寛容
24歳のときから保険代理店を経営していたので、常に自分の能力と行動で問題を解決することを求められていた。また、自分で解決した方が良い結果が得られるという驕りもあった。
今までの生き方を振り返ってみると、好奇心旺盛でお節介なところがあり、それをセールスポイントにして仕事をしていたが、見直す必要性を感じた。それが生きにくさにもつながっていたからだ。
他人の評価を自分の成果や報酬として受け止めてしまうと、その行為が期待や不安を膨らませるきっかけになっていた。
集団生活における「見守る」という行為は、勇気と愛情だと思う。見守る勇気は、受容・許容・寛容を養う絶好の機会になっていた。
問題を自己解決するのも一見自己犠牲的でもあるが、裏を返せば自分でやらないと気が済まないということでもある。その結果、仲間の成長する機会を奪ってしまい、信頼関係を築くこともできなくなる。また、仲間の結果を受け入れるキャパも広がらず、距離や亀裂を生むことにもなりかねない。
問題や課題を仲間と共有し、解決までのプロセスを個人の能力の問題として推し量ったり、天秤にかけたりしない強さを持ちたい。
2017 4/4
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