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匿名の社内チャット「engagement」の開発背景

「すべての人が自分らしく働ける社会の実現」
株式会社BaaSのVISIONです。

現状の多くの企業はどうでしょうか。

・上司に忖度し本音を言えない。
・もっとこうしたら良いのにと言える場が無い
・ハラスメントが職場で発生している
etc...

自分らしく働けている人は少ないのが現状では無いでしょうか。
従業員のモチベーションが低下し、従業員が退職していく職場をたくさん見てきました。

それは大企業や中小企業関係なくです。

このような社会を変えたいと思い、匿名の社内チャットツールである「engagement」を開発しました。
開発の背景や私たちが考える重要なことを、今回は書いていきたいと思います!

今までの会社経営とこれからの会社経営


昭和~平成は労働人口の大きな減少が無かったため、従業員が退職しても新たな人を採用すれば経営はできました。
転職もまだまだネガティブなイメージがあり、平成初期~中期は情報収集も今ほど容易ではありませんでしたので、従業員が辞めても採用すれば良かった時代です。

しかし、現在はどうでしょうか。
転職が一般化しつつあり、情報収集も簡単にできるようになりました。
「待遇の悪い職場」「職場環境の悪い職場」で働く理由が無くなりました。

最近の若者はすぐ辞めるのには理由があるのです。
上記のような職場で働く理由は一つも無いからです。すぐに転職エージェントに登録し、OpenWork転職会議で他の企業と比較し、そちらの方が条件が良ければ転職していきます。

なぜ従業員満足度が向上しないのか


現在、多くの企業は従業員満足度向上や働きやすい環境作りに取り組み、働き方改革を推進しています。

・残業を減らそう
・有給を取りやすくしよう
・人事評価制度を見直そう
・新しいシステムを入れよう
etc...

施策を挙げだすとキリがないくらいです。
ただ、働き方改革が言われるようになり、本当に働きやすくなったでしょうか。働いている人は以前より、モチベーション高く働けているでしょうか。

多くの企業はそうなっていないと思います。

理由は単純で「画一的に対応する」からです。

本来、会社の課題はそれぞれ違うはずであるのに、政府が残業を減らせと言うから残業を減らす、有給休暇を取れと言うから有給取得を奨励する。(もちろん順法は必要)
本来、従業員満足度や働きがいを向上させるための「手段」であるはずの働き方改革が「目的」となってしまっているのが現状です。

本当にその手段で良いのでしょうか。
その手段を選んだ理由は何でしょうか。

この問いに答えることができる企業は少ないと思います。
なぜなら、従業員の本音が聞けていないからです。
残業減らせば、有給を取得すれば、従業員は納得するだろうと安易に考えているのではないでしょうか。
何となく打ち手を講じているのです。

このような画一的な対応では、絶対に従業員満足度や働きがいは向上しません。向上しても一過性のものとなるでしょう。

従業員が「いきいきと働く」ために必要なこと

どうすれば従業員が退職せずにモチベーション高く働き続けてくれるのか。

答えは一つです。

従業員の「本音」と向き合うことです。従業員の「本音」を聞き続けることです。
現状、多くの企業では聞いたつもりになっていると思います。

・タレントマネジメントシステム(HRテック)の導入
・上司との1on1
・内部通報制度
・人事部からのヒアリング
・実名のアンケート
・会社が発信する匿名のアンケート
・モニター調査
etc...

上記のような取り組みで、従業員は「本音」を語ってくれるでしょうか。
難しいと思います。
だから、多くの企業では従業員満足度が上がらず、従業員の生産性が下がってしまうのです。

本音を引き出すには従業員の心理的安全性の確保が絶対条件です。

なので、私たちは心理的安全性を即座に確立し従業員が本音を話しやすくするために、匿名の社内チャットツール「engagement」を開発しました。
「engagement」を導入して頂き、多くの企業が従業員の本音に向き合い、従業員満足度が向上し、一人でも多くの従業員が「いきいきと働ける社会」となることを願います。

最後にengagementの簡単な紹介動画を添付しておきますので、興味のある方は是非ご覧になってください!!


こちらも読んで頂けると嬉しいです!
それではまた!


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