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VRC 推しとの結婚式

タイトルにVRCと付いているのでVRCについて語る記事とかではなく、個人的な事を書き起こした日記記事。

・怪文書 

・駄文 

・身内ネタ

・画像を大量に載せた事による記事の膨大化、長文化

の成分がたっぷり含まれている事と、記事中に出てくるのはVRC内の僕の推しの事と、暖かく見守ってくれた優しい方達の事だけです。読まれたとしても楽しいものではないと思いますので興味がない方はブラウザバック推奨。

Twitterで書くと長文すぎて迷惑なのでここで書いているだけ。




そして前回の記事、通称「怪文書」の続きの記事でもあるので、この記事を読む気力がある方がまだ読まれていない場合、見る事をオススメします。

また、結婚式の事をあまりに詳細に書くと長文化する上に、残念ながら私の文章力では実力その他諸々が足りていません。部分毎に切り取り実際起きた事を前後入れ替えたり省略したダイジェストである事をご了承下さい。

(式を挙げている時の画像はフレンドさん達の録画から抽出しています。NOTEの仕様上画像1枚のファイル容量が10MBまででGIF画像を記事に掲載出来るよう画質を落としたなど、色々とご不便おかけしますがご了承下さい)










(目次)


2021日5月7日、俺(ばべ)はある記事(怪文書)を公開した。文字数10000文字を超えた記事は、推しへの感謝の気持ちと、いつまでも言い出せずにいた事を記事の最後で伝えるという遠回しの推しへの告白だった。

最初から

「推しと結婚式を挙げたい、だが直接伝えるのも…。なら文章にしよう」

という意図で書き始めた怪文書であったが、推しとの出会いやら自分のお気持ちを書き込んだら長文になってしまったが「まぁ文章としては駄文だし精々俺のVRCのフレンドや推しのフレンドさんぐらいにしか読まれないだろう」と高をくくっていた。

だがいざ記事を公開したら、即座にフレンドにリツイートされありがたい事にフォロワーさんや国内外結構な数のVRCユーザーに読まれたらしく公開して何時間と経っていないのに関わらず通知が定期的に鳴り響き、想定していたよりも何倍ものアクセスに羞恥心を感じていた。


その通知の中に推し本人からのいいねとリツイートがあった。

推しの友人であるnamasさんの協力で10000文字の長文をわずか3時間で翻訳した物が出来上がり、Google先生の翻訳なんかよりも高クオリティで精巧なものが推しに送られた。

推し本人には怪文書を書いていたなんて事は知らせていない。

なので唐突に自身に対して重すぎる文章がTwitter上で公開されたのだ。しかも10000文字を超える上なんなら記事の最後に告白してくるし。その事を彼女がどう感じるのか。なんて返事が帰ってくるか分からず不安だった。

……結局その日のうちに推しからの返事は来なかったが、翌日夕方にnamasさんを通して推しからの返事が帰ってきた。

その返事は彼女が色々悩やんだ上で返してくれたものなので、この記事で詳しく語る事は出来ないが結果的に俺が怪文書の最後で叫んだ気持ちに、彼女は応えてくれた。

お砂糖という関係にはなれなくても、結婚式をしましょうという返事を返してくれた。






イヤッッッホオオオオオオオオ!!!

仕事中でも両手を突き出し叫びたくなる程に、嬉しかった。怪文書の最後で綴った通り、俺は推しとのお砂糖の関係にならなくても良かった。ただ、いつものイチャイチャしてる延長線で結婚式をしたかった。


なので結婚式と言っても、あくまで結婚式ごっこである。


この事実を結婚式の最中に説明しなかった自分を戒めるためにも、説明せず誤解を広めて迷惑をかけたのに、笑って諭してくれたニャンクンのためにも、こうして書いておく必要があると思う。

…推し本人に対してあんな重たい文章を、事前に知らせもせずに公開した。

それを見て彼女も恥ずかしい想いをしていたはずだし、色々悩んだはずだ。(怪文書が公開され、彼女のフレンドに翻訳された物を読み上げられからかわれたらしい。俺も同様の事をフレンドにやられた(´Д`) )

怪文書を読んで俺の事を嫌いになったり、返事を返さずに保留したり、否定する事も出来たはず。でも、彼女は僅かな時間で俺の気持ちに返事をしてくれた。

自分勝手な我儘に付き合ってくれる彼女には、感謝してもしきれない。例えごっこでも、大好きな推しと共に式を挙げる事実に変わりがないのだから。

本当に…本当に…『ありがとう』…。それしか言う言葉が見つからない…。


―――怪文書を公開してから僅か2日後、推しのニャンクンと相談して5/9日(日)の夜に式を挙げる事になった。

その事をツイートして知らせるとなると流石に恥ずかしいので、いつメンのフレンドや知り合いに式を挙げる事を伝え、フレンドさんもまた広める~という形で告知した。

怪文書を出して数日でまさかの結婚式を挙げる事が出来ようとは。正直断られたりしたら…等の不安な気持ちがあったけど、些細な不安は推しの優しさのおかげで拭えられた。

ただ推しと共に結婚式を挙げれる、という事実に心を踊らせていた―――。  

(と書かせて下さい本当はメッチャ緊張してました)










式当日―――。




式3

式1

23時、怪文書を書くきっかけとなったワールド「天元-ハジマリクイキ-」で推しのニャンクンと共に一緒にFriend+のインスタンスを立てた。

ステータスをJOIN MEにすると、知らせていたのもあって次々とやってくるフレンド達。来てくれた方達にお祝いの言葉を貰われつつも、式に来てくれてありがとうございます、と挨拶がてらに感謝を述べた。

数人のフレンド以外には結婚式の行程も知らせていない。

なので式に参加してくれた皆さんには、「ある程度人が集まったら開始したい」という意思を伝え、それまでの間には心の準備を済ませようと思っていた……のにワールド上限に迫る勢いで参加者が次々と増えていく。

もの凄い有り難いことだとは分かっているけれど、Twitterで事前に告知をした訳でもない、インスタンスを立てて5分で満員になりそうな勢いに心の準備も出来ぬまま恥ずかしさで内心のたうち回る。

……完全に想定外だ。えっちょっと待って、この大人数に見守られながら結婚式するの?恥ずかしすぎるだろ。悶え死ぬかもしれん…。


推しにかくれんぼ

それは彼女も同じだったのか、一緒にワールドを立てて入ってきたはずなのに見当たらないので探してみると小さいアバターになって花畑に同化していた(画像下に見えてる撫でられてる頭が推し。カワイイ!!)

……教会の入り口から新郎新婦で並んで入場して、誓いの言葉を交わして最後には―――。

というくらいを考えていた。だが式を挙げる直前、怪文書を読んで感動したので是非!と自ら名乗り出てくれた結婚式BGM担当銀狐さんと、VRCを始めたての頃に出会ってからお互いイジりつつ遊んできた腐れ縁のKUROさんが牧師役、進行を買って出たおかげで下準備は急ごしらえながらバッチリ。

(推しにはこの事を伝えていないし何ならnamasさんも知らない)



……人が集まってきた所で、俺と推し以外の結婚式に参加してくれた方達が教会(以下式場)の中に先に入り、新郎新婦である俺と推しは進行のKUROさんに呼ばれたら入り口から共に寄り添いながら歩く―――と言った流れ。

画像1枚目 進行担当KUROさん(←)、BGM担当銀狐さん(→)

式4

式5

参加者の皆さんが式場に入り、KUROさんが「それでは皆さん、呼んでもよろしいでしょうか」と式場内の参加者に確認する。緊張しているのか何度か仕切り直しているのが入り口から見えたけれど、それでも自ら進んで進行役を買って出たKUROさんに感謝しながら推しと共に待つ。




入場GIF (1)

「それでは皆様おまたせしました!新郎新婦の、ご入場でーす!」

緊張して上ずりながら呼ばれた掛け声とともに、銀狐さんが結婚式のBGMを流してくれたのでそれに合わせて式場に入る俺と推し。

一緒に歩を合わせて入場…と行きたがったが、結婚式定番のBGMとともに流れ出した参加者達のお祝いの言葉に、お互い恥ずかしすぎて歩調を合わせる事も出来ずダッシュで牧師役のKUROさんの前に立った。

だって想定してたよりメッチャ参加者多かったし!恥ずかしすぎる…。




式6

画像6

「向き合ってほら!向き合って! フェイス・トゥ・フェイスw」

ニヤ笑いしながら向き合え、と指示してくるKUROさんにいつか仕返ししてやると心に決めつつも式場内から鳴り止まないシャッター音と暖かな声援に恥ずかしさを感じながら彼女を見つめ視線を合わせる。

―――最初に出会った時は、逆だったなぁ。

あの時は彼女が目線を合わせてくれたし、彼女が猛烈に可愛くて抱きついて叫んだ。

kemocafeで再会してから会う度何度も何度も彼女に抱きついて叫び、落ち込んだ時に彼女に励まされ。その感謝の印に贈り物をしたらまさか推しのオリジナルグッズが箱いっぱいのお菓子と一緒に贈られてきて。

色んな事があったけど、今俺は結婚式場で暖かい人達に見守れながら、好きな人と結婚式を挙げられている。それがお砂糖という関係でなくても、幸せに思える。


クロさん

「えぇー新郎ばべ、貴方はここに居るニャンクンさんを、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、推しとして慈しむ事を、誓いますか!」

「誓います! !(恥ずかしさとは別に推しの可愛さで限界化寸前)」


キッスを!GIF (1)

「えぇ~それではぁ…お互いに…誓いのキッスを!キッス!チュッチュチュw」

「ええぇッッ!?(驚いたふり)」

緊張して忘れたのか、推しへ配慮したのか定かではないが、新婦にかける言葉を言わなかったKUROさんから、誓いのキスをするように言い渡される。

事前にKUROさんには、キスではなくハグにしとこうか、などと打ち合わせを進めていたのだがもうこんな機会二度とないだろう。結婚式開始前にキスする流れに持っていけとこちらから指示を出したので計画通りだ。

急に言われて驚いたふりをしつつも、推しのニャンクンに申し訳ないのでほっぺたにキスする流れに進行させた。 

……新郎による牧師買収である。

(この↑部分を書いたのも彼女への申し訳なさと、我儘に付き合ってくれたので隠し事はせず正直に伝えたかったため。ニャンクンごめん)


画像9

キスという単語とKUROさんが「写真を!写真を皆さん撮って!」と囃し立てたおかげで回りからシャッター音とは別に推しのフレンドさんの嘆きやらいつメンの暖かいからかいやら、❤の絵文字スタンプまで飛ばされる中で、推しの方へ顔を向ける。

―――あぁ、なんて可愛いんだろう。恥ずかしがる姿もまた、美しい。

俺は日頃推しに対してはそういうキャラクターで周囲から認識をされているし愛が拗れてあの怪文書を書くに至ったけど、彼女はそうではない。カワイイムーブを極めているとしても、頬とはいえキスをするのだから恥ずかしいだろうし、なにより推し自身のフレンドを含む大勢が見ていた。

俺なんかより数段恥ずかしさを感じているはずだ。




キスGIF (1)

……でも、青ざめた顔をして躊躇しつつ俺のほっぺたにキスをしてくれた。

「アハッハァ↑!!!? …うぉぉぉおおおおおッッ!!!!」

今まで彼女に抱きついた事は数えられない程あるけれど、キスをされた事はなかった。大勢の前で限界化して叫びだす俺と、式に参加してくれた皆さんの祝福の声(一部泣き声)が会場内を包む。

俺の我儘を聞いてくれてありがとう―――。




「―――それで、愛しのニャンクンさんが何かやって頂けるとの事で…?」

歓声が収まった頃を見計らいKUROさんがそう切り出す。キスもしたし参加者からもお祝いの声を頂いて、てっきり結婚式が終わりを迎えそうな雰囲気でKUROさんが言い出すものなので、推しは「なんの事?」と言いたげに首を傾けこちらを見てきた。なので、

ニャンニャンGIF (1)

「ニャンニャン ニャンニャン ミーハオニャン!」

と前回の記事中盤、GIFで載せた娘々CFのダンスを披露してくれとジェスチャーでお願いしてみる。俺が何を要求しているのかすぐに理解したようで恥ずかしがる推し。(彼女は恥ずかしかったりすると下を向く。カワイイ)

式を開く前にDiscordで「今日は好きなポーズをしてあげる」と彼女から言われたので俺は真っ先に娘々CFをやってくれとお願いしたのだが、まさかこんな大勢のユーザーが居る前で頼まれるとは思ってなかったのだろう。大勢の前で披露するのには恥ずかしさも限界らしくしゃがみ込んだ。(カワイイ!!!)

踊るためのスペースを確保する時間や彼女の心の準備を待ちつつも、事前にした打ち合わせ通りに銀狐さんが「Nyan Cat」を流してくれた。

(一度推しのオリジナルグッズが届いた時に限界化してTwitterで動画を出した事があって、その時に使った曲でもあるし彼女の可愛さにはピッタリ)




ダンスGIF (1)

「アアアアアアアアア!!!! カワイイイイイイイイイイ!!!!!!!!(限界化)」

羞恥心を振り切り見事踊りきってくれた推しを見て、すぐに抱きつく。

(我ながら抱きつくスピード速くて怖い)

式場内の参加者達も推しの娘々CFを見てカワイイと言ってくれたし、以前から推しを知っているフレンドさんは勿論、そうではない方も多く来て下さったので実際に推しの可愛さを見てもらう事が出来た。

何より最初に娘々CFを踊ってもらった時から、この結婚式の瞬間まで娘々CFを見せてもらった事がないので、久しぶりに推しのカワイイムーブの極地を見れて嬉しかったです(結局自分が見たかっただけ)

……そこからはKUROさんから事前の打ち合わせにはなかった、新郎からの一言をお願いされ緊張でしどろもどろになりながらも式へ参加してくれた皆さんに感謝の言葉を述べて、式場前でVRCユーザー恒例の参加者全員の集合写真を撮って式を終える事となった。


お世辞にも記事とは呼べない稚拙な告白込みの怪文書を公開して、それを読んでくれた上に応援して下さる方が沢山居て、こうして結婚式に集まってくれた。…インスタンスの上限で入れなかったフレンドも居たほどに。

式に来てくれた沢山の心優しい皆さんと、式を挙げると伝えたら喜んで来てくれた、いつメンフレンド達。

進行と式場BGMで、式を盛り上げてくれた銀狐さんとKUROさん。

30分以上も結婚式の様子をカメラで撮って録画して提供してくれた、SORAMIさん、あおふささん、ランガさん。

推しとの橋渡しをして、今回も怪文書を翻訳してくれたnamasさん。

そして怪文書を見た上で俺の我儘に付き合ってくれて、俺なんかよりもずっと恥ずかしい思いをしながらも気持ちに応えてくれた推しのNyangKkung。

あの場に居た参加者全員の優しさや暖かさのおかげで、素敵な結婚式を挙げる事が出来た。この記事を書いている今も、この先VRCをやっていく上でも忘れる事が出来ない、眩しい想い出になった―――。




集合写真 完成

2021年5月9日、 推しと結婚式――。

我儘を聞いてくれた、大好きな心優しき推しニャンクンと、

応援してくれて推しと俺を見守ってくれた暖かいフレンド達。

  色々な光に包まれて、眩しかった日。 

   そんな素敵な想い出が出来た日のこと。












って感じで集合写真で終わりかと思うじゃん?

なんかまだ続きます、すいません余韻ぶち壊しで。式が終了した後、僕も把握してなかったサプライズがありまして、その事を書かずにはいられなかったので。

本当はこの写真を締めに使いたかったし『結婚式後のサプライズ』って名前で記事を分けようかとも考えたのですが、記事を分けるのに気が進まなかったのでこのまま続けて書こうと思います。

写真の事も合わせて記事がメッチャ長くなりまして、目次機能を設けていたのも長文化の対策です…。

     







 サプライズ① ケーキ入刀


集合写真を撮って、これで俺と彼女の結婚式も終わり。後は参加者の方にお礼をしつつ、自然に解散の流れになる。

参加者の方々から「素敵な結婚式だったよ~」と言われ、協力して下さった皆様のおかげですよ~とお礼を言いつつも照れる。

俺一人の我儘が、まさかこんな大事になるとは……。結婚式を終えてからまだ数分と経っていないが、この成功は参加してくれた方々のおかげだし、何より俺の我儘を聞いてくれた推しのおかげだ。

namasさんにも「こんな大事になるなんて思ってなかったわ!!」と軽い愚痴を言われつつ推しに愛と感謝の言葉を伝えながら抱きしめていると、結婚式の様子を撮影してくれていたランガさんから「ばべさん、後ろ後ろ~」と声をかけられた。


何だろうと思いつつ後ろを振り向いてみると――






ケーキ (1)

『Happy Wendding      ばべさん  NyangKkungさん』

……俺たちの名前が刻まれた、お祝いのウェディングケーキを頭に乗せたよもぎさんが居た。

結婚式と言えばウェディングケーキ、新郎新婦によるケーキ入刀が外せない行事ではあるけれどそこまで考えてなかったため、よもぎさんのサプライズに驚いて推しに伝えた。ケーキを見た推しも驚き恥ずかしがる。(カワイイ)

ワールドに二振りの剣が式場内に刺してあるのは知っていたので、取りに行って剣を使い推しと共にケーキ入刀を行ったのですが、よくよく見たらケーキのプレートに書いてある推しの名前が一文字違っていた(NyangKhung)ので、よもぎさんが修正した物をすぐに上げ直してやり直した2回目のケーキ入刀のシーンを書いて、1回目はGIFで済ませようと思います。


入刀!!1

(一度目も素敵なケーキ入刀でしたが、2度目のケーキ入刀の方を書きたいと思ったのと、単純に文字数削減のためです、申し訳ありません)


一度目のケーキ入刀を終えて、「式は見れなかったけど会いにきたよ!」とインスタンス上限で入ってこれなかったフレンドさんやフォロワーさんの方が来てくれて挨拶を交わしていると、推しの姿が見えない。

画像16

画像18

式が終わったので落ちてしまったのかとソーシャルを確認してみても、まだこの場に居る。探し回ると、式場の中から上がれる階段から行けるカリヨン(鐘)のがある手すりに座っているのが見えたのでそちらの方へ向かい推しと共に式場の屋根からワールドを見下ろして束の間の休息。


……数分後よもぎさんがウェディングケーキを修正してくれたとの事なので二人でカリヨンの下へ行き、推しと二度目のケーキ入刀を行う事になった。

ケーキ

入刀1

ケーキ2 (1)

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推しと共にケーキ入刀を行い、入刀を見に集まってくれたフレンドさんから沢山の祝福の言葉を貰い更によもぎさんからご祝儀も頂いた。結婚式の間にアバターにケーキを仕込み、素敵なサプライズをしてくれたよもぎさんに感謝!! …え?ケーキ代? …それはKUROさんに請求しておいて下さい。

入場にBGM流れるわ司会進行(牧師)も居て誓いの言葉もして推しにキスしてもらって、更にはウェディングケーキまで用意されて入刀だなんて、なんて贅沢だろう。何度でも言うが、俺一人ではこんな規模の結婚式は出来なかった。

KUROさんとランガさんには頼んだけれど、銀狐さんやよもぎさん、撮影してくれたSORAMIさんやあおふささん。俺からお願いした訳でもないのに協力してくれて、本当にありがとうございます…。この記事を書けているのも皆さんが出してくれた録画のおかげです。







サプライズ②  オレンジ髪のお嬢さん


ケーキ入刀を行ってから少し時間が経ち、日頃しているようにフレンドさん達と結婚式の話題で談笑を交わしていると、オレンジ色の短髪で、ゴーグルをしている猫耳のお嬢さんがJOINしてくれた。

名前は「Atto_あっと」さん。……誰かのフレンドさんだろうか?でもなんかこのお嬢さんの名前を度々目にしたことがあるような…。

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―――ん!?

製作者kann

いやこのお嬢さん、ワールドの製作者の方だー!?

先程のケーキの事もあってこの数時間で色々と驚きがあったけれど、まさかワールド製作者の方が来るとは思ってもみなかった。

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結婚式も終わって談笑タイムになっているので、後から入ってきたAtto_あっとさんは自身の制作したワールドで人が集まって何が起こったのか把握出来ないだろうと思い「つい先程隣のウサギさんとここで結婚式を開かせて頂きました」と説明すると、おめでとうと拍手で祝ってくれた。

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ワールドの製作者が目の前に居るという緊張で声がうわずりながらも、結婚式に至った発端がこのワールドに在る事。推しのニャンクンがこのワールドに置かれているベンチに座っている写真を、Twitterに上げた事が全ての始まりだったと続けて説明すると、「いいね!」とサムズアップもしてくれた。


画像27

…もし怪文書を書くきっかけとなったこの写真を推しが上げなかったなら。使っている狼アバターにスーツを着せる事もなければ、怪文書を書く事もなく。こうして彼女と共に結婚式を挙げる事もなかったかもしれない。

ワールドの製作者であるAtto_あっとさんに、推しとの結婚を祝えて貰えたのは本当に有り難い事だ。この天元-ハジマリクイキ- は教会内のブーケが持てた事で、結婚式の雰囲気作りが出来たし式場に刺さっている剣のおかげでサプライズのウェディングケーキが出てきてもケーキ入刀も行えた。

ブルームや羽根のパーティクルも鮮やかでとても綺麗で、一面に咲き誇っている花畑がお気に入りです。何よりAtto_あっとさんが作ったこのハジマリクイキのおかげで結婚式に至るまできっかけが出来たから。

他のワールドも何度も遊びに行ってその度クオリティの高さに感動しましたが、僕の中ではこのハジマリクイキが推しとの結婚式を開く事が出来て、そのきっかけも作れた特別なワールドになりました。

Atto_あっとさん、素敵なワールドを制作して下さりありがとうございます。この素敵なワールドで推しと結婚式を挙げる事ができて光栄です。







推しと―――。


結婚式を終えて早1時間。

大好きな推しに頬にキスをされ、集合写真を撮った時点で何処かやりきったという達成感があった。だけど色々なサプライズがあったり、来てくれた皆に挨拶したりで中々それに浸る時間がなかった。皆と談笑しながらも、推しと結婚式を挙げる事が出来たという事実に浸っていた。

「ブランコとかベンチ行かないの? それがメインだったはずでしょ!」

namasさんから言われた一言でハッとなった。

何をしているんだ俺は。こんな、達成感に浸っている場合ではないのだ。結婚式を挙げる事は目標だったけど、ゴールではない。そもそも俺が怪文書を書くきっかけとなったのは、

『ベンチに座っている推しの隣には、誰が座るんだ?』という問いだった。

この短時間で色々な事があってすっかり本来の目的を見失っていた俺を気付かせてくれたnamasさん、Anonatsuさんに感謝をして、推しと一緒にベンチの前に向かった―――。



(GIF画像です)

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……ここまで来るのに、

推しが暫くIN出来ない状態が続いて虚無感に襲われたり、

慣れないUNITYで四苦八苦しながらアバターにスーツを着せたり、

推しがVRCに復帰して、告白しようと思ってもヘタレで全然ダメだったり、

namasさんに「ニャンクンが主人公の小説書くから!」と騙して怪文書の翻訳をなし崩し的にやらせ、怪文書を使って告白したは良いけど中々推しからの返事が来なくて悩んだり落ち込んだり。

色々な事があった。(namasさんごめんなさい)

それでも今この場で彼女と共にベンチに座れているのは、一番に彼女自身の優しさのおかげだ。あの怪文書の告白を彼女が拒否していたならば。

この愛しい推しと式も挙げられず、娘々CFを見せてもらう事も出来ず、キスもしてもらう事もなかった。だから感謝の想いを込めて、何度でも言う。

俺の我儘を聞いてくれてありがとう―――。






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――ん?

推しが「手を上げて、立って」というジェスチャーをしてくる。

本来の目的である『推しと一緒にベンチを座る』事を叶えた訳だし、これでこの結婚式に思い残す事はないなぁ…とかしみじみして放心状態だった。

namasさんにも催促されて、一体なんだろうと思いながら立ち上がってみると…。




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ア゛!!!(限界化) ハッ、アハッハハ!!! ハッハッハッ!!!!!(過呼吸)」

なんと推しが、お姫様だっこをさせてくれた…。

お姫様だっこを自分がする時が来るとは夢にも思わなかったし、抱き抱えたのは大好きな推しだし…何より推しの全てが近い近い近い!カワイイお顔も近いし、愛しの推しの全てが俺腕中に収まっている!!

「はい、心の準備して!!!」

「無理無理無理無理ィィィ…! もう無理ィ…!」

namasさんに心の準備をしろと言われるもそんなの無理だ。今まで推しにお姫様だっこなんてした事なかったんだぞ! 限界化を通り越して過呼吸気味になっとるわ!!!

推し成分の過剰摂取で倒れそうだし、GIFを見ても分かる通り『推しの可愛さで発狂するのを抑えるため、推しの顔を直視せず左右に数秒顔を背けてクールダウンしてから向き直す』という癖も久しぶりに出してしまった。自分で言うのもなんだけど、最後には昇天してるし(笑)


画像34

……推しをお姫様だっこしているのをフレンドさんやワールド製作者であるAtto_あっとさんに見守れながら、心優しき推しからのサプライズを受け止める。

普段してくれなかった事でもあるし、男でも一度は好きな人をお姫様だっこするシチュエーションを夢見るものだ。心拍数が跳ね上がり自分の顔が熱くなっているのが分かる。例えVR感覚が備わってなくても、愛しの推しが俺の腕に抱かれているのだと感じる。

……あの時君と出会わなかったら、俺はどんなVRC生活をしていたのだろう。フレンド達と楽しく過ごしていたのかもしれない。……でも、これほど胸が苦しく事はなかったし、嬉しい想いをする事が出来なかったと思う。

これは記事を書いているつい先日namasさんから言われて判明した事だけど、あの時のKemocafeでの再会は俺が偶然だと思いこんでいただけで、実は彼女の方から俺に会いに来てくれていたらしい。

最初に出会った時から、推しとは2ヶ月程会ってなかったし全然会話もしていなかった。ただ彼女が可愛くて、ずっと抱きついて叫んでいただけだ。でも、推しはそんな俺に会いに来てくれていた。

もうずっと前に起きた事ではあるけれど、あの時推しの方から俺に会いに来てくれた事実を、namasさんから聞いて嬉しさが込み上げた。

……あぁ、ありがとうニャンクン。

俺に会いに来てくれて。あの時貴方が会いに来てくれたおかげで、俺のVRC生活は、人生でもかけがえないの物になったよ。



―――例えお砂糖ではなくても。

思っている事を相手に100%伝えられないし、彼女が俺に喋りかける事も少ない。…それでも、俺は優しいニャンクンの事が好きだ。

これからも、彼女の魅力に魅了された一人として彼女の事を推し続ける。

……でも、この結婚式の日だけは、俺だけの……。




白うさぎのとってもカワイイお嫁さんだ―――。

画像34













あとがきみたいなもの――――


結婚式に来てくれた推しと僕の事を暖かく見守ってくれた皆さん、怪文書を読んでいいねを押してくれた方や応援してくれた方。そしてこの記事を最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございました。

また、記事の書き方のせいで式に参加してくれた方や遊びに来てくれた方のお姿が余り露出せず、本当に大勢の方が式場に居たのか全体的にパッとしないような記事になってしまいました。これに関しては皆様の動きや様子を文にして書けない、私の文章力不足によるものです。申し訳ございません。

そして多くの方から「おめでとう」とお祝いの言葉を頂きましたが、「自分と推しはお砂糖になる訳ではない」とその場で説明しなかったのも、俺が説明するのが怖くて言い出せなかったというのが事実です。そのせいで多くの誤解を生んでしまいました。訂正してももう手遅れな所まで広まっていましたが、それを笑って許してくれたニャンクンのおかげでこうして元気に怪文書の続きを書く事が出来ました。 

今後この様な形で、推しの事を記事にする事はもうないかと思われます。(画像用意したりとか本当に大変)

ですが、これからも引き続き推しやフレンドと共にVRCを続けるのは変わりません。私も大勢居るVRCユーザーの一人でしかないので。…ただちょっと怪文書書いただけ。7月にはフルトラになる予定ですし、これからはフルトラで推しと踊ったりイチャイチャしたい(したい!!!)

前回の記事と合わせたら20000文字を超えた駄文を最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。  良かったらVRCでお会いしましょう~!

                        
















  





























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