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BJJ ワールドマスター2023 持ち物リスト&持っていけば良かった物

次回参加用の備忘録として、ラスベガスで行われたワールドマスター2023に持参した物と忘れたもの、持っていけば良かった物をまとめました。

事前準備に関する基本方針

ワールドマスターについて、自分のコンディションが万全であればデメトリアス・ジョンソン以外には勝てるだけの練習をしてきました。DJのギに関する情報は0だったのですが、まあ少なくとも今の俺よりは強いんだろうなと思ってました。

あくまでもマスター2・茶帯・フェザーのカテゴリーに限りますが、私が動画で調べて、実際に対戦して、戦わなかった選手の試合を観察した限りでは、全日本マスター&アジアのレベルはワールドマスターと同等だと思います。

そのうえで自分がDJ以外に負けるならば、それは試合特有の何らかのミスか、長時間フライトや海外滞在中の疲労に起因するものと考えました。よって精神的/肉体的疲労を減らし、体調を整えて試合に望むための便利グッズを色々持っていくことにしました。

最低限持っていく物

海外旅行&ワールドマスターに最低限持っていくものは、下記旅行サイトと金古先生のnoteを見て揃えればOKです。注意点として、これらリストをチェックしている際に持っていくかどうか迷った物は、とりあえず(初回は)持っていったほうが無難です。

便利グッズ

これら最低限の荷物を揃えられたら、そこへ下記便利グッズを追加していきましょう。全て今回私が試してみて、効果のあった物ばかりです。

紛失、忘れ物対策

Anker Eufy Security SmartTrack Card
Anker Eufy Security SmartTrack Link

トランクや財布、セキュリティポーチにトラッカーを仕込んでおけば、万が一紛失した場合にiPhoneから追跡できるので安心です。特に日本からラスベガスへ行く場合、トランジットでトランクがロストするのはよくあることらしいので、少なくともトランクにはトラッカーを仕込みましょう。これだけで心に余裕が生まれます。私はAnkerにしてますが、Apple純正のトラッカーもオススメです。

日焼け、熱中症対策

日焼け止め帽子、アームカバー、レッグカバー

ラスベガスは気温40度、湿度3%のほぼ砂漠でした。外を少し歩くだけでも日焼け対策は必須の環境です。日焼けは火傷で体力を奪われるため、試合前は可能な限り避けたほうが良いからです。
今回はビオレの日焼け止めクリームの他に、日焼け止めカバーや帽子を常に着用しました。見た目は不審ですが(特に帽子)、日焼け対策はこのセットで完璧です。

長時間フライト対策

日本からラスベガスまでの直行便はありません。ロサンゼルスやシアトル、サンフランシスコ、ホノルル等を経由する必要があり、どのルートでも概ね18時間±5時間(※)程度の長旅となります。この長旅での疲れを最小限とするためには、時差を考慮しつつベストのタイミングで機内で熟睡することと考え、飛行機内での快眠グッズを買い揃えました。
(※移動時間が24時間を超えるような旅程は避けたほうが無難だと思います。)

リポスミン

私的最強の快眠グッズ、リポスミンです。睡眠導入剤としての効き目は非常に弱い薬ですが、「リポスミンを飲んだらすぐに熟睡できる」というプラシーボ効果が機内という特殊環境でよく効きます。
また、そのプラシーボ効果をより高めるために、「自宅で完璧に熟睡できる状況を作り、あえてリポスミンを飲んで寝る日」を週1で設定し、その翌朝は「リポスミンを飲んだからよく寝れた」と思い込むようにしました。暗示のようなものです。
このリポスミンは試合前に昂ぶって寝られない人にもおすすめです。

リポスミンは医療用の睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)とは異なり、抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン塩酸塩)の副作用「眠気」を応用した製品です。「寝つきが悪い」「眠りが浅い」などの一時的な不眠症状を緩和することで、健康な生活に役立ちます。

https://www.kokando.co.jp/products_improved_hypnotics.html

要は目隠しです。普通のアイマスクと違い柔らかい布で包まれてるような構造で、目や頭への圧迫感がありません。遮光性はかなり良いです。国内遠征時の深夜バスなんかでも使えると思います。

耳栓のド定番、MOLDEXです。MOLDEXの中でもこのスパークプラグの評判が良く、実際に遮音性が抜群でした。柔らかくて付け心地も良いです。

このフライトシートとヨックションは組み合わせて使用します。

こんな感じ

フライトシートは腰と太ももを支える構造のエアークッションで、座面が大きくなったような座り心地になります。このフライトシートだけではおしりが痛くなり蒸れてしまうので、フライトシートの上にヨックションを重ねて使用します。レビューを読むと全く意味がなかった人もいるようで、購入した際は私も半信半疑でしたが、実際に使用したところ非常に快適に座れる&寝ることが出来ました。

ネックピローはとりあえずなんでも良いと思います。私はこういうポンプでふくらませるタイプを使ってます。ネックピロー有りと無しでは大違いなので必ず装着しましょう。

食料品

私はナチュラル体重が68kgのため、フェザー級であれば減量の必要がありません。なるべく外食をせず、試合前、試合後ともに普段通り日本食を食べたかったため、乾燥おにぎりとフリーズドライ味噌汁を持っていきました。乾燥おにぎりの味はまあまあ、非常食としては文句ありません。サトウのごはんとかでもいいと思います。この他にプルーンやデーツ、羊羹等を持っていきました。

忘れ物、持っていけばよかった物

下記の通り色々忘れましたが、体重計だけは本当に必須でした(笑)私は澤田先生にお借りする事が出来たので何とかなりましたが、絶対に忘れないようにしましょう。

・体重計
・髭剃り
・箸
・爪切り
・お茶(粉末)
・ポカリの粉
・ウィダー的なゼリー
・醤油
・さとうのご飯&レトルトカレー

まとめ

様々な便利グッズのおかげで、ラスベガス到着時や翌朝、試合当日の疲労感は一切無く、ほぼ100%のコンディションで試合に望むことが出来ました。結果は3回勝ってDJに負けて3位と、茶帯初ワーマスにしては良い結果を残せました。トーナメント次第では初戦でDJと当たって一回戦負けということもありえたので、運も良かったと思います。

この記事がワールドマスターや国内遠征を検討中の柔術家のお役に立てば幸いです。

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