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普通の5期生推しがマネージャーになる話 第3話「初仕事」
前回の続きです。
まだ見てない方は是非、下のリンクからご覧ください。
今日はマネージャーとしての初仕事。
乃木坂工事中の収録の日だ。
実家の神奈川からスタジオへ向かう。
マネージャーとしての初めての仕事。
僕は期待と不安の両方を噛み締めながら
電車に揺られている。
約1時間後
乃木坂工事中の収録スタジオに到着すると
今野さんが待っていた。
今野:「〇〇くん、おはよう。」
〇〇:「おはようございます。」
今野:「早速だけど、今日は初仕事しっかり頼むよ。」
〇〇:「はい!」
今野:「とりあえず、着いてきてくれ。
バナナマンの2人に挨拶に行こう。」
今野さんの案内でバナナマンの楽屋へ…
コンコン!(ドアをノックする)
「はーい!」
ドアの向こうから声が聞こえて、今野さんが入る。
設楽:「あー今野さん。今日はどうしましたか?」
今野:「新しく乃木坂のマネージャーになった子を
紹介しようと思ってね。
新しく5期生のマネージャーになった
〇〇くん。」
〇〇:「〇〇〇〇です。よろしくお願いします!」
設楽:「君が〇〇くんか。話は聞いてるよ。」
日村:「これからよろしくね。」
〇〇:「はい、よろしくお願いします。」
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明るく歓迎してくれてる様子で、僕はホッとする。
設楽:「ところで乃木坂ちゃんとは仲良くなれた?」
〇〇:「はい、もう仲良くなりました。」
日村:「それは良かった。」
〇〇:「まあ、まだ分からないことも多いですが
収録よろしくお願いします。」
バナナマンとの挨拶を終えて、楽屋を後にする。
今野:「次はメンバーのところに行こう。」
〇〇:「ということは3、4期の方もいるんですか?」
今野:「まあ、そうだね。緊張してる?」
〇〇:「はい、3、4期の方とお会いするのは
初めてなので…」
今野:「まあ、そんなに緊張しなくても
一応、話はしてあるから大丈夫。
ちょっと、ここで待っててくれ。」
そう言って今野さんは、乃木坂ちゃんのいる楽屋へ。
今野さんが楽屋に入って1分後
今野:「じゃあ、入ってきて。」
今野さんに呼ばれて、僕は楽屋の中へ。
〇〇:「失礼します。」
パン!パンパン!パンパン!
〇〇:「うおっ!!(´⊙ω⊙`)」
メンバー:「ようこそ、乃木坂へ!」
クラッカーの音が響き、メンバーが迎えてくれた。
〇〇:「びっくりしました。
でも、ありがとうございます。」
今野:「じゃあ、〇〇くん。
みんなに自己紹介して。」
〇〇:「はい、〇〇〇〇です。
5期生のマネージャーに新しく加入しました。
これからよろしくお願いします。」
メンバー:「よろしくお願いします。」
自己紹介が終わると
メンバーのみんなから沢山の質問をされる。
山下:「〇〇くんは何歳なの?」
〇〇:「えーっと…18歳です。
あやめさんや和と同い年です。」
山下:「そうなんだ〜!かわいいね〜♡」
〇〇:「………ありがとうございます。」
今や乃木坂46のエースである山下さん。
常にあざといを忘れずにアイドルしてる。
でも、こんなことに屈してたら仕事に集中できない。
冷静に…常に冷静に行こう。
一ノ瀬:「ちょっと、美月さん!
私の〇〇を取らないでください!」
〇〇:「いや、一ノ瀬さん。
付き合ってるんじゃないんだから…笑」
一ノ瀬:「もう!美空って呼んでって言ったじゃん!」
〇〇:「ごめんなさい………。」
(いや、一ノ瀬さん。それ初耳です。)
山下:「だって、〇〇くん。
かわいいし、かっこいいんだもん。」
一ノ瀬:「むう………」
梅澤:「はいはい、2人とも。
〇〇くん困らせたらダメでしょ?」
山下:「あっ、ごめん…」
一ノ瀬:「ごめんなさい。」
梅澤さん、ありがとう!
やっぱりキャプテンはしっかりしてる。
梅澤:「気を取り直して、〇〇くん。
5期生のこと、よろしくねー!」
〇〇:「はい!収録もよろしくお願いします。」
梅澤:「うん!」
いきなりクラッカーで迎えられて
山下さんと一ノ瀬さんに取り合われて
収録前からカオスな始まりに戸惑った僕だった。
ス:「まもなく収録始めます。」
(注意 ス:カメラマン、プロデューサー、
ディレクターなどのスタッフを表す)
スタッフさんの声で乃木坂工事中の収録が始まった。
数時間後
ス:「はいOKーーー!
みなさんお疲れ様でした!」
メンバー:「お疲れ様でした!」
収録が無事に終わり、解散する。
設楽:「みんな、お疲れ!」
日村:「お疲れ!」
メンバー:「お疲れ様でした!」
5期生のマネージャーである僕は
5期生の元へ向かう。
〇〇:「みんな、お疲れ様!」
5期生:「お疲れ様でした。」
一ノ瀬:「〇〇、美空がんばってたよね?」
やや食い気味で一ノ瀬さんが聞いてくる。
〇〇:「あ……うん、がんばってたと思います。
あーやへの愛が出てたところ
面白かったですよ。」
一ノ瀬:「エヘヘ〜( ´ ▽ ` )ありがとう!」
![](https://assets.st-note.com/img/1708703373647-G3Ro0ZALjL.jpg?width=1200)
〇〇:「でも、あーやはすごく引いてましたね〜笑」
一ノ瀬:「えっ………あーや?」
一ノ瀬さんをイジったつもりが
僕の言葉で一ノ瀬さんの重い愛に
火を付けてしまった。
小川:「茉央〜助けてーーー笑」
五百城:「あーや、怖いね〜ヨシヨシ」
いおちゃんの後ろに隠れながら
あーやは僕に向かって…
小川:「もう、〇〇さんのせいですからね!」
少し頬を膨らませながら、そう言った。
〇〇:「あーや、ごめん!」
小川:「もう、美空を止めないと、許しませんよ〜笑」
〇〇:「えっ?笑」
五百城:「美空がこうなったら、
私たちも止めるのが大変なんです。」
〇〇:「あはは…そうなんだ…笑」
小川:「ちょっと笑ってないで美空を止めて下さい!」
5分後
〇〇:「よし、じゃあ帰ろうかー!」
僕は何とか一ノ瀬さんを止めることができた。
説得にどれだけ時間が掛かったことか……
これからも一ノ瀬さんの愛が暴走したときは
マネージャーである僕が止めるのかもしれない。
こうして僕は、マネージャーとして
乃木坂工事中の収録を何とか終えることができた。
しかし、マネージャーとしての仕事は
まだまだこれからも待っていることだろう。
第4話へ続く………