老子と孔子

最近立て続けに老子の解説本を読んだ。その中でも面白かったのがこれ。

何で老子?というと少し疲れていてネコの写真と老子の言葉が書いている写真集があり手に取ってみたのがきっかけ。その本は老子の言葉とネコの写真だけの写真集だった。ただ、そこに出てくる老子の言葉が面白く、もう少し知りたくなっていた。

私は実はメンタル弱い系でたまに薬に頼ったりたりする。
薬に頼らない方法として有名なのは認知行動療法。これも昔、本を読んで実践してみた。が、メンタルが落ちてる状態では結構きつい。
で、カバーに惹かれて手に取って買った一冊である。(正確にはぽちっとして買った一冊。)

この中で書いていたのが、老子と孔子の違い。高校時代、世界史で名前はきいたけど、どんなものかはわからなかった。
この本の解説で書いていたのは、
孔子は自分を律して礼儀を重んじ前に進もうという考え方で、
老子はそんなこと言わず何かを判断せず、ゆっくり流れに任せていこうやという考え方。「ジャッジフリー」という事。
「上り坂の儒家、下り坂の老荘」
昔から中国ではそういわれていて使い分けられていたとの事。
というわけで、今、下り坂の私が読むと結構心地よかった。
暫くは老子の精神で行こうと思う。

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