We are not alone.
夫婦喧嘩が日常茶飯事の家で育ち、私のことでケンカをしているときに聞こえてくるいつものセリフ。
「コイツがこうなのはお前の遺伝子が悪いからだ!」「お前が中卒だから!」と父が母に詰め寄っているのを見て、「オレが生まれなきゃこんなことにはならなかったのになぁ」と思うことで自分を納得させていた。
夫婦喧嘩がひどい時は、母親が外に出て行くのを追いかけて「自殺しないで」と声をかけていた。そんな母親は私に何かしてあげる余裕などほとんどなかったので、ゲームソフトを私に買い与えるなどをして夫婦喧嘩の埋め合わせをしていた。
父に言いたかったことがある。学校の勉強よりも大切なことがたくさんある事を教えてほしかった。学歴で人を見るのはシステムに騙されてるようなもんだと…でもそんな父は、もうこの世にいない。
体が大きくなった私は、父をボコボコにしてしまう暴挙にでたこともあった。あれほど虚しさを抱えた中で仕返したことはなかった。
2013年、父親の死後、自分が何者であったのか、何になりたかったのか全くわからなくなってしまい、その後、傷害事件を起こしてすべてを失った。
「司法病棟」という外部との接触が完全に絶たれた環境で過ごすことによって自分と向き合う時間が与えられ、今までの思考パターンでは通用しない生活が求められた。
↓のリンクは、今までの経験と思考パターンを抽象的に文章化したものです。目を通していただけたらうれしいです💐
自分を見つめ直す間もたくさん傷つき、人格形成に親との確執が大きく関わっていることを知り、さらに自分を見失いそうになったことが何度もありました。
自己喪失感に苛まれ、抜け殻になったような日々を過ごしました。ずっと共存していたはずの虚無感や孤独感は、自分が作り出した幻想であり、現実逃避ではなく正真正銘の逃れられない環境を与えられた私は不思議と冷静になり、本当の自分と対峙する絶好の機会が与えられました。それは
「万物を通して成長したい」
だったのです。「死にたい」ではなく「成長したいと願っている?」これが自分が望む答えでした。そのきっかけとなったのが薬物使用による「変性意識体験」と「精神的な死」でした。
私の場合、ほぼ同時に引き起こしたので、一気に境界線を越えたのだと思います。今までの自分の「存在証明」をまとめました。
ー頭の中の口ぐせ年表ー
生まれてこなければ
お父さんとお母さんが
ケンカしないで済んだのに
(スタートは悪くない)
生まれてこなきゃ良かった
(被害者意識の萌芽)
どうして産んだんだよ!
(反抗期到来)
生まれてきて悪かったな!
(反抗期のピーク)
生まれてきてごめんなさいww
(開き直り)
コレを吸ったら色々わかった
(大麻は何故かこうなる)
何でオレ?
(バージョンアップ)
オレが生まれたことに
感謝しろや!
(自意識過剰・感謝の前借り)
なぜオレは生まれたのか?
(自業自得により離婚)
何でオレ?2013年バージョン
(アップデート)
いままでのオレは
何だったんだ!?
(無間地獄=精神と時の部屋)
オレにできることは何か?
(イマココ)
今までの自分と本当の自分が手を組み、体験を通して知りえた情報を明確にしていくことが自己実現につながると確信しました。
肉体は生命活動を行うために消費と生産を繰り返し、魂はその生命活動の過程にある学びを糧としているという結論に至ったのです。
このnoteは、自分の生きる道を見つけようと孤軍奮闘している人たちに私の経験と直観に基づいた情報を届けたいという私の意志を形にしたものです。必要な時に必要な人へ届きますように。
これまでの人生で知らなかった自分を発見する最善の方法は、低次の性質ではなく高次の性質を呼び起こす状況に身を置くことだと学びました。あなたは何を選択しますか?
私の人生、みなさまの良心で成り立っております。私に「工作費」ではなく、「生活費」をご支援ください🥷