ラルフ・ワルド・エマーソン
ラルフ・ワルド・エマーソン(1803〜1882)は、アメリカの思想家であり、超越主義の中心人物です。ハーバード大学を卒業後、牧師を務めましたが、妻の死をきっかけに辞職。スウェーデンボルグ神学の強い影響を受け、1836年に『自然論』を発表し、超絶主義運動のバイブルとなりました。
「代償の法則」とは、ラルフ・ワルド・エマーソンが1826年1月8日の日記に記した概念で、「あらゆる不備は補われ、苦しみは癒され、犠牲は報われ、負債は返済される」という考え方に基づいています。
代償の法則
私はいつも生よりも死に固執していました。言い換えれば、死を意識することで、生に執着するようになっていたのです。
そのため、観念や信念に固執するクセがあり、この観念が事件を引き起こした大きな原因でした。私が集団生活を必要としたのも、この想観念を見直すことにありました。
また、サイバー空間で伝えられた「あるメッセージ」を思い出しました。(↓のリンクでも同じことで悩んでいます)
やはり「すべての結果は自分自身の行動にある」ということを改めて思い知らされました。
嫌なことは嫌なこととして自己開示することは大切だと思いますが、その後の行動をしっかりと選択する責任を考える必要があります。
自分にできる努力をしながら、素直で柔軟な姿勢で生きる。自分にとっての自然な流れを見つめる感覚で生きることは大切ですが、心のどこかで「自分の流れの中で生きたい」という思いが強かったのだと思います。これが「自分の思い通りの未来を見たい」という欲求につながっていました。
他者の評価から自分の存在理由を得ることは手放せても、日常生活の中で生きがいや存在意義を見出すことは難しいです。
努力が報われないと自暴自棄になるパターンは、過去の私のクセでした。私がすることは「報われるまで努力し続ける」ことです。
自分の経験や行動から自分を知り、自分が何を望み、何を必要としているのか、自分の身の丈を知る。
それができない場合は、その行動につながりそうな思考を手放し、その過程で生じる感情を受け入れられるまで静観することが大切だと改めて実感しました。
エンディング