職業柄では済まされない!?保育士の休憩事情…
今日は保育士の休憩の実態を紹介していきたいと思います。
一般企業であれば外にご飯を食べに行くとかスペースがあれば昼寝ができるとか、休憩は自分の好きなことをできますよね。
ところが保育士の休憩はそれすら許されないことがあるのです。
そんなことがあって許されるのでしょうか。
それらをご紹介していきたいと思います。
その1
そもそも休憩を取るのが不可能
保育士の休憩時間というのは子どもが起きている間には取れません。
保育士が休憩を取るためにはお昼寝の時間で子どもたちが寝ている必要があります。
大人数を1人の保育士で見て、他の保育士が休憩に入るのです。
ところが、途中で子どもが起きてしまうと1人がでは見切れないということになり、休憩に入っていた保育士たちも戻ってくることになってしまいます。
もちろんそれがある程度の年齢の子たちであれば1人の保育士でも静かにしていてもらうことも可能でしょう。
しかし、0歳クラスとか1歳クラスとかそういった子たちは静かに待つ事は絶対に不可能です。
その2
サービス残業を減らしたくて
以前もお伝えしたように、保育業界ではサービス残業行が悪い風習として残っています。
例えば休憩を1時間とったとして、その後サービス残業が30分絶対に発生してしまうのであれば、休憩を30分にしてそのサービス残業の分の仕事をやってしまうという事です。
これは仕事ができる人ほどそういう傾向にあるかと思います。
しかしながら、やっぱり労働基準法的には良くない事態だと思うので、そういったようなところは改善していってもらいたいものですね。
その3
仕事という名の休憩を取らされる
これは保育園によって違うと思います。
例えば子どとたちと一緒に自分もお弁当を食べなさいと言われる保育園もあります。
それは子どもたちと同じ給食を食べるということではなく、給食を食べさせながら自分の持ってきたお弁当一緒に食べるということです。
こういった形の保育園もいくつか見てきましたが、もう保育士なんてあり得ない勢いで食事を口に詰め込んで終わりですよ。
本当に職員が大切にされていないことが伝わってきました。
もちろん3,4,5歳児さんとかであれば一緒に食事を楽しむことができますが、1番ひどいのは0歳さんですよね。
そんな子たちと一緒に食事ができるわけないです。
家で1人の子どもを見ながら一緒にご飯を食べるのも大変だと思うのに、3人とか4人の食事の相手をしながら自分も食べるんですよ。
そして、そういった保育園はその子どもと食べた食事時間が休憩時間とみなされます。
なので、食事時間が終わると自分の休憩は20分程度です。
「じゃあ20分後に戻ってきてくださいね」って言われる光景を見て私はびっくりしました。
これでは休憩が確保されているなんてとても言える状態では無いです。
ちなみに余談ですが、子どもと一緒にお昼寝をするのが休憩だという保育園も見てきました。
もちろん本人の行動は制限されますし、子どもが泣けば自分は抱っこしてあやさなければなりません。
そんなのが果たして休憩と言えるのでしょうか。
いかがですか?
皆さんの保育園はどうでしょうか。
分からないですよね。
可能であれば聞いてみてください(笑)
しかしながら、保育業界はおかしな風習が多いです。
そんな労働基準法に反しているようなことをいつまで続けるつもりなのでしょうか。
そういった実態をでも1人でも多くの人に知っていただけたらと思います。
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