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ペンネーム

今日、10月21日は江戸川乱歩の誕生日(1894)だそうです。なので、Twitterでツイートしちゃいました。

私は殆ど推理小説というものを読みません。難しいからです。登場人物も多いし。特に西洋人が書いたものだと、タダでさえ人間関係が複雑な上に名前がエドワードとかキャロラインとかカタカナだからです。巻末の相関関係図をいちいち見ないといけないじゃないですか。だから、小説のメインの登場人物は3人くらいがいいです。多くても5人くらい。

しかしあれですよね、エドガー・アラン・ポーからの江戸川乱歩は素晴らしいのひとことですよね。98%の一致率ですから。一昔前に流行った「エドガー・アラン・ポー」って10回言ってみてください。10回目には「エドガワランポ」になってますよね!?いくら文章力に長けているとはいえ、この発想は天才的です。当てた漢字も素晴らしい。江戸川という苗字は実在するし、日本の首都東京を流れる川です。に、「乱れる歩み」ですよ!実に推理小説家に相応しい。益田喜頓も呉田軽穂もよくできた名前だとは思いますが、乱歩にはかないません。

好きな先人の名前をペンネームなどにすることは多いと思います。まさに乱歩もそうだったはずです。推理小説家の草分けであるポーをこよなく愛していたに違いありません。そしてその乱歩もまた後世の人々に多大な影響を与えています。乱歩の奇々怪々としたダークな小説がなければ、メタルバンド「人間椅子」(https://youtu.be/CbI79e5iZKs)も存在しなかったし、当然彼らの楽曲「踊る一寸法師」(https://youtu.be/A2bgEMEIGgg)も無かったはずです。仮面ライダーの第1話に登場する「蜘蛛男」(https://youtu.be/ArV2BAsvg-8)もいなかったと思われます。となると、森高千里の「ハエ男」(https://youtu.be/pZm8reGw16U)も当然生まれてなかったはずです(仮面ライダーにはその後「ハエ男」も登場)。

私も考えたんですよ、ラジオに投稿するための名前を。好きな作曲家の一人であるJ・S・バッハになぞらえた名前をと思って、バッハの英語読みのバックと、背中を意味する英語のバック(back)を掛けて。英語的には「Bach's back」とか「the back of Bach」とする方がわかりやすいのですが、そこは敢えて語呂を大事にしたんです。あと「Back to Bach」っていう言葉は結構使われているし。構想1時間の割には良い出来だと思ってます。

話しを乱歩に戻すと、あの「見た目は子供、頭脳は大人」のセリフでお馴染みのアニメも推理小説満載ですよね。名探偵の名前も乱歩とドイルだし、発明家の博士も使えない探偵も馴染みの地名もみ~んな、推理小説からですもんね(堤無津川はやりすぎだな)。やっぱり、推理小説を愛する人って多いんですね。

ちなみに私は「逆コナン」です。
「見た目は大人、頭脳は子供」






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