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ともうしまう
2022年10月24日 07:03
生きるために、命をいただく。晴れた日曜。庭で処理をしていると、息子が僕の背中越しに手元を覗いていた。やってみるか、と声をかけると激しく首を横に振った。気にはなるらしいが、近寄る勇気はないようだった。たしかに、鶏の首を落として皮を剥ぐ様子を見るのは、衝撃的な経験だ。しかも息子自身が世話を手伝ってくれたこともある鶏たちである。生きている様子を知っているから、余計に複雑な気持ちなのだろ