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ヨコの意識

ビジネスにおいて最もアドレナリンが出るのは、1つのことを深堀りしている瞬間だと思っていたけど、最近では「ヨコ」への繋に、ちょっとした悦を覚えている今日このごろ。


皆様、スーパー寒波の中いかがお過ごしでしょうか?
私は絶賛巣篭もり中です。



物事を深く掘り下げるという行為は、知らなかった領域を新しく知るチャンスで探究心とか好奇心とか知的な欲求が埋まっていくのが快感な人にはたまらん行為である。


趣味は顕著にそれが現れる。

私の例でいうと、ゴルフにハマり、キャンプにハマり、DIYにハマり、釣りにハマり…俗に言う【沼】である。

沼にハマる人は、嬉々としてそれを語るのはなぜか?ハマっているは、没頭している。からだ。

欲求が満たされると同時に、「自分」を感じれるからではないかと思う。
沼っていう表現もまた言い得て妙。なんとなく男性しか使わない気もするこの表現は、あえて危険な、薄暗い、ダークな、、比喩。これが「深いプール」だったら、興ざめである。人間はこころの何処かでリスキーさを求めているかもしれない。




仕事においても縦の深堀りは同じで、1つのことを極めようと進めばエキスパート化できるし、そこに需要もあるし、ビジネスとして成功する鍵も多分にある。


ここ数年、仕事で意識しているのは「ヨコの意識」。

縦への突貫は趣味同様に魅力的で、1つのことに熱中してしまう自分向きでもあるけど、どうしてもキャパが決まってしまう。

また世の中のチートなエキスパートたちと争うのは、無理ゲーでおそらく不毛だし、そこに需要も無い気もする。あるのは、おそらく自己満足。
専門的なことはプロフェッショナルに任せて、自分のできることと言えば、「繋」である。

営業はもともとそういう役割かもだけど、まあまあこの境地に行くまでは、大変な人もいる(私のような)

こだわりを捨て、
自分を捨て、
そして人を信じる。


世紀末乱世に不満ばかりを感じて人を信じなかった、ゲスな生き方をしてきた自分には一番苦手な話だが、、不思議とそこで得た達成感を一度味わってしまうと、まあ意外とできるもんだ。



ヨコに繋げるーー。

これまで自分ひとりでは到底到達できなかった領域が見えてくる。またそれ以上の拡がりも発見できる。

このスタッフィングだと、こんなことまでできる。
このチームなら、こんなことが出来るんじゃね?


嗚呼、ワクワクが止まらない。笑

営業は成果主義で、それは逃げられないリアルで、まあ時に残酷な世界だけど、成果以上に「残せるもの」が見つかった時とか、成果以上の結果が残せた一番嬉しい瞬間をイノイチ味わえるのも営業だ。


まさに沼。




そんなこんなで、秋ごろからやっっている、かなりの人数のヨコをつないできた仕事もようやく終わる。

スタートしてないけど、終わる。

前さばき、下準備、段取り9割とはよく言ったもの。営業の仕事はそんなもん。

でも、それでいい。


(ごま吉)

たしかな満足を(´ε` )