見出し画像

ベビーシッター の選び方 〜ベビーシッターに抵抗や不安がある方へ〜

・はじめに

子育ては、一人ではできません。
家族だけでできることにも、限界が来る時があるかもしれません。

そんな時のために、
保育園や幼稚園などの施設があり、
一時預かりや子育て支援センターなどがあります。

そして、“自治体届出済“のベビーシッターも
「認可外保育施設」のうちの一つなのです。

上記の施設やサービスでは補えない部分を、
私たちベビーシッターにお手伝いさせてください。

まだ日本ではあまりベビーシッターが普及していないような印象ですが、
疲れる前に、頑張りすぎる前に、誰かに助けてほしい時に、
自分の時間が欲しい時に。
できたら頼ってくださいね。
大人の笑顔が、やっぱり子どもにとって一番だと思うんです。

全ては
子どもたちのため

頼れる場所はきっとあります。
あなたの最善を見つけてくださいね。


※熱く語り長くなってしまいましたので、お時間ある時にお読みください。

・ベビーシッターの選び方

【価格について】

皆さん気になるのはこれですよね。
ここでは、具体的な金額ではなく
価格に込めた想いをお話していきます。
どうぞお付き合いください。


まず、このnoteを書いているのは、営業目的ではありません。

今後、これを読んでくださっている方々が
私のお客様になる・ならないは正直どちらでも良いんです。
(もちろん私にお子さんを預けてくださればそんな嬉しいことはないです☀️)

世の中には、低価格で依頼を受けている方もいます。
その方が保護者やお子様のためになるなら、
そちらも良いと思います。

シッターサービスも現代にはたくさん溢れています。
より子どもも大人も“心を預けやすい方“を選んでください。


ただし、大切なお子様の命をお預かりするお仕事、
いくら子どものためや保護者のためを思っても、
私はどうしても低価格ではできませんでした。

だって、子育てって、保育って、
そんな簡単なことじゃないから。

時給が千数百円なら、私は保育より飲食店などを選びます。
だってその方が楽だから。
責任が少ないから。
(飲食店はリスペクトしています、美味しいご飯最高!)


でもやっぱり、私は子どもと関わりたいです。
あの、一瞬たりとも目が離せない成長を、
間近で見守れる喜びを知ってしまったから。
それを、保護者の方と共有して喜び合う幸せを、知ってしまったから。
あの尊い空間が、大好きだから。

子育てはとても素晴らしいことだと思っています。
人が人を育てる。
訳がわからないくらい未知で、
愛しくて、尊くて。
一生かかってもこの謎は解けることはないんだろうなと。

人間が迷って悩んで、
もしかしたら一番時間と気力を費やすかもしれない時期。

そんな大事な時だからこそ、色んな人に相談し、
たくさん話して、できるなら、
助けにならせて頂けたらと思うんです。

その想いは、きっと子どもに届くって
信じています。

日々頑張る親御さんの責任を、
少しだけ預けて頂くこのお仕事。
“子育てしている方ってそれだけ価値があることをしているんですよ“
という気持ちも強くありました。

どうしたら本当にその人たちのためになるのか、
自分なりに悩み考えて決めました。
きっと一人一人のシッターにそのような想いがあると思います


【資格について】

保育士資格 と ベビーシッターの資格 は全く違う物です。
保育士は国家資格で、学校に通ったり資格試験を受けて取る物。
ベビーシッターの資格は、国家資格ではありません。

先日保育の勉強や復習のために
ACSA(全国保育サービス協会)の研修を受講しました。
養成研修・現任研修 計6日間、Zoomで行われました。
講義を受けて、たまに少人数で話して、用紙を提出。
そしてこの後試験に合格すると、
「認定ベビーシッター」となるんです。

あら不思議、座学だけで…
これだけで認定と名前がつくそうです。
座学だけで子どもの何が分かるのでしょうか。
正直、私は不安になりました。

なので、「ベビーシッタの資格があるからこの人は大丈夫」
と安易に考えるのは危険かなと思います。
もちろん、資格がなくても子育て経験がある方もいますし、
それぞれの経験してきたことや考え方も違います。

ただし、逆に、保育士資格を持っているからといって、
必ず“子どものことを理解し愛している“という訳ではないと思うんです。
そこが、難しい。
先日の保育園での悲しい事件、ありましたもんね。
正直信じられませんが、現実にあった出来事です。
資格を持っていたって、ああなってしまうと何の意味もないんです。


つまり、
ここで言いたいのは
「資格ではなく心が大事」
だということです。

そのためにも、お子様を預ける前には必ず、
事前面談をしっかりしてくださいね。


【子育て経験について】

子育て経験は、私自身まだありません。
なので子育て経験のある方が羨ましいです…

ただ!私には7年程の保育士経験があります。
毎日毎日子どものことを考え、
たくさん子どもと遊び、
たくさんの子どもの気持ちを知り、
たくさんの出会いと別れを繰り返してきました。
(ああ、会いたいな)

また、子育てをして園勤務の経験がない方より、
より私の方が多くの方の悩みや葛藤に
日々寄り添ってきた自信は、大いにあります。
(保育園の保護者さんたちありがとうございます)
(会いたいです)
(いつも相談してくれる友だちも、ありがとう)

また、子育てを終えている方よりは
体力があるはずです!
もっと若い子よりは、知識や経験では負けたくありません。(プライド)
保育園を辞め一旦保育を離れたものの、
最近は保育についてひたすら考える日々が
再度やってきています。


また、保育園や幼稚園は人で選べない、すぐには辞められないですが、
ベビーシッターはご自身で選べるんです。

どうかどうか、信じられるお相手を見つけてみてくださいね。


そして。ここまで読んで、シッターなんて必要ないと思った方。
素敵なご家族や頼れる方が近くにいて、本当によかったです。
読んでくださってありがとうございます。

・大事なこと

少しでも不安がある場合は、預けない方が良いかと思います。
これとっても大事です。

子どもが初めて着る衣服を選ぶように、
大切な誕生日にあげるおもちゃを選ぶように、
子どもを取り巻く環境になるシッターを
大事に大事に選んでみてください。


まずは事前面談でも、
Zoomで少し話すだけでも構いません。
お話してみたいですと言って頂けたら喜んでお話致します。

私の場合ですと、話してみて違うなーと思ったら、
もちろん予約しないでも大丈夫なんです。
申し訳ないなんて思わないでください、
もっと選んでもらえるように、私ががんばるきっかけになります。


そして、子どもを預けることに、罪悪感を感じなくていいんです。
大人も子どもも、絶対、一人では生きていけないんだから。
たくさん頼り合っていきましょう!


・最後にお願い

これまで書きましたのは
今の私の経験や、感覚によるお話です。

最終的には
どうか、ご自身で、
大切なお子様と関わる大人の“見極め“をお願いします。

保護者の方の感覚を大切にしてください。

皆様がいつか、どこかでベビーシッターをご利用になる場合の参考になれば幸いです。
良いシッターさんに出会えますように。
子どもも大人もたくさん笑顔になりますように。

お読み頂きありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?