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周りの家庭と差をつける、子どもを成長させるコツ

昨日は自粛期間中に子どもたちが保育園でのルールや生活リズムを忘れてしまっていたという気づきについてお話ししました。

今日は子どもの成長と発達について話そうと思います。

ちなみに発達なんて言うとすごく難しそうな話に聞こえますよね?

成長は身長が伸びるとか体の外面的なことについて言っているもの

発達というのは話せるようになる、歩けるようになるなどと身体的機能の伸びを指す言葉です。

確かに子どもと2ヶ月も合わないと身長は結構伸びてましたね。

2ヶ月前と違いとても全員が大きくなっていました。

今日注目したいのは発達の面についてです。

この発達の面とは伸びた子とを伸びなかった子ですごく差が出ました。


例えば同じ位の発達の段階にある子がいました。

その2人は下手持ちでスプーンを持って食事をしている子です。

つまりスプーンはグーで握って持ち、小指側にすくう平がある状態です。

休園前に保育園で三指持ちと言って、普通の大人と同じ持ち方を保育園でやり始めたばかりでした。

そしてそのことを保護者に伝え、休園中に家庭で取り組んでもらいたい課題の1つとして2人の保護者に話しておきました。


じゃあ2人の子どもが2ヶ月の間でどうなったかというと、皆さんの予想する通りだと思います。

ちょうど比較対象になったのでこの事例を例に挙げましたが、片方の保護者は熱心に取り組んでいてくれて、片やもう一方の保護者は課題があったことすら忘れている状態でした。

おうちでやっていた子はもう意識しなくてもできるようになっていて、もう一方の子は相変わらずグーの手でスプーンを持ち、うまくすくえない時には手でご飯を食べていました。

これは3歳児の話なので、分かる方は本来3歳時のクラスで行うのはかなり遅いです。
ただ、去年のクラスでそういった取り組みをしていなかったため私が今取り組んでいるところです。

結局保育園での関わりと言うのはすごく大切なのですが、どうして大切なのかと言うと毎日毎日同じように同じ環境の中で働きかけているからです。

大人が教えるからこそ子どもたちができるようになっていくのです。

習い事だってそうですよね。
自分で1から全てやっていくというのは不可能に等しいから、お金を払ってでも人から教えてもらうわけです。

逆にそれが1番の近道ですからね。

別に保育士が教えるから早くできるようになるとかそういうことではありません。

保育士は日々の働きかけの大切さをよく分かっているからこそそれをしっかりと行い、子どもたちのできることを増やしていっているのです。

いかがでしょうか?


この話は休園前にお話しした方が良かったかもしれませんね。
でも大丈夫!
今から取り組んでも効果のあることですから。


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