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溢れるように言葉が出る場所へ

こんにちは。
東京でベビーシッター業をしている保育士のアサミです。

昨日は次女を送った後、友人のお宅にお邪魔して、いわゆる“ママたちの雑談”をしてきました。
知り合った頃は20年前?誰も結婚してもいなかった頃からの長い付き合いでいられることと、どれだけ月日が経ってもそれを感じさせない間柄でいられることに感謝する大切な友人たち。


小学校でも中学校でも転校を経験している私には、【地元】と呼ばれる慣れ親しんだ地域があるわけでもなく、何となく広く浅い付き合いを広げていた学生時代。
住む場所の近くにはもちろんそれなりにたくさんの友人もいたので、各地に交友関係が広かったあの頃。
そこで得たものはかけがえのないものであったと思いますが、その中でも今も付き合いがある友人はやっぱり少なくなりました。


今だからこそ感じられますが、好きな人とだけ会ったり連絡を取るのはとても自分の心が軽いです。

自分と家族しか知らなかった頃から小さなコミュニティを知った保育園時代、そこから、学校で集団生活を経験しながら自分と違う考えの人に触れたり、仲間を作ったり、時に仲間割れしたり・・・社会を知りながら良いことも悪いこともやってきたから今があると言えるのですが、子ども時代にはその時にしか感じられないような思いをたくさん経験してきたのですよね。

わが子を見ると
もっとこうしたらいいのにな
とか
私だったらこうするのにな
とか言わないけれどついつい考えてしまうこともあるのですが
子どもは子どもなりに、今を一生懸命生きているのですよね。

大人になった自分は
言いたいことがあっても
思いのまま発するのでなく、

いい意味だと
相手に伝わりやすいように
とか
嫌味のないように、でも伝えるべきことは伝えよう
とか
頭をぐるぐるしながらも
言葉を選んで発していることが多いのですが

わが子を見ていると、まだまだ
思ったことはそのまま言っている状態
そして、周りの反応にいい反応をしないときもあるし可愛げなく無言の時も。

でも
好きなジャンルの話題、例えばお笑い芸人の話とかになったり
自分が経験してきたり思いついた面白い話があると
もうそれこそ
溢れるように言葉が出るのです。

これって、すごく大切なことなんだなぁって
昨日友人と会ったときに思ったのです。
友人と会って話しているとき、私はほんとうに何も考えずにただ言いたいことだけを言っていました。時間があっという間だった!!
話したい、伝えたい、お互い状況が違っても、理解されなくても言いたい!
って。
にこにこ笑って聞いてくれた友人たち。
わたしはどれだけ元気をもらったことか。


こうやって、素の自分を出しながら何も考えずに話せる相手が自分にはどれだけいるでしょうか。

小、中、高、大、仕事、
友人
家族
ステージが変わっても付き合いの変わらない仲間はいますが
それに感謝した昨日でした。


私の尊敬する方の記事で
緊張するのは、本当にそれを伝えたいと思っていないから
と書かれていたことがあってドキっとしたことがありました。
プレゼンでも、仕事で相手に伝えるときでも
自分が言いたくて言いたくてたまらないことであれば
発表の場は緊張なんかしないで嬉しくてしょうがないはずだ
と。


仕事で大勢の前で話すことや
保護者会で保護者に話すことや
研修で発表担当になったり
色々な経験がありますが
とにかく舞台に立つのは苦手で、前もって何重にも準備をして予行演習しないと緊張してしまうタイプの私。
でも、それってどこか
やらされているって思ってたから緊張していたのかな。
もちろん、場数をふむことや仕事の経験値もあるとは思いますが。

園の保育士時代があってこその今の自分であるとは思いますが、今後は自分のやっていることに誇りと自信をもって、何か伝えるときも
言いたくてたまらない!
溢れるように言葉が出てくる!
となれるように・・・

まだまだ、日々勉強ですね!
やっぱり、↑ここに落ち着く。


好奇心を止めないこと。

好きなことを学ぶこと。

好きなことを伝えること。

これをやってくるとすごく自信になるし、
それがいつか、人の役に立てることを目指して。

そして子どもが
話が止まらないくらい目を輝かせて伝えられることが増えるように、その子に合わせた興味の広げ方をしていけたらいいな、と
親としても
保育士としても思いました。

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