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「自分がされたら嫌なことは相手にもしない」の誤解

こんにちは~
戦略的な遊びの専門家、じゅんこ先生です♡

最近行った公園で聞こえてきた会話で、とても気になったことがありましたのでシェアさせてください。あ

「自分がされたら嫌なことは相手にもしないの!!
 自分がされたらどう思う?謝りなさい!!!」

言われている子は2~3歳くらい?のまだ小さな女の子。
でも、どうにも腑に落ちないという表情でした・・・

うん、そうでしょう。

まだこの年齢の子に「相手の気持ちを察知する能力」はそこまでありません。
実際ほんっとーーーーに、相手の立場や気持ちを慮ることができるのは、だいたい10歳頃ですから。


でもうちの子に
「自分がされたら嫌でしょう?」と聞くと「うん、、、いや」って答えるよ?って思った方。


それはおそらくその子が賢くって、どこかで聞いたこのやりとりで〝これが正解〟だと知っているからです。

本当に相手の気持ちになれたわけではありません。


ではもしも、子どもがお友達を叩いてしまったら?
ダメってことは知らしめたいでしょう。

そんな時にはこう言ってみてください。

「もしもママがお友達に叩かれたらどう思う?」
きっとこれは「いやっ!!!」って答えます。

だって、自分の大好きなママが誰かに叩かれてるのを想像できるから。
でも自分に置き換えて考えるのはまだ難しいのです。

2歳前後は気持ちの制御もまだまだ難しいお年頃。
思わず手が出ることもあるでしょうが、そんな時は大切な誰かが叩かれたら?と、質問のやり方を変えてみてくださいね。


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