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寛容

 24歳のときから保険代理店を経営していたので、常に自分の能力と行動で問題を解決することを求められていた。また、自分で解決した方が良い結果が得られるという驕りもあった。

 今までの生き方を振り返ってみると、好奇心旺盛でお節介なところがあり、それをセールスポイントにして仕事をしていたが、見直す必要性を感じた。それが生きにくさにもつながっていたからだ。

 他人の評価を自分の成果や報酬として受け止めてしまうと、その行為が期待や不安を膨らませるきっかけになっていた。

 集団生活における「見守る」という行為は、勇気と愛情だと思う。見守る勇気は、受容・許容・寛容を養う絶好の機会になっていた。

 問題を自己解決するのも一見自己犠牲的でもあるが、裏を返せば自分でやらないと気が済まないということでもある。その結果、仲間の成長する機会を奪ってしまい、信頼関係を築くこともできなくなる。また、仲間の結果を受け入れるキャパも広がらず、距離や亀裂を生むことにもなりかねない。

 問題や課題を仲間と共有し、解決までのプロセスを個人の能力の問題として推し量ったり、天秤にかけたりしない強さを持ちたい。

2017 4/4


遠く離れた細胞、分子、分子の集合体などが互いに同じ周波数や共鳴周波数で共鳴するためには、同調して共鳴する必要がある。

いくつもの部分が結びついて還元不可能なまでに複雑な生命体をなしている場合、それらの部分は、どの一つの部分が取り除かれても、全体の機能が損なわれてしまうような関係で相互に結びついている。

人間には自分自身の脳の機能に高水準で自然発生的な同期化を起こす機能が備わっている。

同じ周波数に同調されたホログラム同士は情報を交換することができる。

アーヴィン・ラズロ



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