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人生初のマッチングアプリをしてみたらスーパーイケメンが釣れた話③

前回のあらすじはコチラから

今回もスーパーイケメン(以下Sメン)との会話等には脚色を加えて書いていきます。
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一定距離を保った冷静な付き合いが好みだと言うSメンに対し、
「ベビは甘々な付き合いが好みっすねーw」
と返すと

「えっ そうなんですか!?」



と衝撃を食らった様子のSメン。
おベビは確信を得た。
おそらく彼は、「読書が好き → 落ち着いている → 冷静」という謎のセルフ方程式でおベビにコンタクトをとったのではないだろうか。
そして今、彼の期待は裏切られたのかもしれないと。

しかしベビはそのまま会話を続けた。

ベビ「あんま淡々とした人は寂しいんでw 常に連絡してくるタイプの人も忙しいとキツイ時ありますけど、好きだったら甘々な関係の方がいいですねw」


Sメン、またしてもメッセージが止まる。
彼は考え込むとわかりやすいタイプのようだ(人のこと言えないけど)。


しばらくして、Sメンからメッセージが。




Sメン「ほろよい久々に飲んでるけど美味いですね!(ニッコリ)」


何だその不自然な回避はーー!!!
おいしっかりしろスーパーイケメン。
お前の実力はこんなもんじゃないだろう!!(←)


ベビ「美味しいですw てかほぼそれしか飲めないですけどw」
Sメン「酒強くっても別にいいことないっすよw 美味しく飲むのが一番です!」

Sメンがほろよいを逃避口にしたので、ベビはその逃避口を使ってみようと思いつく。

ベビ「ほろよいとか飲みながら甘々に過ごせる相手とかいいですね~w 甘えたり甘えられたりベタベタしたいなー。イチャコラするの好きなんでww」
Sメン「意外ですね。そういうタイプじゃないイメージでした」


せやろ? 君はそう思っていただろう、「読書好き=クール」という謎方程式によって。
スーパーイケメン君、ぶっちゃけて言うとコレおベビの本心だ(爆)。


ベビ「Sメンさんはドライというか、付き合ってる彼女にもあっさりなタイプですか?」
Sメン「いやー。どうかなー。あっさりかもしんないっすね」
ベビ「マメそうなのにw 付き合うとあっさりになるタイプかw」
Sメン「俺は酒飲みながら黙々とゲームしたりするんで。だから一緒にいても会話とかないっつーか。ゆっくり酒飲みながら読書とかだと違うかもっすね!!」


待て待て待て待てwwww
お互い読書しながら会話もするってことの方がなくないか?ww
ゲームしながらの方がまだ会話あると思うけどww
本読みながら会話とか、本に集中できんがなwww


やけに読書というキーワードを死守しようとするスーパーイケメン。
読書を推してくれるのは物書きとして嬉しいが、ちょっとなんか違う。


ベビ「読書しながら会話とか本に集中できんがなww」
Sメン「そっすよねww 本って静かに読むもんですよねw そーゆー姿とか眺めてたいっすね!!」


ちょっと待て? 待ってくれぬか?
やっぱ君、「白シャツ着た一見クールな男性が本読んでる姿」とかそっちを求めてるんじゃない? てかそうだよな?
いやまだ、男が対象とは限らんか。
女性のそんな姿も素敵であることに変わりはないもんな。

ええい!!
煮え切らないコね!! まったく!!


ベビ「ぶっちゃけて聞いていいっすか」
Sメン「はい」
ベビ「彼氏探してますか?」



Sメン、安定の沈黙。その沈黙が答えだな。



しばしして、Sメンからメッセージが返って来た。


Sメン「彼氏っつか、話したように男友達も各地にいたらおもしれーし。俺、出張多いから」
Sメン「けど出張先でゆっくりできる時間が出来ても結局ヒマだし。彼女は出張先に連れてけないじゃないっすか。だから気軽に誘えるような友達欲しいんすよ」


沈黙だったのは真面目にメッセージ打ってたからか。
Sメンはもしかしたら「誤解された」と思ったかもしれない。
彼女、というキーワードも出はしたが……。

ベビ「だったら確かに同性の方が楽だねw Sメンさんモテるだろーから、たまに会える飲み友達でいいって納得してくれる女の子は難しいかもなw」
Sメン「それやめて下さいよww ベビさんさっき突っ込んだじゃないですか」
ベビ「ん?」


Sメン「引かれてもしゃーないんですけど、俺は彼氏もアリっすね・・・」
Sメン「ブロックされても仕方ないっすけど。話に付き合ってくれたんで甘えちゃってすみません」
Sメン「誰でも声かけてるとかじゃないっすよ。けどガチでってわけでもないっつーか。こんなん聞いたらビビりますよね。すみません」


Sメンからの連投メッセージを読み、
おベビは「謝るSメン」が正直、気の毒に感じた。

謝らないといけない事なのか、それは?



と同時に、何故か少し腹が立った。


ベビ「マジレスしていいですか?」
Sメン「はい」


ベビ「多分Sメンさんが謝るのは過去に嫌な思いをした経験があるとか、そんなタイプの人を生理的に無理とする人間もいるとわかっているから謝ってるんだと思うけどさ。けど相手が異性だろうが無理なタイプは無理じゃん。根本はそれと同じだから謝る必要とか無いと思うんだわ。犯罪じゃないなら自分の性的嗜好とか方向を謝罪する必要は無いと思うよ。こんなこと言って逆に気を悪くするかもしれんが……」



沈黙するスーパーイケメン。
ついマジレスしてしまったことを内心、

(ああ……終わった……)とドキドキするベビ(ビビリ)。



Sメン「今めちゃくちゃ嬉しいっす。目からウロコでした。今後もよろしく!! デッドバイデイライト(ゲーム)とかしながら本読んだりしたいっすね!!」


おいいい!!
喜んでくれたのはいいけど、ゲームしながら本読むってお前ちょっと高揚しすぎてるから落ち着けwww

(次回に続く)
















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