落語初稽古
ワタクロ亭にて落語初稽古。
緊張したぁぁあああ!
初めての挑戦、いつもの芝居の稽古とは違う緊張感。
この緊張は何かに似てるなぁと思ったら、結婚の申し込みに嫁さまのご両親に挨拶をしに行ったときの感じに似てる。
いやな緊張ではない。
これから新しい世界が始まるんだという清々しさ、大げさにいえばそんな感じ。
この数週間、主に車の中で散々ひとりで練習した落語を初めて見てもらう。
うほー!\( ˙▿︎˙ )/
たぁーんのしかったぁぁあああ!!
30分間ずっと喋りっぱなし演じっぱなし。何人もの人物をひとりで。
こーれはおもしろい!!
芝居とはまったく違うおもしろさ。
相手役者がいない。
相対する登場人物もすべて自分。
お、そうきたか自分!?
そんならこうやるぜ自分!!
おいおいそんなに仕掛けてくるか自分!?
そうきたら、こうくるぜ自分!!
すべて自分でやっているのに他の人物を演じている時の自分はまた別の自分。
いつもどおりの自分、自動的な自分、思いがけない自分、新しい自分、それでもただひとつの事実としてひとりで高座に座って喋っている自分。
ところがどっこい客席側にも自分がいて、そいつがあたしの落語を聴いている。
こぉーーんなおもしろい世界だったのかー落語ってー\( ˙▿︎˙ )/
そんなわけで来月落語しますやりますやらせていただきます
四月二日(火)
落語茶屋ソネスに於いて
二十時半より
演目は古典落語でも新作落語でもありません。
自分自身で落語を書きました。それをありがたいことに席亭のクロキさんに筆を入れてもらった創作落語をやらせていただきまんもす
書いてる時も、ひとりで稽古してる時も思っていたことが、今日の稽古でまた確信。
自分の世界が広がる!!
そんな清々しさをもって、ありがたく挑戦させていただいてます。
昔話を落語にしました。
演目は【 竹取物語 】
おしまいまで読んでいただいてありがとうございます( ̄▽ ̄)