Little More
TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の大好評投稿コーナー「ババァ、ノックしろよ!」がついに書籍化!このマガジンでは、掲載するエピソードのなかから、特別に5話公開中。書籍にまつわる新着情報も更新していきます。………生きとし生けるもの、みんなお母さんから生まれてきた。しかし、 奴らはその事実を笠に着て我々のプライバシーにずかずかと踏み込んでくる。たのむ、たのむから……「ババァ、ノックしろよ!」母性という名の無神経、通称、「母(ハハ)シズム」を、いま、告発しよう。番組で紹介された60のエピソードを収録、それぞれにライムスター宇多丸が圧倒的熱量のコメントを書き下ろし!(イラスト=竹田嘉文)全国書店にて絶賛発売中! http://www.littlemore.co.jp/store/products/detail.php?product_id=956
『ババァ、ノックしろよ!』TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」編 全国書店にて、絶賛発売中でございます! ダ・ヴィンチニュースに、レビュー記事が掲載されました! 以下のサイトでお読みいただけます。 ■なぜ、母親は勝手に部屋に入ってくるのか?! ――「ノックレスコミュニケーション」の被害に遭った人々の声『ババァ、ノックしろよ!』 http://ddnavi.com/news/339136/a/ 「ババァ、呼び鈴鳴らせよ!」 ……筆者の方の
『ババァ、ノックしろよ!』TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」編、発売から2週間、おかげさまで大好評発売中です! 早くもレビュー記事を書いていただきました。 以下のサイトでお読みいただけます。 ●47news 新刊レビュー マリー・アントワネットさんhttp://www.47news.jp/topics/entertainment/2016/11/post_9070.php 「「あるある」に、膝打ち過ぎで皿割れそうであります」とのご感想、嬉し
ライムスター宇多丸のサイン入り『ババァ、ノックしろよ!』をご用意しました。現在、下記の店舗にて展開しています。 ※数量限定ですので、売り切れの際はご容赦ください。 【関東】 紀伊國屋書店新宿本店 / ブックファースト新宿店 / MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 /ブックファースト渋谷文化村通り店 / タワーレコード渋谷店 / HMV&BOOKS TOKYO(渋谷)/ジュンク堂書店池袋本店 / 三省堂書店池袋本店 /青山ブックセンター本店 / 青山ブックセンター六本木
去る11月10日(木)、『ババァ、ノックしろよ!』の刊行を記念したトークショウを行いました。 ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました! 三人のにぎやかなトーク、お楽しみいただけましたでしょうか。 オープニングは番組でおなじみの、宇多丸さんの「鳴き」。 宇多丸「ババァ! ノックしろよーー!!!」(絶叫) 会場から万感の拍手が返されました。 本企画の誕生にまつわる話にはじまり、三人の選ぶベストエピソード、宇多丸さん、妹尾さんからはご自身の新作ババァノック話
あれは今から二十五年前、私が小学校四年生のときのこと。当時小学校では全校生徒を対象にギョウ虫検査というものがありました。それはセロファンタイプの検査紙を自分の肛門に押しつけ、指定の封筒に入れて先生に提出し、検査機関に菌を検査してもらうというものでした。この検査の嫌なところは、セロファンの×印に正確に肛門を押し当てなくてはならないところ。しかも一発勝負。自分自身ではどんな体勢でも見えないし、万が一失敗してわけのわからないところにセロファンを押しつけ、変な菌が検出されたらクラスの
みなさんにも友達内、クラス内、学年内だけで通用する、たわいない流行りモノというものがかつてあったんじゃないでしょうか。 私の学校では、全員共通のジャージが日常の基本スタイル。二十五年前の田舎町の学校のジャージのデザインなんて、上下ネイビーでサイドに縦に二本白いラインが入った、ダサダサのものでしたが、全員が同じ格好で過ごしているのでダサいも何もなかったわけです。 小学四年生のある日、おしゃれに敏感なクラスのファッションリーダー的存在のA君がジャージの裾(ジーパンでいう赤耳部
あれは忘れもしない小四の五月。僕の誕生日会のためにクラスメイト七人が遊びに来たときのことです。 誕生日会に呼ばれたことはあったものの自分の誕生日会に人を呼ぶことは初めてで、その日は朝からウキウキが止まらず、はしゃいでおりました。しかしこのときはまったく気づいておりませんでした。僕が長男のため、母にとっても初めての我が子の誕生日会だったことを。 その日の放課後、みんなが家に来てくれて誕生日会が始まりました。みんなそれぞれビックリマンシールやキンケシ(キン肉マン消しゴム)など
私が三十代前半の頃の話です。 実家に帰省していたある日、私はふと立ち寄った靴屋で見かけたスニーカーに一目惚れをしました。カーテンを引いて暗くした部屋に独りこもり「誰にも渡さないよぉ、ワシの愛しいしと」と、スニーカーを賞でる自分の姿が容易に想像できるほどの、魔性を秘めたスニーカーとの出会いでした。 しかし、とても気に入って買ったはずのスニーカーですが、私は迂闊にも実家に置き忘れて帰ってきてしまいました。それに気がつくと、すぐさま実家に電話し、母にお願いして宅急便で送ってもら
僕が中学生の頃、期末試験中に起こった事件です。 夕飯のあと、僕は学生らしく自分の部屋で試験勉強を始めました。一時間ぐらいたった頃でしょうか。ひとつの教科の勉強が終わり、少し休憩しようと、はまっていた、大友克洋の『AKIRA』に手を伸ばしたとき、 「マンガ読むなら、果物食べる?」とどこからともなく、母親の声が聞こえてきたのです。 しかし、部屋のドアは閉まっています。まさか! と思い、窓の外を見てみますが、母親の姿はありません。母親の生き霊か何かの心霊現象なのでは!? と怖