通じて相互作用するとした。

■ 近代哲学の祖 ■
ルネ・デカルト

デカルトは松果体の研究に時間を費やし、

そこを「魂の在処(ありか)」と呼んだ。
 

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松果体と太陽
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松果体は「光受容体」である。

 
脳は、病気(と呼ばれている症状)のどの段階でも、身体を癒すこと(自然寛解)ができると知られています。
光は、多くの疾患の治療において中心的な役割を担ってきました。
気分障害、不眠症、不安症、うつ病、PTSD、不眠症、強迫性障害、精神障害などです。

その応用範囲は無限大であり、太陽光と暗闇は、脳内ホルモンの分泌を促進します(太陽光を浴びると、脳内のセロトニンというホルモンの分泌が増えるとも考えられています)。

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紫外線
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紫外線は松果体で処理され、第3の目(松果体)から紫外線を照射する。

再処理後の紫外線は
「ビジョン」を一点に集中させる。
 

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免疫の強化
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「太陽光は全身の免疫細胞を刺激」する。

 
[ビタミンD]
即効性がありながらコントロールされた免疫反応を生み出します。

[Treg細胞]
・Tregにおける分化
・IL10、TGFp

[マクロファージと単球]
・抗菌ペプチド
・マクロファージにおける貪食作用
・IL6、IL12

[Th2細胞]
・Th2への分化
・IL3、IL,4、IL5、IL10

[Th17細胞]
・Th17に分化する
・IL17A、IL17E、TNE、IL21
・アポトーシス

[Th1細胞]
・Th1での分化
・TNFa、IL2、IL9、IL22
・アポトーシス

[樹状細胞]
・MHC11の表現
・抗原を提示する細胞
・IL12、IL23
・TGF、IL1O

[B細胞]
・B細胞の増殖
・プラズマ細胞における分化
・分泌物 Ig

■ 補足
以下、原文。

[25(OH)2 Vitamin D]

[Treg cells]
・Differentiation in Treg
・IL10, TGFp

[Macrophages and monocytes]
・Antimicrobial peptides
・Phagocytosis in macrophages
・IL6, IL12

[Th2 cells]
・Differentiation in Th2
・IL3, IL4, IL5, IL10

[Th17 Cells]
・Differentiation in Th17
・IL17A, IL17E, TNE, IL21
・Apoptosis

[Th1 cells]
・Differentiation in Th1
・TNFa, IL2, IL9, IL22
・Apoptosis

[Dendritic cells]
・Expression MHC11
・Presenting antigens cells
・IL12, IL23
・TGF, IL1O

[B cells]
・Proliferation of B cells
・Differentiation in plasma cells
・Secretion Ig

上記の「松果体と太陽・紫外線・免疫の強化」は、Grf(画像)の中の文章を訳したものだけど、個人的には、健康と人体の正常化に関与する「免疫の強化」と、量子力学(意識と視覚)が関与している「紫外線」が興味深い。

『松果体は "松ぼっくり" に似ている』
 

 
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ルネ・デカルト「方法序説」
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稀代の才の一人・デカルトは「良識」とは『世の中で最も広く共有されているもの』であり、それの善悪や良し悪しは「良識」の意味するところではない、としている。

そして1637年(死去は1650年:53歳)ラテン語ではなく、誰でも読める様にフランス語で『方法序説』を書き、その中でさらに「物事や事象をより良く考える」ため、「偏見(先入観)の餌食にならない」ため、4段階で物事や事象を考える方法を説いている。

『デカルトの4段階法』
 

━━【1】━━
「確実なこと」から出発する

最初に出てきたものや、表面的な事象に飛びついてはならない。
偏見や先入観に支配された「視方」をしてもならない。

注意深く、より慎重に検討した上で『確定した根拠』がまず必要なのだ。一度疑ってみた上で、それでも確信が揺るがなかったことのみを「真理」とする。


━━【2】━━
問題を「分解して分析して考える」こと

複雑な問題に直面した時は、まず『複数の単純な問題に分解』する。


例えば「上手くいかなくなった夫婦」の問題だ。
実に複雑な問題である。
問題を解決するために、まずは、いくつもの要素に分解してみる。
景気、相性の問題、経済的な問題、セックスの問題、将来への計画性etc...などを個別に考えてみるのだ。

■ 余談
夫婦問題、デカルトにしては例えが俗的だな(笑)
いきなり色恋沙汰の問題をブッ込んでくるデカルト(笑)
各分野のデータ・アナリティクスの結果や研究論文、各種論文、二コラ・テスラやデカルトの文献や本などを読みまくっている人(私も含め)は、恐らくその最中「知的探求心を満たすモード」あるいは「研究・探求・努力・研鑽・修練のモード」に入っているはずなので、いきなり色恋沙汰の話が展開されると、ちょっと面食らう(笑)
デカルトは20代~30代の頃、軍隊に入ったり、色々な人との交流を深めたり、ドイツ皇帝の戴冠式に列席したり、炉部屋に引きこもったり、ヴェネツィアやローマを一人旅したりと色々あった様なので、学問と真理の探求以外に、何か「女絡みの問題」でも抱えていたんだろうか・・・

━━【3】━━
統合し「本質」を掴む

分析し、複雑な関係にある個別の要素を見極めた後、もう1度全体を俯瞰し、その『本質』を掴むために「情報を統合」するのだ。

 
例えば夫婦の例に戻るなら、上手くいかない原因は社会的な状況や経済的な問題ではなく、あくまで相性の問題、つまり性格の不一致によるものだという結論になるかもしれない。

■ 余談
例えが俗的である(笑)
この時代でも性格の不一致(笑)
赤の他人なんだから「性格」と呼ばれているものが違うのは当たり前だし(厳密には人間に「性格」は存在しない。性格と呼ばれているものは「潜在意識・顕在意識⇒思考⇒行動の積み重ね」が性格と呼ばれているだけなので、人間各個の性格と内面は「実は別モノ」なのだ)それが違うもの同士の合う合わないが「相性」という事になるワケだが・・・いや、デカルトの事だから「理論が誰にでも理解できる様に、あえて次元の低い "惚れた腫れたの色恋沙汰" を例に出している」と考えられるなコレは笑
確かに私は圧倒的努力・研鑽を積み重ねてきたが、学問に関してはとてもじゃないがデカルト以上とは思えない為、そう判断するしかない・・・デカルトよ、なぜ色恋沙汰の話を例に出すのだ、何か意味があるのか?

━━【4】━━
他に考慮し忘れた事がないかどうかを「確認」する

例えば夫婦問題。
上手くいかない(離婚できなかったり、別れる事ができなかったり)原因は
「予定より早く子供ができてしまったせいもあるのでは?」など。

 
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ルネ・デカルト「4段階法」
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1:「確実なこと:真理」から出発する
2:問題を「分解して分析して考える」
3:統合し「本質」を掴む
4:他に考慮し忘れた事がないかどうかを「確認」

デカルトは「驚くべき学問の基礎」を発見し、二コラ・テスラと同じく他者を超越している人物の一人だが、そのデカルトが1段階目「真理から出発する」点を強く強調しているのは、何よりも重要で、強く言いたい事の1つでもあるからだろう。

前提を間違えば間違うほどに、
結論は必ず「真実」からズレていく。

 
私はプロのデータ・コンサルティング・アナリストだけど(有資格、元々はプログラマー、メインはC言語・C++・Java)あらゆる場面で「前提として "確信できる情報" を利用する事は絶対に徹底する」からね・・・特に仕事の場面(金が絡んでいる場面)などでは。

まぁ何れにせよ、松果体の研究に日々を費やしたデカルトの「4段階法」は、あらゆる分析・解析・アナリティクスに適用できるため、もし自分自身が解決できない「様に見える」問題に当たっているならば、結論を急ぐのではなく一度立ち止まって「4段階法」を意識してみてはどうでしょうか。


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