ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか
『ワークマンはなぜ商品を変えずに売り方を変えただけで2倍売れたのか』酒井大輔 著 / 日経BP
全体評価:まぁまぁおススメ 10段階で6くらい(面白さ3/5、役に立つ度4/5)
要点:
・作業着専門店から姿を変えて成長を続けるワークマンの裏側を書いたもの。
・ビジネスのエッセンスが入っている。「システム構築は結構適当で100の機能を作って使わない機能が結構ある」「データ分析はよくできたシステムを使うより、エクセルベースで現場で考えて答え合わせを試行できる方が大事」「競争をしないですむ市場で闘うために、ポジショニングする」などなど。
・勘ピュータやめようぜ、とか間違っていいからきちんと意見を変えられる上司がいい上司、みたいなうちの会社にも見習ってほしい、的な話もあって面白い
・三井物産出身の人。社内でも色々やって結果出して定年して60からワークマンをゴリゴリ伸ばしているご様子。身につまされる。古巣と思われる三井情報もここ最近かなり成長してますし。
・一方で、色々と当初あっただろうな、とうかがえるところもあり、多少の脚色も感じる。
・とはいえ、きちんと結果を出してきているし、再現性もありそうなので、多少割り引いているにしても役に立ちそう。
てことで、ビジネスパーソンは読んだら学びはあるんじゃないかと思う本でした。
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