第44回 おばば日記  約束はまもる。

我が家のルール 約束は守る。

ここで言う約束とは押し付けて決めた約束ではありません.話し合って決めた約束でもありません。

子ども自身が自ら守ると決めた約束のことです。

口にしたからには守っていただきます.これが一つ目の約束でした。
長男の子供(女の子) 4歳3ヶ月の時より孫の子育てが始まりました。

皆さんも最初に書き覚える文字と言えば自分の名前だと思います、孫は年長になっても名前は書けませんでした。教えようとしたのですが「今はやりたくない、小学校に入ったら一生懸命やるから辞めて約束するから」と言い出しました.私たちはそれ以来一言も文字のことは言わずに入学を迎えるてしまうことになったのです。

その頃保育園ではお手紙交換が流行り始めお友達同士お手紙おもらったり上げたりの日々が続きました。
しかしお手紙をもらっても、孫は書けません.きっと焦ったのではないでしょうか?

その後夕方私が食事の支度をするとノートを出して来て文字練習を始めたのでした。
逆に書いていたりすることもあり、書き方が分からないと聞きにくるようになりました。

半年以上も遅れての文字練習です、入学後私は約束覚えているか確認する事になるのでした。
孫ははっきり「覚えている」約束だからねと言ってくれました。
毎日の生活の中で約束は守らないといけないこと、守らないとどうなるか などは時に触れて話して来ました。

そんな生活をしながら、私はステップ2として
勉強の習慣づけを始めることになるのでした。
これについては話し合いをして、孫が納得しての上のことです。
この頃になると納得しないと物事をやらないと言う性格であると言うことを我々が気づいたのでした。
故に話し合いをしたわけです。

  1  学校の宿題は一休みしたらすぐやる。
        一休みとはおやつを食べる時間
  2  毎日やって来たことの予習、復習
        予習は半年先取り勉強
  3  宿題とやるべきことをやってから遊びに行く 
        時間割、持っていくものの準備
  4 帰宅時間厳守 
        門限5時

では予習について  

算数のノート1ヶ月で使い切る計算問題 
国語ひらがな カタカナ 漢字練習

学校での授業を90%覚えてくる孫
とは言うものの、ご褒美も必要ですし飴と鞭も必要です。

様子を見ながら予定変更もあります。
臨機応変、それは決して親の都合であってはなりません。
子供が頑張ったご褒美、子供の様子を見て余裕がないと感じた時は無理はさせません。
もちろん体調が悪い、何かおかしいと思った時は気分を変えることも必要だと思いました。
無理に聞き出すのではなく子供の変化に気を配ってあげること、話しやすい環境を作れれば子供は話してくれます。

話しやすい環境は1日では育まれません。
低学年のうちから話しやすい場を両親は考えて行動して欲しいものです。

大切なことにもう一つ食育があります。 
鞭と言うと間違ったらやり直し、全問正解までやり直すこと。
そのことにより、やり遂げるという粘り強さも鍛えられるのです。

約束を守る、やり遂げると言うことは子供にとって個人差があるので親として焦らず長い目で見なくてはならない子供もいます。
子供の性格を一番知っているのは両親です。
子供の性格を上手く使ってやれるところからでいいのではないでしょうか。

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