白Tインビジブル制作裏話 第1話
こんにちは。
”乳首が透けない白Tインビジブル”の運営・ディレクションをしている、ばびと申します。
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今回このプロジェクトが発足したきっかけ〜製作過程、プロジェクトに対する想いなどを全5話にしてお送りしてまいります。
第1話『プロジェクト発足のきっかけ』
2020年8月9日、マルコさんの乳首の透けない白Tを作りたいという内容のツイートをみてリプライをした事がきっかけでした。
マルコさんは外資系企業で働く、筋トレ歴5年強の白T乳首問題に悩む30代男性で、Twitter(フォロワー62.2K)やVoicy(フォロワー6,990)などで発信されている、エリートサラリーマンです。
お身体をめちゃくちゃ格好良く鍛えてらっしゃって、実際お会いした時も白Tがすごくお似合いでした。
ただ「乳首は上付き且つ色は濃い目なのに肌は色白で白Tで最も乳首が透ける」というお悩みをお持ちだということ、「せっかく鍛えた筋肉が(特に三頭筋)が綺麗に見える白Tが少ない」ということがあり、今回のプロダクトを考えつきツイートしたそうです。
ツイートにリプライ後すぐにDMでご連絡くださり、本格的に製作する方向でお話が進みました。
当時マルコさんは欧州にいたため、zoomでオンラインミーティングを何度も行い、イメージのすり合わせやアイデアの共有をしていきました。
(画像:ミーティング内で共有していた”鍛えている方が白Tを着た時”のイメージ)
9月上旬から繊維商社様の展示会へ行ったり、OEM会社様や国内工場様、アパレル関係の友人達に相談し始めました。
本来発注数やコストの関係で小ロットの生産は一蹴されることが多い上、2020年は特にコロナウイルスの影響もあり、どの企業様も小ロット生産で先が見えないお取引に対しては『それは難しいですね…』と消極的なご回答でした。
お世話になっているデザイナー様の紹介で、1社某大手商社様がご厚意で協力してくださることになったのですが、例に漏れずこのプロジェクトに対してもあまり前向きではありませんでした。
(長くなるので割愛しますが、服作りには沢山の方々が関わっています。煌びやかに見える部分は極一部でしかなく、現場の方々が居なければ服は完成しません。服作りの現場のお話を聞くと前向きではない理由もよくわかるので、現場をリスペクトしている上で上記のような書き方をしています)
話し合いを進める間、サンプルをマルコさんの元へ海外便で送ったり、様々な種類の白Tを取り寄せたりしながら、コンセプトの『乳首が透けない白T』を実現させるため他社事例や生地の研究に励みました。
透ける原因は大きく3つあると私たちは仮定しました。
①乳首と肌の色のコントラスト
②白は光を通しやすい
③生地の目が荒い(生地が薄い)
この3つを解決すべく、2020年8月〜12月頃まで遠隔でなかなかスムーズには行かない中で、試行錯誤しながらアイデアを出しあいました。
第2話へ続く
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