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「太陽のしっぽ」は見えないけど、私たちは何かと繋がっている

下の写真は2024年5月11日午後4時過ぎの太陽。
この日は太陽フレアが大きくなって、北海道の一部でもオーロラが見えたと話題になっていた。
我が家からは完全に見えないけどね。

太陽の写真をスマホで撮る時、眩しくて目がチカチカしてしまった。
夕方は日差しが差し込む力が強い。

西日は一日の中で一番強い日差しだから、風水では西や南西に水回りを持ってきちゃいけないって言うよね。
気温が高くなって食べ物を腐らせるし、トイレはにおいが気になるようになる。つまり病気になる雑菌を繁殖させやすい。

風水は占いというよりおばあちゃんの知恵袋に近い。

日本は特に湿気が多い国だから、湿気を払う風の流れと湿気の元になる水の流れが心身の健康に重要なことなのは当然だと思う。それを伝えるために神様と結び付けてわかりやすくした昔の人の知恵だと思う。

それはさておき。

今回は「太陽のしっぽ」の話を書きたいと思ってnoteを開いた。

「太陽のしっぽ」というゲームもあるけど、それじゃなく精神科医のユングのお話。^_^

ユングは深層心理学の基礎を作った精神科医。

またゲームのタイトルになっちゃうけど例えば「ペルソナ(仮面)」。
人格が場面によって変わるとかなんとか…というような意味だったと思うんだけど、これもユング心理学の用語。
普通の人でも外で見せる顔と家の中で家族に見せる顔は違うと思う。

ユングは精神医学に大きな影響を与えたすごい人なのよ。

そのユングが精神病院に勤めていたときの話。

ある日、その病院に入院していた精神病の患者の話が報告された。

その患者は窓から空を眺めてた。医師が何を見てるのか尋ねると
「太陽を見てごらん。しっぽがあるでしょ?太陽を見ながら首を振るとしっぽが動くのがわかる。あのしっぽが風が起こすもとなんですよ」
と答えたと言う。

ユングは驚いた。たまたま読んでいたギリシャのヘレニズム時代のミトラス教の文献に儀礼で参加者に太陽を見てもらい、太陽にはしっぽがあって右に揺れると東風、左に揺れると西風が起きるのを知ると書いてあった。患者がギリシャ語の文献なんて知るはずもない。

ユングは人の無意識には共通するものがあると分析して、それぞれキャラづけした。
そのへんは私にはちょっと難しいからここでは取り上げないけどね。

なぜか最近、この「太陽のしっぽ」の話をやたら思い出すと思ったら、YouTubeで「引き寄せの法則」を知ったからだ。

引き寄せの法則とは願いを具体的に言ったり、書き出すと叶うというもの。
潜在意識(無意識)が…と話しているのが多いからだと思う。

引き寄せの法則が気になった方はYouTubeにたくさんあるから調べてみてね。

とにもかくにも人間が意識しているものなんてほんのわずか。
私たちの無意識のなかで人種も時代も超えて繋がるものがあるなら、それは神として崇めて伝わるのも自然だと思う。

自分の気持ちなんてちょっとしたことで落ち込んだり、不安になったりするけど。
でも心の奥の奥で何かと繋がっているって思えば、なんだかちょっとだけ安心できるかもしれない。

「太陽のしっぽ」なんて見たことないし、ゲームもやったことないけどね。ちなみに「ペルソナ」もやったことない。

この話の参考文献↓

表紙の絵はユングが第一世界大戦の前夜に見た夢をもとに描いた絵だと書いてあった。

絵も上手いね、ユング。







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