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初めてのオーケストラ

数日更新しなかったら指名されちゃったよ!

ということで、僕の初めてのオーケストラ体験について書きます!

当時の僕は中学3年生、吹奏楽でユーフォニアムはじめて3年目、ビッグバンドで(バス)トロンボーンを初めて1年ちょい。

とにかく色んな音楽をやってみたかった上、その前年にエーテボリ交響楽団/ネーメ・ヤルヴィの来日公演を聴いてからオーケストラ音楽を聴き始めてた僕は、学校のトロンボーンを持ち出し、中学高校(一貫校)の先輩が入っていた湘南ユースオーケストラの門を叩きました。

https://shonanyouth.wixsite.com/shonanyouthorchestra

創立から現在にいたるまで30年以上指導をしている前澤均先生のもと、10歳の子供から社会人(~25歳まで)が一緒に音楽するオーケストラ。

初めて行った練習の日は、定期演奏会が終わったばかり、来年の定期演奏会に向けて「初見大会」をする日。いまでも鮮明に覚えてます。

大人たち(中学生にはそうみえた)に混じってドキドキでトロンボーンの端っこに座り、弦楽器がウェーバー「魔弾の射手」序曲、最初の「どーーーーー(クレッシェンド)」を弾き始めた瞬間、

おおおおーーーーーー!!!!
おーけすとらだー!!

となりました笑

その年のプログラムは、

ウェーバー「魔弾の射手」序曲
チャイコフスキー「ロミオとジュリエット」
ビゼー「カルメン」組曲
クーセヴィツキーのコントラバス協奏曲

楽しそうでしょ?

シンフォニーはないながらも、オーケストラの楽しみがギュッと詰まってるプログラム!

中学生の少年が、クラシック音楽にのめり込んでくほどの魔力が、そこにはありました。

今になって、数あるユースオーケストラの中で、僕が湘南ユースオーケストラに入って本当によかったと思うのは

その1)プログラムが本気クラシック

世の中には「子供オーケストラ用に簡単に編曲された楽譜」が、星の数ほどあります。それはそれで素晴らしいことなんですが、オリジナルとは関係のないことになってしまいかねません。

子供は子供なりに、大人と同じ楽譜を使って、頑張って弾く(吹く)。シンフォニーも、全楽章。

その2)1年間かけて、1プログラムをじっくり。

湘南ユースオーケストラの練習は月2回。1年間かけてじーーーーっくり。それだけやったら、第9だろうがチャイ4だろうがバルトークだろうが、体で覚えるよ!

その3)【重要】前澤先生がずっと指揮している。

↑↑↑これが1番大事で、子供オーケストラによくある「下振りの人がいて、マエストロは最後に登場」というパターンではなく、初見の段階から本番まで、ずっと前澤先生が指揮。

上記3つ、僕が団員していたときは「当然そういうもの」と思ってましたが、非常にレアなことだったんですね!!!

それから、ふとした事で初めて指揮をしたのも湘南ユースオーケストラでした。そのことはまたの機会に。。。

そんな湘南ユースオーケストラの
現在の姿はこちら!

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