見出し画像

普通の5期生推しがマネージャーになる話 第2話「再会」

前回の続きです。
まだ見てない方は是非、下のリンクからご覧ください。

今野:「それじゃあ、入ってきてくれ!」

今野さんに呼ばれて、僕は部屋の中に入った。

入った瞬間に見えたのは、5期生のみんな。

〇〇:(みんな、可愛い………)

みんなの視線が自分に集まっていて
僕は緊張してる中、今野さんの紹介が始まる。

今野:「今日からみんなのマネージャーに
    新しく加わる〇〇くんだ。
    じゃあ、〇〇くんから自己紹介をしてくれ。」

〇〇:「〇〇〇〇です。
    気軽に〇〇って呼んでください。
    あと、タメ口も全然大丈夫なので
    よろしくお願いします!」
5期生:「よろしくお願いします!」

今野:「彼には、マネージャーとして
    これから5期生のサポートをしてもらう。
    彼はみんなと同じ世代だから
    いろいろと悩み事、相談があれば
    もしかしたら力になれるかもしれない。
    だから何かあれば彼を頼ってくれ。
    〇〇くん、5期生のこと頼んだよ。」
〇〇:「はい、よろしくお願いします。」

5期生のみんなへの自己紹介が終わった。

今野:「じゃあ、何か彼に聞きたいことある人…」
5期生:「はい!」

5期生のみんなが一気に手を上げる。

〇〇:(みんな、手上げるやん!笑)

今野:「じゃあ…奥田。」

奥田:「〇〇って、いろはのミーグリ
    よく来てくれたよね…?」
〇〇:「えっ、覚えてくれてるの?」
奥田:「うん、覚えてるよ。
    だって〇〇はいつも…
    『アンダラ楽しかったよー』とか
    『また来るねー』とか
    いろはのこと、励ましてくれたから。」
〇〇:「何か、恥ずかしい……笑」
奥田:「でも、マネージャーになるって本当?」
〇〇:「うん、本当だよー!」

奥田:「嬉しい……」

いろはがそう言った。

〇〇:(ヤバい…照れる。顔赤くないかな?)

奥田:「今日からよろしくね!〇〇!」
〇〇:「よろしく……」


今野:「他に何か聞きたいことある人いる?」
5期生:「はい!」
今野:「じゃあ…一ノ瀬。」

一ノ瀬:「〇〇は、何歳なの?」
〇〇:「18歳で和と同い年なんですけど
    もう少ししたら19歳になります。
    ちなみに、誕生日はあーやと同じです。」
小川:「えーーーーー!」
一ノ瀬:「ふ〜ん、そうなんだ…。
     まあ、でも彩は美空のものだからね〜♡」

小川:「ねえ〜ヤダ!笑」
いつものみーきゅんから出る重い愛に呆れるあーや。

〇〇:「出た。あーやへの溺愛!笑
    もう愛を通り越して恐怖なんですよ〜笑」
一ノ瀬:「もう!イジらないでよ〜笑」
〇〇:「wwwww」
一ノ瀬:「とにかく、よろしくね。〇〇〜」


今野:「他に何かある人いる?」
5期生:「はい!」
今野:「じゃあ…ここからは
    〇〇くんが指名していいよ。」
〇〇:「じゃあ、さくたん!」
川﨑:「〇〇の推しメンって誰なの?」
〇〇:「えっ……………(ヤバいどうしよう。)」
奥田:「えっ、いろは…だよね?」
菅原:「でも私のミーグリにも来てたよね?」

〇〇:(えっ、覚えられてる…汗)
井上:「あれ、私のところにも来てましたよね?」

〇〇:(ああ…和にも覚えられてる…汗)

なぎさつにタレ込まれてしまい、言葉に行き詰まった。

咲月、和、いろはの3人のミーグリに行っていた僕。
推しが複数いるのは浮気って言われるのかな?
ミーグリの事とはいえ、正直に言うことにした。

〇〇:「咲月ちゃんと和ちゃんといろはちゃん!」
川﨑:「3人もいるんだ…」
〇〇:「ま…まあ、強いて言うなら
    咲月ちゃんが一番かな〜!」
菅原:「wwwww(照)」

咲月ちゃんが照れる。

奥田:「いろはが一番じゃなかったんだ……」

少しショボンとしながら言ういろはちゃん。
もう、これは重いろは。

〇〇:「ごめん…そういうつもりじゃ………」
奥田:「ふふふ、冗談だよ〜」

いろはちゃんに少し振り回された僕だった。

その後も5期生みんなから沢山質問されて
終始喋ってばかりの僕だった。


今野:「じゃあ…今日はこれで以上。
    みんな、お疲れー!」
5期生:「お疲れ様でした。」
今野:「〇〇くん、ちょっと話があるんだけど
    いいかな?」
〇〇:「あ……はい。」

今野:「〇〇くん。
    すっかり、みんなと打ち解けたみたいだね。」
〇〇:「いや〜良かったです。」
今野:「あの様子だと、もう安心だね。
    じゃあ、改めて彼女たちのこと
    よろしく頼むよ。」
〇〇:「はい!」
今野:「じゃあ、お疲れー!」
〇〇:「お疲れ様でした。」

今野さんと別れて、僕は事務所を後にした。

こうして僕は自己紹介を終えて
今日からマネージャーとしてスタートを切った。
5期生のみんなと出会い、推しとも再会して
少し楽しみな気持ちが湧いた。

僕の5期生マネージャーの道は、
まだ始まったばかりだ。


第3話へ続く………