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【衛生面も万全!】離乳食期の外出に便利な容器4選と注意点

こんにちは。BabyStock(べビストック)編集部です。

今回は離乳食期の外出に便利な容器選びについて、2児の母でもある編集部のライターTが経験なども交えてお届けします。

赤ちゃんが離乳食期であっても、外出の機会は意外と多いもの。

外出時の離乳食はどうすべきか、自宅から離乳食を持ち運ぶには、どんな容器を選んで何に気をつけたらいいか、気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事ではそんな離乳食期の外出にぴったりな容器を4個ランキング形式でご紹介します。

外出時に気になる衛生面の注意点についても解説しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

意外に多い離乳食期の外出、どんな基準で容器を選ぶ?

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離乳食期になると、赤ちゃんを連れて外出する機会が増えてきます。そうなると、外出先で離乳食を与える機会も少なくありません。

人に会いに行ったり、外食したり、旅行やレジャーに出かけたり……電車や飛行機に乗ることもあると思います。

結婚式などのお祝い事や葬儀などのお悔やみ事、引越しなど、わたし自身離乳食期に遠出をした記憶はたくさんあります。

またご家庭によっては、赤ちゃんをお弁当持参の保育園に通わせる場合もありますよね。

自宅で赤ちゃんに離乳食を与えられたら、パパやママは準備や片付けの手間が一番少なく済みますよね。赤ちゃんも慣れた空間で、落ち着いて食事ができます。しかし、何かと離乳食を持って外出する機会はあるものです。

外出時に必要になるのが、持ち運びやすい離乳食用の容器でしょう。

容器を選ぶ場合は、まず持ち運ぶ際の衛生面を基準に選定するようにしましょう

離乳食は大人の食べ物に比べて水分が多い、量が少ないといった違いがあり、赤ちゃんが口にするものなので、外出先では自宅以上に衛生面に気をつけなければならないのです。


外出時の離乳食の容器は衛生面に注意

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外出先で離乳食を与えるときに大切なのは、離乳食を衛生的に持ち運ぶことです。

外出する場合、離乳食を容器に詰めてから赤ちゃんが食べるまでの間にどうしても時間が空いてしまいますよね。

その間に容器内で雑菌が繁殖すると、大人に比べて胃腸が未発達な赤ちゃんは、食中毒をおこすリスクが高くなるのです。

衛生面を考えると、外出時の離乳食は市販のベビーフードがおすすめです。

でも毎回ベビーフードでは、ちょっと出費が気になるという場合も。

また赤ちゃんによっては、市販のベビーフードを好まない場合もあるかもしれません。

行き先や状況によって、手作りの離乳食と市販のベビーフードを使い分けると良いでしょう。

手作りの離乳食を持って外出する場合は、冷凍した離乳食を保冷しながら持ち運び、外出先で解凍するのがおすすめです。


冷凍した離乳食を容器で持ち運ぶときのポイント

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冷凍した離乳食を容器に入れて外出するときに注意するポイントは、保冷と解凍です。

①きちんと保冷
離乳食を冷凍している間は、食中毒の原因になる菌の繁殖はストップしています。

しかし自然解凍のように食品を常温帯に置いておくと、食品の温度が上がってしまい、菌がどんどん再繁殖してしまいます。

↓参照:食品の品温と微生物増殖の速度

微生物増加曲線


離乳食を冷凍庫から出したら、高い温度下におかず、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて、食品を低温に保って持ち運びましょう。

持ち運びを短時間にすることも大切です。

外出先に冷凍庫があれば、赤ちゃんが食べる時間まで離乳食を冷凍保存しておいてもらうと良いでしょう。

はじめから冷凍可能な容器に離乳食を入れて冷凍しておけば、お出かけ前にそれを冷凍庫から出して保冷バッグに移すだけで準備完了です。

赤ちゃんとの外出前はどうしてもバタバタすると思うので、ひと手間でも減らせたら嬉しいですよね。

②しっかり解凍
冷凍した離乳食を解凍すると、菌が再繁殖を始めます。

この菌を加熱殺菌するために、しっかりと全体を加熱して解凍することが大切です。

冷凍した離乳食を持ち運ぶ場合は、解凍する場所や方法を外出前に確認しておきましょう。

離乳食は小鍋での加熱解凍が一番おすすめです。全体をまんべんなく温められ、水分量の調節もしやすいので、安全性と質の管理が最もしやすい方法です。

解凍のコツ

しかし、外出先では、電子レンジで解凍することも多いでしょう。

百貨店やショッピングモールのベビールームなどにも、よく電子レンジが置いてありますよね。

電子レンジは鍋などの洗い物が出ず手軽ですが、1回の加熱ではどうしても加熱ムラができてしまうのが難点です。

電子レンジを使う場合は、「短時間加熱→混ぜる」を数回繰り返すことで、全体を温めるようにしましょう。

解凍用に別の容器を用意してもいいのですが、はじめから電子レンジ対応の容器に入れておくと時間がかからず洗い物も少ないのでおすすめです。


外出時におすすめの離乳食容器4選

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ここまでのことを踏まえると、外出する際に「十分に衛生管理がしやすい」容器はどのようなものなのでしょうか。

持ち運ぶ際に低温に保つための「冷凍がしやすい」こと、運ぶ際に「食品を保ちやすい」こと、食べる前に「加熱がしやすい」ことがポイントです。

この観点から選んだ、離乳食期の外出におすすめの容器をご紹介します。

4位 ジップロック スクリューロック300ml

保存容器の定番、ジップロックシリーズのスクリュータイプです。まるごと冷凍が可能で、フタをずらせば電子レンジも使用可能です。本体が軽いことや、冷凍してもフタが外しやすいという利点も。容量が大きいので、離乳食後期以降におすすめです。

持ち運ぶ際は、保冷剤を入れた保冷バッグに入れて持ち運びましょう。出先に冷凍庫があれば、冷凍庫で保管するとより安全です。

離乳食以外にも使いみちがあり、価格もお手頃なので、離乳食容器にあまりお金をかけたくないという方にもおすすめです。

3位 OXO ベビーブロックフリーザーコンテナ

まるごと冷凍できて、フタを外せば電子レンジでの解凍が可能な離乳食容器です。
SサイズとMサイズがあるので、赤ちゃんの成長に合わせて使うことができます。

持ち運ぶ際は保冷剤を入れた保冷バッグで持ち運んでください。出先に冷凍庫がある場合は冷凍庫に入れて保管しましょう。赤ちゃん用品ながら、OXOらしいシンプルなデザインも魅力的ですので、出先の食事もスタイリッシュになります。

このシリーズはサイズ違い同士でもスタッキングができるので、普段使いする際もごちゃごちゃしがちな冷凍庫内で省スペースにおさまります。食洗機対応で、漂白剤も使用できます。

2位 エジソン ベビーコンテナ

スペースが3つに区分けされている便利な容器です。水分の多い離乳食でも、一つの容器で主菜、副菜を分けて持ち運ぶことができます。

まるごと冷凍することが可能で、フタをずらせば電子レンジで解凍できます。

この容器に離乳食を詰めたものをいくつか冷凍しておけば、外出の支度がぐっと楽になりますね。離乳食の持参が必要な保育園用のお弁当容器としてもおすすめです。

1位 サーモス まほうびんの離乳食ケース

離乳食を入れる内容器2つと、外容器のセットです。外容器は魔法瓶構造になっていて、しっかりと保冷ができます。内容器は冷凍可能で、電子レンジでの解凍(フタは外す)にも対応しています。

出先に冷凍庫がない場合でも、内容器ごと冷凍した離乳食を魔法瓶構造の外容器に入れておけば、低温を保ったまま衛生的に持ち運びができます。

食洗機対応で、漂白や消毒も可能なので、手軽に衛生的に保つことができますね。

形状が縦2段型なので、バッグの中でかさばらないのも嬉しいポイントです。外側のデザインもかわいらしくておすすめです。

小分け冷凍容器で急な外出にも対応

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ランキングでは、冷凍した離乳食を外出時にそのまま持ち運べる容器をご紹介しました。

前日までに準備しておけば、当日の支度の手間が減って助かりますよね。

ただ、当日になって急に出かけることになる場合もあると思います。

そんなときは、普段使いの離乳食の冷凍ストックを外出用の容器にうつして持っていくと良いでしょう。

普段から離乳食を小分けにして冷凍庫にストックしておけば、普段の食事にも急な外出にも対応できてとっても便利です。

おすすめの小分けフリージング容器をご紹介します。

リッチェル わけわけフリージングブロックトレー 

下ごしらえに役立つ製氷皿タイプの離乳食容器です。

特徴はサイズ展開で、一番小さな15mlサイズを使えばごく少量の離乳食を小分け冷凍することができます。離乳食初期や中期は1度に食べる量が少ないので、いろいろな食材を少量ずつ小分け冷凍できるのはありがたいポイントです。

容器の素材が柔らかいので凍った食材を取り出しやすく、食洗機利用も可能など、使い勝手も良い商品です。

外出時は市販のベビーフードも活用しよう

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外出先によっては、手作り離乳食を容器に入れて持っていくことがどうしても難しいこともありますよね。

行き先に冷凍庫や電子レンジがなかったり、時間が読めない予定だったり……。

そんなときは、市販のベビーフードの出番です。

衛生管理の行き届いた工場で生産され、市販のベビーフードは、離乳食期の外出の心強い味方。殺菌処理されているため、常温で持ち運ぶことができます。

お弁当タイプや瓶入りのペーストなどはもちろん、お湯を入れて使うフリーズドライタイプもおすすめです。

お弁当タイプや瓶入りの商品は、家でのストックや持ち運びの際にかさばるのが難点ですが、これさえあれば外出先ですぐ食べられるのでとっても便利ですよね。

フリーズドライタイプはお湯と容器を用意する必要はありますが、かさばらないのでストックしたり、多めに持ち運んだりすることもできます。

ちょっとしたお出かけならお弁当タイプ、荷物を増やしたくないレジャーならフリーズドライタイプなど、両者を行き先に応じて使い分けたり組み合わせたりすると良いでしょう。

外出時に便利な市販の離乳食
市販の「ベビーフード」と呼ばれる離乳食のなかでも、外出に便利な商品をご紹介します。

3位 和光堂 手作り応援 国産コシヒカリの米がゆ

軽いので、たくさん持って出かけたいときにぴったりです。同じシリーズで野菜やお魚などもあるので、いくつか組み合わせて使うのもおすすめです。

2位 和光堂 栄養マルシェシリーズ

お弁当タイプのベビーフード。スプーンがついているので、外出前の準備も時短でできます。

1位 Babybio 有機ベビースムージー

パウチタイプなので持ち運びもかさばりません。食べる際も蓋を開けて吸うだけなので、お洋服が汚れにくいという点でも優れています。ヨーグルトに混ぜるのもおすすめ。うちの娘は、1歳頃からは自分で持って食べていました。

離乳食期も容器を活用して楽しい外出を

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今回はおすすめ外出用の離乳食容器と衛生管理のポイントをご紹介しました。お気に入りの容器は見つかったでしょうか。

外出先で家族以外の人に会ったり、四季折々の自然に触れたり、旅行先で非日常的な経験をすることは、赤ちゃんにとって良い刺激になります。

毎日仕事に育児に忙しいパパやママにとっても、赤ちゃんとの外出はリフレッシュできる良い機会ではないでしょうか。

外出先に合わせた使い勝手の良い容器やベビーフードを選んで、離乳食期も赤ちゃんとの外出を楽しんでくださいね。



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