子どもに勉強させる3つの方法

以前テレビで林修先生がちょっといいなと思う発言をしたので、今日はそれをご紹介していきたいと思います。

さっそくですが、その言葉とは。

「ゲームを禁止しても勉強する時間は増えない」

と言うものです。

皆さんは今これを聞いてどう思いましたか?

私は子どもだけでなく、人間の特徴をよく理解している方だなぁと思いました。


この言葉の解説として、まずいくらゲームの時間を削ったところでダラダラ過ごす時間が増えるだけという事なんですね。

これは皆さんが子どもになったとして考えていただければ少しは分かると思いますが、人間って興味のない事はいくら時間があっても自分からやってみようとは思わないのです。

だとすれば、ゲームを禁止しても勉強には繋がりませんね。

(ただ、ゲームの時間を決めるのは大切だと思います)


勉強してもらいたいのであれば、勉強に興味を持ってもらう以外ありません。

でもこれって、小学校でも保育園でもやってる事は同じなんですよね。


どういうことかと言うと、小学校はあの手この手を使って勉強に興味を持ってもらい、そうすることで自分から進んで勉強してもらう。

保育園では遊びの中からいろんなことを学ぶので、遊びは勉強と同じです。

ところが、遊びであれば何でもいいと言うわけではありません。

ルールを意識した集団遊びや、小さい子どもなれば指先を鍛えるための遊びなど、その他その子に応じて必要な遊びを取り入れられるように働きかけています。

ということで、やはり第一に興味を持ってもらう事が必要になるのです。

ところが、どうやって興味を持ってもらっていいかわからないと言う方は多いでしょう。

保育士としてお勧めできる事を勉強に応用していくつか紹介したいと思います。

その1
0から1にする

少しでも毎日勉強できる子は時間を延ばしても大丈夫です。

1番難しいのは全くやってない子少しでもやるようにすることなのです。

ということで最初は1日5分でもいいんです。

その毎日の5分が習慣になれば、後から時間はいくらでも伸ばすことができます。

まずは5分で良いので毎日の勉強の習慣を作りましょう。

その2
親も一緒に勉強する

親が勉強するといっても何かの資格を取ってみるとか同じ勉強するとか、そういう必要はありません。

子どもが勉強している時間を、隣で一緒に読書してみるとかでも子どもからすると大きな影響になります。

その3
結果だけでなく過程を認める

ついついテストや試験の結果ばかりを見がちな大人ですが、普段の行動や頑張りなども存分に褒めてあげることでやる気が格段に上がります。

「今はまだ始めたばっかりだからこのぐらいの点数だけど、今頑張ってるのを続ければどんどん上がっていくよ」

などと日ごろの行いを認めていくことで、良い結果が出たときに達成感へと繋がっていきます。

いかがでしょうか

私は学校の教師ではありません。
あくまで保育士です。

学校の先生とはまた違った意見かもしれません。

それでも興味を持たなければ何も進まないと言うのは、子どもはもとより大人を含めても同じ話なんですね。

今回は保育士の目線から学校の勉強についてお話させていただきました。


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