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従業員満足度向上にはハインリッヒの法則(1:29:300)が活かせる

こんにちは!株式会社BaaS代表取締役の土井竜也です。
今回は1人の従業員の退職(事故)の裏には、29人の退職予備軍(軽微な事故)がいて、その背景には300人の不満を持った従業員がいます。
という話をしていきたいと思います。
※便宜上、事故と表現してますがすべての退職が悪い訳ではありません。
※そもそも300人も従業員がいないというツッコミは無しでお願いします。

ハインリッヒの法則とは

ハインリッヒの法則(ハインリッヒのほうそく、Heinrich's law)は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在するというもの。「ハインリッヒの災害トライアングル定理」または「傷害四角錐」とも呼ばれる。
Wikipediaより引用

1件の事故の裏には300件のヒヤリ・ハットが存在しますよ。という法則で、「1件だから良いや」と思わないでくださいね、ということをクレーム対応の現場等で伝える際に用いられるものです。

退職の真の理由を知ることは至難の業

退職者が出ることは、全てが悪いことではありませんし、仕方のない部分もあります。
ただ、多くの人事の方は原因を追究していない(しているつもり)のが現状では無いでしょうか。時間的制約もあり全てを把握するのが難しいという背景もあるかと思います。

会社の規模にもよりますが、ある程度の規模になってくると人事が直接退職交渉に入るケースが少なく真の退職理由が分からないと思います。
面識の無い従業員もいるでしょう。

心理的安全性も無いので、人事と面談があっても退職理由を本音で答える人は少数であると思います。
私(土井)自身も一度転職してますが、退職交渉で本音を言うのは無理でした。

退職者が1人出ると、300人が同様の不満を持っている

退職の真の理由が分からないので「仕方がない」とか「1人くらい大丈夫」と考えている経営者や人事の方もいるのではないでしょうか。

退職者が1人出るということは、300人が同様の不満を持っている状況です

放置しているとどうなるでしょうか。

退職者が継続的に出る→オープンワークやエンライトハウスにクチコミが記入される→採用が難しくなる→良い人が取れなくなる・採用コストが上がる→売上・利益が減少する→採用にお金をかけれなくなる→良い人が取れなくなる・更に採用コストが上がる→売上・利益が更に減少する→事業継続の危機

上記のような負のスパイラルになる可能性があります。
今までの会社経営では、また採用すれば良かったのですが今後は労働人口の減少と共に採用が難しくなります。
良いことばかり伝えて採用できたとしても、定着しない時代です。
従業員は多くの情報を収集できるので、容易に自社と他社の比較が可能です。

1人1人の退職者としっかりと向き合うことが大切

繰り返しになりますが退職者が出た時は、しっかりと向き合うことが大切だと思います。
当たりまえの事ですが、これができていない企業が意外に多いと感じます。

1人1人と向き合うことは、手間もコストもかかりますが、向き合わないとより手間やコストのかかることが今後発生してくると思います。
対応を後回しにすると採用・研修・オンボーディングで相当なコストがかかるので、早めに手を打ち後ろ向きな退職が発生しない組織を目指すと良いと思います!

全力で向き合いましょう!必ず良い方向に向かっていくと思います!

本日は以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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